2022年6月2日発売
幼い頃に魔王に拾われたが、魔王軍四天王によるパワハラ教育に耐えかね、魔王城を脱走して冒険者となったブラッド。強大な力を持つ古代竜を倒すなど、ブラッドはその実力を認められ、Sランク冒険者として認定された。そして彼は、王都で行われる『王国一武闘大会』に、ノワール代表として、仲間のアリエル、エドラと三人で参加することになる。騎士団代表のユリアーナをはじめ、手強いライバルが待ち受けているようだ。そんな中、ブラッドを連れ戻しに出た四天王のひとりクレアが、いよいよ、彼のもとに迫り…!?
七つのダンジョンを攻略すれば、どんな願いでもひとつだけ叶う不思議な島エルディアス。“万年レベル1”を脱し、遂にレベルアップを果たした荷物持ちの少年・リオは砂漠地帯に位置する七大迷宮のひとつアヌビスを目指していた。その道行きで冒険者仲間であるリザードマンのグラートとワーウルフの少女・グレーテと出会い、ともにダンジョンに挑むことに。さらに死亡したはずの母・リーヴァが風の魔剣を携えて現れて…!その手に持つは、「新たな力」と「新たな仲間」-“絶対死なない”究極スキルを持った少年は、さらに高く飛翔するー!コミカライズ連載中の異世界ファンタジー、待望の第2弾!
冒険者のロアは『無能』と蔑まれた底辺冒険者。しかし、ある日、所持スキルである“アイテム作成”が“魔法創造”に進化。ふたつのスキルの相乗効果でロアは冒険者として急成長を遂げた。防御役の少女・ソニアとともに順調にダンジョン攻略を進めていたロアであったが、ギルドにて顔見知りの行商人・マーシャと悪徳冒険者たちとのトラブルを解決する。しかし、その手腕に目をつけた女騎士・メリルから騎士へと勧誘され、ひょんなことから模擬戦をすることにー!「新たな出会い」と「新たな戦い」が待ち受ける第2巻!
代々剣聖のクラスを有するウドヴァン伯爵家に生まれたエルマは、“加護の儀”で典型的なハズレクラスである重騎士を発現し、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。偏ったステータスに低すぎる攻撃性能から使えないと思われている重騎士だが、エルマは知っていた。この世界は前世で遊び尽くしたゲームの世界でありー重騎士こそが、最強のクラスであることを。伯爵家を追放され一人の冒険者となったエルマは、重騎士の性能をフルに活かすため知識を駆使し効率的なレベル上げとスキル獲得で成り上がる!
光溢れる世界の夢を見る。家族。学校。友達。電車。バス。映画。本。『私』は光の世界で成長し…最後に白い部屋の中で、闇に包まれていた。夢から覚めると、魔界と呼ばれる世界で小さな一体の悪魔になっていた。「-帰りたいー」『私』の心に広がるのは、夢で見た光の世界への憧れ。そしてある日、目の前に現れた『召喚門』に飛び込む。再び『私』が目を覚ますと、人間の赤ん坊として生まれていた。そこは『聖王国』。「帰りたい」と願った世界とは異なる人間の世界。悪魔でありながら、赤ん坊の力しかない『私』は恐怖する。自分が悪魔だということは隠し通さなければー…。
「処刑は明日の正午だ。ここで、これまでの人生を悔いるといい」突然処刑を言い渡された私は気がついた。自分がドハマリしていた乙女ゲーム『ゲーテンベルグの白百合と黒薔薇』の悪役令嬢フェルリナになっていることに!そして処刑を宣告したのは最推しキャラのアルフリートだということに!さらに思い出す。自分が全スチルを回収できていないことに…!「私を裏庭に連れてって!!今なら告白スチルを生で回収できるから!!お願い!!どうせ死ぬならスチルを生で拝ませてよぉぉ!!」「裏庭にだけなら連れて行ってやる!わかったから少し黙れ!!」イベントスチルの回収に執念を燃やすフェルリナの熱意は、処刑回避に繋がるのか!?もう遅くない、まだ間に合う!?爆走ヒロインによるタイムアタックラブコメディ、スタート!
冒険者としてお金を稼がなくてはいけない少年、アンリ。しかし、“回避”というハズレスキルしか持っておらず、貧弱すぎるステータスのため蔑まれていたアンリは、ついにパーティーを首になってしまう。絶望の中、それでも稼ぐためソロでダンジョンに挑戦するが、モンスターに襲われる中で、ある条件のもとで発生する回避スキルに隠された秘密ー壁をすり抜けることができるということに気がつく。“回避”スキルを使い一度しか獲得できない初回報酬を何度も手に入れ、アンリの成り上がりが始まるー!
独裁政権下のルーマニアのある町。毎回10時きっかりの少佐の呼び出しに向かう路面電車の中で「私」の意識に過去の出来事が浮かび上がる。路面電車内で起こる出来事に過去と現在のエピソードが絡み合いながら、物語は進行する。「今日」の自分に出会いたくなかった「私」は新たな『ユリシーズ』を紡ぐ。歴史に翻弄される辺境のマイノリティを描き出す。
やり込んでいた乙女ゲーム『100人の彼と100の恋☆乱舞』のヒロイン・スフィアに転生した涼花は喜んだ!「この世界には最推しのアルティナ様がいるじゃないか!!」と、しかしスフィアは100人のイケメンたちに言い寄られる設定で、惚れやすいアルティナと必ず恋敵になってしまう。そして、最後には悪役令嬢となった彼女を「ざまぁ」しなければいけなかった。愛する人をこの手で不幸にするなんてできません!!そうなるくらいなら、恋の花が開く前に芽を刈り取らせていただきます!