小説むすび | 2021年3月5日発売

2021年3月5日発売

不遇職【人形遣い】の成り上がり 美少女人形と最強まで最高速で上りつめる(1)不遇職【人形遣い】の成り上がり 美少女人形と最強まで最高速で上りつめる(1)

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KADOKAWA

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2021年3月5日 発売

十歳になると女神の信託により職業を与えられる世界。使役する人形を囮にして、魔物の気を引くことしかできない【人形遣い】は不遇職であった。そんな【人形遣い】になってしまったアイクは、決して人形を囮のように使うことはなく、常に大切な仲間としてともに戦い続けた。そして、そんな心優しきアイクに、ある日奇跡が起きる。人形に心が宿り意思を持つようになったのだ。さらに意思を持った人形は、これまでとは比べものにならない力を持っていた。強力な力を手に入れたアイクと、アイクを健気に、そして熱く慕う美少女人形たちは、次々と強敵を打ち倒していく中で、絆を深めていく。そして「信頼」という絆は、いつしか「恋」へ……。人形遣いの青年と、青年に仕える従順な美少女人形たちが協力しながら成長していく、恋心と絆の爽快冒険譚! プロローグ 心を得る者/第一章 迷宮脱出/第二章 駆け上がる者たち/第三章 最後のピース/第四章 合同依頼とハプニング/人形遣い(フィギュア・マスター)の英雄/エピローグ

語りなおしシェイクスピア 2 リア王 ダンバー メディア王の悲劇語りなおしシェイクスピア 2 リア王 ダンバー メディア王の悲劇

世界のベストセラー作家が、シェイクスピアの名作を語りなおすシリーズ第二弾。 あの「リア王」が、現代のメディア王に。 巨大な企業王国をめぐる三人の娘の忠誠と裏切り。 テレビ局や新聞社を傘下に収めるメディア王ダンバーは、会社の乗っとりを狙う娘たちによって療養所に入れられるも、脱走。末娘だけが父の身を案じて捜索にのりだすが…。父親から虐待を受け、クスリと酒におぼれた自らの体験を基にイギリス上流階級の腐敗を描き続ける作家が、強烈で横暴な父親「リア王」を語りなおす。解説・河合祥一郎。 【著者略歴】 エドワード・セント・オービン 1960年生まれ。イギリスの作家。男爵家の末裔として生まれ、イギリスとフランスで育ち、名門ウエストミンスター・スクールを経てオックスフォード大学で文学を学ぶ。幼い時に父親から性的虐待を受け、のちにアルコール依存症、ヘロイン中毒に苦しんだ半生をつづった「パトリック・メルローズ」シリーズ(全5作)が高く評価され、なかでも『マザーズ・ミルク』はフェミナ賞外国賞を受賞、ブッカー賞の最終候補作に。シリーズはベネディクト・カンバーバッチ主演・製作総指揮でテレビドラマ化された。 小川高義(おがわ・たかよし) 1956年生まれ。翻訳家。東京工業大学名誉教授。東京大学大学院修士課程修了、訳書『オリーヴ・キタリッジの生活』『オリーヴ・キタリッジ、ふたたび』(エリザベス・ストラウト 早川書房刊)、『停電の夜に』『低地』(ジュンパ・ラヒリ 新潮社刊)、『ねじの回転』(ヘンリー・ジェイムズ 新潮文庫)、『老人と海』(アーネスト・ヘミングウェイ 光文社古典新訳文庫)『アッシャー家の崩壊/黄金虫』(エドガー・アラン・ポー 光文社古典新訳文庫)他多数。 【原書タイトル】 Dunbar

恋に焦がれたブルー恋に焦がれたブルー

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集英社

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2021年3月5日 発売

あなたといると身体が焦がれて痛くなる。 あなたがいないと心が涙で痛くなる。 ロングヒット『桜のような僕の恋人』の著者最新刊! 切なく胸を焦がす、かけがえのない恋の物語。 靴職人を目指す高校生の歩橙(あゆと)は、同じ学年の青緒(あお)に恋心を寄せている。彼女はいつもボロボロのローファーを履き、友達も作らず、ひとりぼっちで笑顔を見せたことすらない。 歩橙はそんな青緒に手作りの靴をプレゼントしようと思い立つ。 「僕が作ります。あなたが胸を張って笑顔で歩きたくなる靴を」 不器用に、真っ直ぐに、恋する気持ちを靴に込めようとする歩橙。そのひたむきな想いに触れて、青緒も次第に彼に惹かれてゆく。 しかし二人を試練が襲う。彼を愛おしいと思う気持ちが、青緒の身体に耐えがたい痛みを与える不思議な病を発症してしまったのだ。歩橙の言葉が、愛情が、してあげることのすべてが、青緒の身体を焦がすように傷つけてゆく……。 「わたしはただ、好きな人を素直に好きって思いたいだけなのに。 ただありふれた普通の恋がしたいだけなのに……」 【著者プロフィール】 宇山佳佑(うやま・けいすけ) 1983年生まれ。神奈川県出身。脚本家、作家。 ドラマ『スイッチガール!!』『主に泣いてます』、ドラマ・映画『信長協奏曲』などの脚本を執筆。 著書に『桜のような僕の恋人』『今夜、ロマンス劇場で』『この恋は世界でいちばん美しい雨』などがある。

小さな神たちの祭り小さな神たちの祭り

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潮出版社

発売日

2021年3月5日 発売

宮城県南部の町、亘理(わたり)。イチゴ栽培が盛んな地域だ。谷川晃(たにがわ・あきら)はイチゴ農家の長男。しかし、家を継ぐ気はなく東京の大学に合格、晃は2011年3月11日、アパート探しなどのために上京していた。一緒に東京に行きたいとせがんだ弟を置いて──。その弟、両親、祖父母、そして飼い犬。晃を除く家族全員があの大震災での津波に呑まれてしまった……。 あの日から9年経った今でも、まだ家族の誰一人も見つかっていない。 大学を卒業後、一旦東京で就職するも挫折し、仙台で肉体労働をする晃には、東京や仙台の人々は、もう震災の事を忘れてしまっているように感じられる。仙台で知り合った恋人の岡本美結 (おかもと・みゆ)も同じ。しかし、美結の明るさに救われているのも事実だった。つき合って2年、二人とも結婚を意識する頃だったが、晃は家族のことを考えると、どうしても、 自分だけが幸せにはなれないと、結婚に踏み出せないでいた。 そんな時、二人の前に一台のタクシーが現れる──。 ドラマ作品では描き切れなかった物語の一つ一つエピソードの詳細が、作者自らの手で鮮やか紡ぎ出されていく──。 ドラマを観た人もこれからの人も、物語の世界観を充分に堪能できること必至!

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