2020年4月17日発売
神と戦い、神に見捨てられた人々を救い出した最強の大魔王ルシル。戦いから千年後、ただの人に転生した彼は世界を楽しみ尽くすため、旅に出るのだがー「一度魔術を使うだけで魔力が倍増した、これが人の成長か」そう、ルシルは知らない。眷属が用意した肉体には数万人の技・経験・知識が刻まれ、前世よりも遥かに強くなる可能性が秘められていることを。千年間、そして今も、魔王を敬い愛してやまない眷属たちがただひたすら彼のために暗躍していることを。潰れかけの酒場“きつね亭”を建て直すために、看板娘のキーアとダンジョン探索、お店経営を共に始めるところから世界は動き出すー。転生魔王による、冒険を、料理を、恋愛を、異世界の全てを“楽しみ尽くす”最強冒険者ライフが始まる!
必要なのは、1%のひらめきと99%の食欲だ!?美味珍味の連打に唾液腺崩壊!無限の食欲に抱腹絶倒!!笑って泣ける“飯テロ”小説。昭和三〇年代の福島。日本酒の蔵元に生まれ育った少年の頭の中は、寝ても覚めても食べ物のことばかり。「美味しくて、便利で、みんなが幸せになる食べ物を作りたい」…かくて少年は、大学卒業後、東京で発明家を目指す。日本が誇る発酵学を駆使しながら、尽きせぬ食欲を糧に新たな美味を追い求める「食いしん坊発明家」の栄光と失敗の日々。
幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した“平成最悪の凶悪犯”仙街不比等。彼の担当検事になった天生は、刑法第39条によって仙街に無罪判決が下ることを恐れ、検事調べで仙街の殺意が立証できないかと苦慮する。しかし、取り調べ中に突如意識を失ってしまい、目を覚ましたとき、目の前には仙街の銃殺死体があった。指紋や硝煙反応が検出され、身に覚えのない殺害容疑で逮捕されてしまう天生。そんな彼を救うため、あの男が帰還するー!!