2022年1月15日発売
新たな領民、鷹人のサーヒィとの出会いや、岩塩鉱床の調査、関所の設営など、冬の間も忙しい時を過ごしたディアス達。そんなイルク村に、雪解けとともに春がやってくるーディアスが草原にやってきてから一年が経ち、一周年を迎えたイルク村。無事に冬を越え、春を迎えたことを祝う宴が盛大に行われ…。領での仕事が一段落したディアス達は、エルダンへの挨拶も兼ねて、隣領のマーハティ領へ旅行に行くことに。初めての家族旅行にセナイとアイハンは大喜び。少しでも早く旅行に行けるよう、二人は率先して仕事の手伝いをするのだった。皆で馬車に乗り込み、ゆったりと旅を楽しむディアス達一行。マーハティ領に入ると、大きな隊商宿に案内される。その建物の立派さに圧倒され、感心していると、エルダンの母、ネハが突然来訪し…。異国の香り漂う街で、楽しい家族旅行が、今始まる!!
サヤ、アムネシア、アヴィリア、フラン、シーラ、ヴィクトリカなど、「魔女旅」シリーズを彩ってきた人気キャラクターが大集合。 おかしくて楽しいエピソードをお届けする、シリーズファン必見の内容です。ご期待ください。
ここは小さな島国「祈りのクルルネルヴィア」。魔法が封じられた代わりに、人の祈りを叶える道具「祈物」が生まれる謎な都市です。「…ボクにしかできないことをやって生きたいです」ボクことマクミリアは不思議な女性リリエールさんに助けられ、危険な祈物を扱う専門店「古物屋」で助手としてせっせと働くことになりました。運命を変える香水、喋る花瓶、謎の生物を収めた鞄、視界に映るものを操る道具などなど。祈物が起こす怪事件に、ボクとリリエールさんの名コンビ+灰の魔女が挑みます!!「急にどうしたんですかリリエールさん。お仕事は?」「ああ、仕事ね…今日休みでもいい…?」『魔女の旅々』シリーズの公式スピンオフ、再始動です。
かつてその世界で魔法と最強を極め、“賢者”とまで称されながらも『魔法戦闘に最適な紋章』を求めて未来へと転生したマティアス。幸運にも最強の紋章を手に入れられたが、転生先の未来では魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、優れた魔法理論さえ退化させられていた。そこに魔族の陰謀を感じ取ったマティアスは、幾多の魔族の挑発を排し、古代文明時代の王グレヴィルを学園の教師に据えて無詠唱魔法復活の礎にすると、ガイアスを蘇生させて世界の脅威“壊星”を宇宙に還し、『破壊の魔族』ザドキルギアスをも退ける。今回、自らを地下迷宮に封印した「半魔族」の男レイタスの枷を解き、新たに学園の教師としたマティアスは、レイタスの身体から抽出した「理外結晶」を最強の武器にすべく、必要な鉱石を手に入れるため、エーテル・ドラゴンの待ち受けるマリナイト海域へと船を走らせるがー!?
私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。高名なシェフィンコ公爵家の一人娘にしてー自他ともに認める嫌われ者である。あれは五歳の、初めて公のパーティーに参加した時のこと。私はそのパーティーで貴族社会から拒絶された。理由は、未来の王太子妃に「悪役令嬢」と断罪され、一方的に忌避されてしまったから。以来、孤立し続けてきた私だが、貴族の子息令嬢が通う学園に入学することに。そこで私は、謎多い男子留学生と王太子妃の寵愛を受ける「運命」の少女と出会うー「嫌われ者だろうとも、公爵令嬢ですもの。その名に恥じない振る舞いをしたいだけですわ」これは理不尽な悪意と謂われない悪評に晒されながらも、気高く生きる令嬢の成長物語。