小説むすび | 2023年1月25日発売

2023年1月25日発売

チョコレート聖女は第二王子に甘く庇護&溺愛される 異世界トリップしたら作ったアレが万能薬でしたチョコレート聖女は第二王子に甘く庇護&溺愛される 異世界トリップしたら作ったアレが万能薬でした

チョコレートホリックな新人OL藍華は、年に一度のチョコレートの祭典に向かう途中、突風にあおられ異世界に飛ばされてしまう。 運よく第二王子で騎士団長のクレイドに保護してもらったものの、この世界には愛するチョコレートがないと知り、悲しみに暮れる。 しかし、クレイドに連れて行ってもらった市場で偶然カカオ豆を発見した藍華は決意する。 「チョコレートがないなら作ればいい! チョコレートを流通させショコラティエを育て、いつかこの異世界でもチョコレートの祭典を開催してみせる!」 生きる目的を見つけ騎士団や商店を巻き込みチョコ作りに挑戦する藍華だったが、彼女が作ったチョコレートには実は万能薬の効能があり、ひそかに呪いに蝕まれていたクレイドを救ってしまう。 その上恋愛経験ゼロなのに、クレイドと良い雰囲気になってしまって!? カクヨムコン7特別賞受賞作! 異世界聖女の甘いチョコラブ・スローライフファンタジー

数学の女王数学の女王

出版社

講談社

発売日

2023年1月25日 発売

「私には、研究が全てだった」 人生を奪われた天才は、あらゆるものを憎み、最も残酷な復讐を企てた。 第67回江戸川乱歩賞受賞作『北緯43度のコールドケース』のシリーズ2作目! ************* 強くてかっこいいのに等身大、警察小説の新ヒロインふたたび。 博士号を持つ異色のノンキャリ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となる。 とある出来事で監察官室に目をつけられている沢村は、これは報復人事ではないかと疑う。 そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。 これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、ただし警務部付ーー果たしてこの人事の意味とは。 一方、爆破事件はいつまで経っても進展がない。まさか北海道でテロ事件が起こったのか。 公安との駆け引きの中で進めていく捜査、しかも沢村は突然班長を任されることに。 新天地でまだぎこちない沢村は、新参者の班長に対して心中複雑な班員たちをどうまとめていくのか。 なかなか実態がつかめない爆破事件の犯人の目的ーーそれは、女性研究者として博士課程まで進み、アカハラによって恋人を亡くすという経験をした沢村だからこそたどり着けるものだった。

不思議カフェ NEKOMIMI不思議カフェ NEKOMIMI

出版社

小学館

発売日

2023年1月25日 発売

あなたの、ささやかな生には意味がある。 毎日こつこつと働き、余暇には本を読み、紅茶を淹れて音楽を聴く。つつましく生きてきた律子に人生の終盤、ある奇跡が訪れる。 <彼女は善い魔法使いとなり、出会ったひとびとを救い、幸福にするための力を手に入れるのですが、それは世界の片隅で起きるひそかな物語、ほんとうに小さな魔法です。地球を救ったり、闇の力と戦ったり、そういう壮大な物語ではありません。時の狭間の中で忘れられてゆくような、忘れられてきたような、小さな祈りや命をひとつひとつ大切にすくい上げてゆく、そんな物語です>--著者あとがきより 人ならぬ身となり、黒猫メロディとともに空飛ぶ車に乗った律子は、旅先でいろんなひとや妖怪と出会ったり、時にはカフェを開いてお客様に料理やお茶をふるまったり…。2017年本屋大賞ノミネート作品『桜風堂ものがたり』や2018年同賞ノミネート作品『百貨の魔法』、そして「コンビニたそがれ堂」シリーズなど、ファンタジー小説の名手が贈る、ささやかな、小さな魔法の物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 『レミーさんのひきだし』『王さまのお菓子』の人気イラストレーター・くらはしれいさんによる装画・挿絵も10点超掲載されています。作家×イラストレーターの豪華コラボを、どうぞお楽しみください。 序章 魔法の始まり 第一章 黄昏のひなまつり 第二章 花のもとにて 第三章 不思議の庭 あとがき

90's ナインティーズ90's ナインティーズ

出版社

文藝春秋

発売日

2023年1月25日 発売

ー夢を叶えるために生きてきたんだー あらゆるメジャー・レコード会社のディレクターやスカウトマンが集まった1990年代後半の下北沢のライブハウス。すべてのミュージシャンの目前に巨大なルーレットが置かれていた。 NONA REEVES 西寺郷太、初の自伝的小説!  僕は相変わらず大学や下北沢から家に帰ると寝る間も惜しんでダビングを繰り返していた。デモテープを配った相手にアンケートを渡し、そこに書かれた住所に美しくデザインされたダイレクト・メールを送る。お金に関して言えばまだすべて持ち出しだ。しかし、そんな日々を繰り返している中で「ファン」と呼べるような何人かが僕の周りに生まれ始めている。ようやく上京してから、いや音楽の道を目指してから永遠に続くかと思われた長い「スランプ」のトンネルを抜け出そうとしている実感が湧いてきた。 「やったるでー!」  ひとり暮らしの東中野ヒルズで布団にくるまりながら、僕は大声で叫ぶ。                (本文より) 第一章 Once Upon A Time In SHIMOKITAZAWA 九四年・冬 - 九五年・春  第二章 BIRD SONG  自由の小鳥 九五年・春 - 夏   第三章 Distortion And Me 九五年・夏 - 九六年・春  第四章 End Of A Century 九六年・夏 - 九九年・夏  最終章 See You Again 九九年・夏 - 二〇〇一年・冬

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