小説むすび | 2022年3月発売

2022年3月発売

人でなしの櫻人でなしの櫻

出版社

講談社

発売日

2022年3月30日 発売

圧巻。ついに。 ラストの情景はぴたりと見事に着地が決まって、これしかないという美しさだ。ひとは、こういうカタルシスを覚えたくて、物語を読むのだろう。 村山由佳 父が壊した女。それでも俺はあの女が描きたい。 『銀花の蔵』『雪の鉄樹』『オブリヴィオン』の著者が放つ、 人間の業の極限に挑んだ、衝撃の問題作 しがない日本画家の竹井清秀は、妻子を同時に喪ってから生きた人間を描けず、「死体画家」と揶揄されていた。ある晩、急な電話に駆けつけると、長らく絶縁したままの天才料理人の父、康則の遺体があり、全裸で震える少女、蓮子がいた。十一年にわたり父が密かに匿っていたのだ。激しい嫌悪を覚える一方で、どうしようもなく蓮子に惹かれていく。 熱い感動の声、続々! ●遠田作品の中でいちばんすごかった。激しくて魂を抜かれた(うさぎや矢板店 山田恵理子さん)●こんなにも震えた作品はない(くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん)●結末に怯えながら一気に読んでしまった」(あおい書店富士店 望月美保子さん)●遠田潤子さんの真骨頂がここに(あおい書店富士店 鈴木裕里さん)●吸い込まれるような絵が見えるよう(未来屋書店大日 石坂華月さん)●深い愛の世界にためいきがでた(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)●一瞬も目が離せなかった(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)●どうしようもなく惹かれてしまった(本の森セルバBRANCH岡山店 横田かおりさん)●圧倒的な文章力で愛と憎悪を平等に描いた一冊(喜久屋書店櫃原店 井上七海さん)●ものすごい熱い物語(コメリ書房鈴鹿店 森田洋子さん)●つらい。母として女性としてつらすぎる(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)●麻薬のような一冊(TUSTAYA西宝店 今村友美さん)●人の心の不思議を思う(正文館書店長久手フレンドタウン店 各務雅美さん)

ムショぼけ2〜陣内宗介まだボケてます〜ムショぼけ2〜陣内宗介まだボケてます〜

出版社

サイゾー

発売日

2022年3月30日 発売

14年間の獄中生活を経て出所した元ヤクザ・陣内宗介は、社会や文化、そして友人や家族の変化に惑わされる、まさに『ムショぼけ』状態だったーー。 しかし、宗介は持ち前の侠気と愛される人柄で奮闘。怒りと笑いと涙が飛び交う日々の中、家族も仲間も、そして宗介自身も、どんな時代でも変わらぬ「大事なもの」と向き合いつつ、成長していくのだった。 名優・北村有起哉さんの初主演ドラマとしても高い評価を得た『ムショぼけ』(2021年10月〜12月/ACBほかで放送)。 現在、NetflixやU-NEXTなどの配信での再生も好調で、SNS上にも多くのコメントが寄せられている。 本書は、そんなドラマ『ムショぼけ』の「その後」を、原作者・沖田臥竜が描き下ろした快作である。 ●ヒロイン・リサとの出会いの裏にあったエピソード ●息子・カイト、娘・ナツキとのあらたなる関係 ●ジョニー、ナリキン社長…個性的なキャラ続々登場 ! ●HIRO、平松、さとし…おなじみの仲間はどうしてる? ●名脇役・夜勤部長との別れ ●宗介はやっぱり、まだボケているのか? 『ムショぼけ』誕生までの裏側を綴ったエッセイの数々も収録 主人公と同じく、長期の社会不在をしいられていた筆者が、夢だった小説家デビューを果たし、自作のドラマ化を掴むまでのリアルな道程は、夢を忘れた現代人の胸に突き刺さるはず。そこには、ドラマとは異なる、もうひとつの『ムショぼけ』が繰り広げられていたのだ。

悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。II悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。II

出版社

KADOKAWA

発売日

2022年3月31日 発売

陰謀に巻き込まれる貴婦人!? 悪逆を尽くした公爵夫人エレインは、我が子に殺された瞬間、30年前に時間が戻っていた。 20代の貴婦人となったエレインは、過去を悔い改め、人生を再スタートさせる。 魔術学院の院長に功績を見込まれ、特殊魔力を指導する教師となったエレイン。 だが、特殊魔力はあまり認識されてない魔力ゆえに、障害にぶつかることも多々。 教師、研究者、母として忙しい毎日を送るなか、院長から更なる依頼が舞い込んだ。 ーー聖国の次期聖女の能力を調べてきてほしい。 才能ある教え子を連れ短期留学を装い、聖国に降り立ったエレインの前には更なる苦難が続々と!? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■期間限定特典:『悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。』書き下ろし短編小説 ※キャンペーンに使用するパスワードは本編後にあるキャンペーンページに収録されております ※閲覧期限は2022年8月31日23:59まで ※ご使用端末によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺を追放させた王女が売られたので奴隷として買ってみた。俺を追放させた王女が売られたので奴隷として買ってみた。

傭兵シュタールは、かつては救国の英雄として名を馳せたこともある。しかし、貴族にそそのかされた姫君の気まぐれで、守ったはずの王国からは追放されていた。月日が流れ、その王国もすでに無い。英雄を失った国は、あっさりと滅ぼされていた。シュタールもまた過去は忘れ、傭兵としての新しい人生を歩んでいたが、偶然にも、あの姫君サプフィールが奴隷として売られている姿を目にするのだった。恨みこそすでにないが、なぜか気になり、大金をはたいて自分の奴隷とすることにしたシュタールは、彼女を自分好みへと調教することに決める。わがままな性格はそのままだったが、服従のアイテムの力で、逆らうことはできない。その抵抗すら楽しみながら、美しいお姫様のすべてを奪い、荒んだ心を癒やしていくのだった。傭兵として育てた弟子のジャーデや、村娘のトゥルマリナも共に暮らすことになり、いつのまにか充実していく日々の中で、シュタールは戦士としての誇りを取り戻していくことになり…。

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