小説むすび | 2020年4月16日発売

2020年4月16日発売

魔女たちは眠りを守る魔女たちは眠りを守る

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年4月16日 発売

この世界の夜と眠りを守るのは、まるで天使のような、魔女たちでしたー。 優しくて、愛しくて、涙が溢れて止まらない… ささやかな日常をぎゅっと抱きしめたくなる物語。 人気作家・村山早紀が贈る奇跡のファンタジー小説! ーーー 魔女はすべてを覚えている。 ひとの子がすべてを忘れても。どこか遠い空の彼方へ、魂が去って行こうとも。 そして地上で魔女たちは、懐かしい夢を見る。記憶を抱いて、生きてゆく。 その街は古い港町。 桜の花びらが舞う季節に、若い魔女の娘が帰ってきた。 赤毛の長い髪をなびかせ、かたわらに金色の瞳をした使い魔の黒猫を連れて。 名前は、七竈・マリー・七瀬。 目指すは、ひとの子たちが「魔女の家」と呼ぶ、銀髪の美しい魔女二コラのカフェバー。 懸命に生きて、死んでゆくひとの子と、長い時を生きる魔女たちの出会いと別れの物語。 ーーー 魔女たちの物語は、物語の形を借りた、わたし自身の想いであり、言葉でもあったのだろう、といまになって、気づいています。 何の力も持たず、歴史を変えられもしない、一本の糸に過ぎないわたしが、誰かのささやかな愛すべき日常に寄り添い祝福し、 不幸にして斃れたひとびとにさしのべたかった「腕」が、この物語だったのだろうと。 そう、わたしには魔法の力はなく、この物語もいつかは忘れ去られてゆくでしょう。 けれど、この物語にふれたどなたかが、ふと、これまで地上に生きてきた一本一本の糸に思いを馳せてくださるなら、 わたしの言葉はそのとき、魔法になるのだと思います。 村山早紀(「あとがき」より抜粋) 第1話 遠い約束 第2話 天使の微笑み 第3話 雨のおとぎ話 第4話 月の裏側 第5話 サンライズ・サンセット 第6話 ある人形の物語  エピローグ 貝の十字架

自分にかけたい言葉 〜ありがとう〜自分にかけたい言葉 〜ありがとう〜

韓国で30万部のベストセラー! 『自分にかけたい言葉 〜ありがとう〜』  2016年年間ベストセラーの一冊に選定された話題の詩&エッセイ翻訳出版 不安に押しつぶされそうなとき、 心が折れそうなとき、 人生を頑張りすぎている方に贈る 世界一温かい気持ちになれる詩とエッセイ K-POPアイドルも大絶賛!! FTISLANDのイ・ホンギさん SEVENTEENのユン・ジョンハンさん GOT7 (ガッセ)のパク・ジニョンさん WINNERのソン・ミンホさん APINKのイ・ボミさん 『愛の不時着』でイ・ダヘを熱演した女優のソ・ジヘさん 『ヘチ』で重要な役、パク・ムンスに扮したクォン・ユルさん 数多くのアイドルや芸能人が”人生の本”に選んだ!! 「とても癒される本」 「本当に良い本に出会った」 「自分の幸せを願ってくれている」 「ポジティブになれそう」 「自分を見つけ直すきっかけに」 「頑張っている自分に思わず涙」 忘れかけている、あるいは奥底に眠っている熱い感情が伝わる! 01 いまさらだけど ありがとう 〜今までうんとがんばってくれた自分へ〜    今日という贈り物/小さな存在の偉大さ/少年少女の感性/日常のトキメキ/ 贅沢な悩み/怠けるのもイイ/“ゆるさ”の美学/いくら考えても不思議/ 心の中の郵便箱/雪の華を待ちわびる  02 泣いてもいいんだよ 〜見ないふりしてきてはぐらかしてきた自分の心へ〜           自分に言えなかった言葉/寂しがり屋の僕たち/夜の贈り物/泣きたい日には/ 心の空模様/とりとめもなく憂鬱 /つらい 大丈夫なんかじゃない/言葉の影/ つらかったよね  僕自身が知ってる/大丈夫?       03 愛に泣いた日もあったけど 〜それでも愛する〜           素敵な恋がしたい/綿菓子みたいな君/別れの原因/愛の痕跡/何度でも恋しよう/ いい人/初雪の降る日……ではなく/君という存在/記憶の欠片(カケラ)/雨を含んだ大地のように  04 ひとりじゃないから 〜誰かに心を開くのが難しい時代に〜    一緒にいて楽な君に会いたい/心配する理由(わけ)/“いつも”という一言/ 透き通った湖/大切な出会い/断る勇気/異なるジャンルの「本」/ 元気にしてる?/配慮に関する考察/友へ    05 少しくらい遅れても平気だよ 〜周りの歩調と合わなくて泣いてしまいたい日に〜        どうせいつかは/飲みに行かないか/なんてこともない/輝く星/空っぽにする練習/ 誰でも路に迷うもの/今日という可能性/生きがい/もし生まれ変われたら   06 応援してるよ 〜どんな人生が広がっているか怯えている自分へ 自分へのエール/そうなれたらいいね/旅行の定義/充分すぎるくらい/夢 再び/ 心配はもうやめよう/勇気の扉/信じること/特別な食材/幸運を祈る

赤ちゃんをわが子として育てる方を求む赤ちゃんをわが子として育てる方を求む

出版社

小学館

発売日

2020年4月16日 発売

子をはぐくむのは血ではなく愛のつながり 1926年石巻で生まれた菊田昇は、母が経営する遊郭で幼少期を送り、遊女の悲哀を目の当たりにする。その後、東北大学医学部に進学。卒業後は、産婦人科医となり、望まぬ妊娠をした女性が子供を堕ろすことなく、子供を欲する夫婦の実子となるよう非合法な縁組みを始める。法を犯してでも小さな命を守ることを優先、多くの赤ちゃんの命を救うこととなる。ところが、その事実が新聞にスクープされ、世間を揺るがす事件に発展。 日本医師会からの処分、国会招致、家宅捜索など、幾多の試練にさらされ、それでも命を守るという信念を曲げることなく、国を相手に闘い続けた昇は、悲願の「特別養子縁組」制度を勝ち取った。 ノンフィクションの旗手・石井光太氏が取材を重ね、「赤ちゃんあっせん事件」の裏にある真実を描いた小説。 【編集担当からのおすすめ情報】 一人の人間の勇気と信念で、法律を変えることができるということを教えてくれた物語。自分の人生を犠牲にしてまで、赤ちゃんの命を守りたいという思いに、何度も、涙がこみ上げる。「特別養子縁組」という言葉が世に浸透して久しい中、改めてこの法律が制定された奇跡と尊さを感じる。多くの人に手に取っていただきたい1冊です。

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