2020年9月3日発売
池袋のアパートでシングルマザーの死体が発見された。真っ先に現場に駆けつけた神崎と黒木は、残された幼い娘を前に犯人検挙を誓う。ところが翌日、2人は突然、捜査本部から外されてしまいー。「池袋の治安を守るのは俺たちの仕事だ。困っている人がいたら見過ごすわけにはいかないだろ」。ドラマ原作、シリーズ最新作。
女性初の潜水士として注目を集める、横浜海上保安部所属・忍海愛。兄は特殊救難隊、父もベテラン海保潜水士で血筋は折り紙付き。しかし、愛は現場には気を使わせるお荷物だ。覚悟して海に対峙する愛を待ち受けていたのは、とんでもない事件だった。
ドイツの富豪の跡継ぎがアルザスの森で惨殺された。捜査にあたるのは、ピエール・ニエマンス警視。前回の事件で心身ともに傷を負った彼は、ひさびさに現場に復帰したばかり。元教え子できわめて個性的なイヴァーナ・ボグダノヴィッチ警部補を新たな相棒に、ドイツに飛び捜査を進める。貴族としてシュヴァルツヴァルトに君臨する富豪一族にまとわりつく血の匂いは何なのか?フランスの鬼才が不穏な気配ただようドイツの森を舞台に、巧みに描いたサスペンス。映画化された『クリムゾン・リバー』待望の続篇登場!
1990年、トルコ。イスタンブルの路地裏のゴミ容器のなかで、一人の娼婦が息絶えようとしていた。テキーラ・レイラ。しかし、心臓の動きが止まった後も、意識は続いていたー10分38秒のあいだ。1947年、息子を欲しがっていた家庭に生まれ落ちた日。厳格な父のもとで育った幼少期。家出の末にたどり着いた娼館での日々。そして、居場所のない街でみつけた、“はみ出し者たち”との瞬間。時間の感覚が薄れていくなか、これまでの痛み、苦しみ、そして喜びが、溢れだす。トルコでいま最も読まれる女性作家が描く、ひとつの生命の“旅立ち”の物語。
タピオカ抗争、ラブホ強盗、バースデイコール詐欺、児童虐待マニアー世の中嫌になることばかりだけどマコトたちがいれば大丈夫だ。I/W/G/P第16弾!