小説むすび | 2020年7月28日発売

2020年7月28日発売

小さな天使を隠した罰小さな天使を隠した罰

憧れの人との忘れえぬ五夜。 授かったのは、幸せの証のはずなのに……。 初めて会った日からずっと、天才外科医マックスに憧れてきたエヴィ。 彼が1年間の海外任務に赴く直前に想いが通じ、結ばれた。 マックスの出発後、妊娠したことがわかると同時に持病が悪化し、 エヴィは闘病をつづけながら命がけで女の子を産んだ。 だが体調が急激に悪くなり、とうとう手術を受けることに。 そんなときマックスが帰ってきたが、娘の存在を告げられずにいた。 彼の両親に、息子の仕事に差し障ると、口止めされているから……。 けれども、手術の前に弱気になったエヴィは彼の励ましに胸を打たれ、 ついに娘のことを打ち明けたーーすると、マックスは豹変し、 エヴィをなじった。「きみはわざと妊娠し、ぼくを罠にかけたのか?」 やむなき事情で妊娠や出産のことをヒーローに告げられないヒロインを描く、“シークレットベビー”物語。本作はそんな切ないテーマをもとに、英国人作家C・ホークスが書き上げた感動ロマンスです。邦題はハーレクイン公式ツイッターの一般投票で選ばれました!

伯爵の不都合な花嫁伯爵の不都合な花嫁

伯爵家を継ぐ貴公子にとって、 私は不都合な花嫁でしかないのに……。 テンパーは恋多き母のせいで、上流階級の口さがない人々から、 どうせ娘も同類だろうと、いわれなき噂を立てられていた。 男性に対してトラウマのある彼女は、母とは違うのに。 ある日、テンパーは父に強いられて社交界デビューが決まり、 兄の親友で伯爵家子息のギフが護衛を務めることになった。 手が触れただけで甘い衝撃の走る彼が、そばにいるなんて……。 戸惑うテンパーだったが、舞踏会が開かれた屋敷の寝室で、 期せずしてギフと二人きりでいるところを他人に目撃され、大騒動に。 テンパーの評判を守るため、ギフはやむなく彼女に求婚した。 夫婦の契りを結ばない、白い結婚ならとテンパーは答えるがーー 妻にするなら成熟した上品で穏やかな淑女でなければならないと考えていた貴公子ギフ。それが蓋を開けてみれば、じゃじゃ馬のテンパーを娶ることに。しかも、彼女は夫となるギフに、ベッドをともにしない代わりに、よそで自由に遊んでいいと言うのでした……。

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