2023年2月10日発売
どんな愛も決して信じない億万長者。 家族が欲しい私の夢を握りつぶさないで。 両親には長年お荷物として扱われ、恋人には手ひどく捨てられ、 唯一愛してくれた祖母まで亡くし、ドディは失意のどん底にいた。 国際的な企業を率いるジェイゴに再会したのは、そんなときだ。 実は彼とドディには5年前、衝動的にキスをした過去があった。 変わらず魅力的なジェイゴに、彼女はついに身を捧げてしまう。 1カ月後、ドディは人生初めての動揺とともに彼の会社を訪れた。 私たちは母親と父親になる。ジェイゴにはそう告げなくては。 ところが返ってきた反応はあまりに予想外で、残酷だった。 ジェイゴは大事な会議があるからと、ドディを追い払ったのだ! ハーレクイン・ディザイアで大絶賛されていたジョス・ウッドが、ハーレクイン・ロマンスに登場です! ヒーローにそっけなく拒絶されたヒロイン。しかし、彼女は知らなかったのです。裕福な名家出身のヒーローが、赤ん坊を決してあきらめる気がないことを。
パティは名門ランド家で働く家政婦の娘だった。御曹司スペンスと惹かれ合い、激しい恋に落ちたが、ふたりの仲は彼の父親によって容赦なく引き裂かれた。妊娠に気づいたとき、すでにスペンスは出奔したあとで、出産後に死産を伝えられたパティは涙が枯れるまで泣き続けた。ところが数年後、突然スペンスが彼女の目の前に現れるーひとりの少女を連れて。「この子は僕たちの子だよ、パティ」いったいどういうこと?だって、私たちの赤ちゃんは…。静かに佇む少女は、彼と同じブルーグリーンの瞳を輝かせている。動揺し心を乱すパティは、思わずはっと息をのんだ。
サラは実業家アレックス・ロッシーニの秘書を務めて丸1年で、プレイボーイであるボスの交際相手の調整が仕事のようなもの。しなやかな長身に、日焼けした顔に輝く黄金色の瞳。女性たちが彼を夢中で追いかけるのも無理はない。ある日、サラは婚約者を性悪ないとこに奪われ、衝撃のあまり、優しい言葉で慰めてくれたアレックスの胸に飛び込んだ。さらに一夜限りと知りながら、守り通してきた純潔も捧げた。その後、予期せずボスからプロポーズされ、サラは承諾してしまう。まさかアレックスが用意周到に仕組んだ罠だとも知らず。
義兄への憧れが弾けた一夜に、 小さな奇跡が舞い降りて……。 最後にひと目、義兄コンスタンティンに会って別れを告げよう。 身重のジェニーはそう決めて、継父の追悼会に出席した。 彼女が9歳のとき、実母がコンスタンティンの父と再婚して以来、 ずっと優しかった義兄。友情はやがて片想いへと変わっていった。 ところが3カ月前、ジェニーに思いがけない奇跡が起きた。 コンスタンティンに誘惑されて純潔を捧げ、身ごもったのだ。 でも、彼には婚約者がいる──この子を守れるのは私だけ……。 悩む彼女にコンスタンティンが放ったのは、耳を疑う宣言だった。 「婚約は破棄した。愛はないが、代わりにきみと結婚する」 斬新なアイデアに満ちた作品が人気のジャッキー・アシェンデン。『消えた初恋と十五年愛』の関連作となる、義理の兄と妹の切ないロマンスをお楽しみください。愛のない結婚生活のさなか、ヒロインは偶然、ヒーローの秘密の部屋に立ち入ってしまい……。
ルテニア国王ジェイクの秘書として働くアンディは、3年分の恋心を胸に隠し、辞表を提出したー今、辞めなきゃ。彼が結婚してしまう前に。華やかな美貌の令嬢たちの誰かを、彼は花嫁に選ぶ…。いったい、どうなってるんだ?ジェイクはいぶかった。秘書がいきなり辞表を出したと思ったら、転んで頭を打った衝撃でまさかぼくを恋人だと思い込むとは!優秀な秘書を失うのは国家にとっての損失。ならばこれを利用しようか。宮殿で開いた記者会見の席上で、ジェイクは高らかに宣言した。「ぼくが選んだ花嫁は…秘書のアンディだ」
エルヴィラがゾマー帝国に来て初めての冬が訪れようとしていた。もうすぐ「恥ずかしがり屋の聖女様の聖誕祭」が開催される。庶民も貴族も一緒に楽しめるお祭りということで、張り切るエルヴィラ。そして迎えた聖誕祭当日、エルヴィラ以外の聖女が誕生したとの驚きのニュースが届くー逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンス、第三弾!
聖女フラフレは地下牢獄で長年聖なる力を搾取されてきた。 しかし、長年の搾取がたたり、ついに聖なる力を失ってしまう。 利用価値がないと判断されたフラフレは、民衆の罵倒を一身に受けながら国外追放を言い渡される。 衰弱しきって倒れたところを救ったのは、隣国の国王だった。 目を覚ましたフラフレは隣国で手厚い待遇を受けたことで、次第に聖なる力を取り戻していくのだが……。 これは、どろんこまみれで農作業を楽しみながら、無自覚に国を救っていく無邪気な聖女フラフレの物語。
ケータの可愛さが爆発の大人気シリーズ、第三弾! 異世界と言ったらスライムでしょ! もふもふした幼児が大活躍の異世界転生ファンタジー 演習を行うケータたちは、森に続いて草原にも出向く。 そこで目にするのが、初めてのスライム! 異世界のスライムは思いのほか強く、討伐対象でもあるが、中には可愛らしいヤツもいて、なんだか懐きそうな感じ……。 ゆるゆると自由気ままな生活を満喫する幼児の異世界ファンタジー、第三弾!
大人気YouTuber・カジサックさん推薦! 裏切り、逆転、愛 漫画のような人生とはこの事。 即映画化希望。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 更生施設にいた男が出所後も番号「45」で呼ばれる。 己の名前を取り戻すには更生しなければならない。「更生」とは何かーー名前を失った男が名前を取り戻すためにもがき苦しむ物語。 お笑い芸人・福田健悟が綴る、善と悪の定義が問われる自伝的ファンタジー小説。現実と空想を行き来する物語がいよいよ幕を開ける! 高校時代に不良の道へ進み、地元の岐阜県で最大の規模を持つ不良チームのリーダーとなった福田健悟。18歳の頃には留置所に2週間、鑑別所に2週間の計4週間を更生施設で過ごした。そんな経験をしたのち、彼が選んだ道は、お笑い芸人。 人は変われるーー。世間から忌み嫌われていた不良が世間から愛される人間に更生した。人生における全ての「負」から立ち直った経験を生かして、他人のありとあらゆる「負」も更生していく。 イラストは『カバチタレ!』などで知られる人気漫画家・東風孝広先生の描き下ろし! ●プロフィール 著者:福田健悟(ふくだ けんご) 1986年10月24日生まれ。岐阜県出身。NSC東京22期生。 平穏な家庭に育つも、高校生になり不良の道へ。地元、岐阜県で最大の規模を持つ不良チームのリーダーとなる。他チームとの抗争が原因で留置所に2週間、鑑別所に2週間の計4週間を更生施設で過ごす。出所後、お笑い芸人を目指して上京。コンビニでアルバイトをしながらも舞台と日常を分けずに常に芸人としての自分を貫く。つまらない時間を面白い時間に「更生」するため、お笑い芸人として活動中。 イラスト:東風孝広(こち たかひろ) 1972年生まれ。広島県呉市出身。 高校卒業後地元で就職するも漫画家への夢を諦めきれず、24歳のときに大阪へ出て『ナニワ金融道』青木雄二に弟子入り。アシスタントを半年経験したのち『ちばてつや賞』入賞を経て、講談社『モーニング』にて『カバチタレ!』でデビュー。シリーズは『特上カバチ!!』〜『カバチ!!!』へとタイトルを変えて22年間連載、単行本はシリーズ合わせて全93巻で完結。他『極悪がんぼ』シリーズなどがある。
1巻発売即大重版! 「余の勝利は、決定事項じゃ」(兵が半分とか無理…!) 戦略で数を覆せ! エスプリ幼帝の痛快王政サバイバルファンタジー第4弾!
晴れて御化粧係となった与祢は、頭を捻っていた。懐妊が期待されている秀吉の寵姫・竜子の摂食障害を治すよう主・北政所様から無茶振りされたものの、なかなか上手くいかないのだ。このままでは子宝どころか命さえ危ない。医者もお手上げ状態の中、「甘いものが嫌いな女子はいないよね!」と与祢が思いついたのはーおやつ大作戦!?用意したのは小豆入り抹茶カステラや桑の実のジャム!持ち前の美容知識で栄養モリモリにしたお菓子をお供に、いざ和風ティータイム開催へ!美容大好き能天気姫の本格歴史ファンタジー第二弾!!
「憧れのハツコイ……大忙しすぎません!?」 感情を取り戻した元令嬢の恋の行方やいかに? 波乱万丈の愛され学園生活第二弾! 書き下ろし番外編5本豪華収録! コミカライズ企画進行中!
「カクヨム」にて月間1位(2021年11月)の大人気作がついに書籍化! 「俺がやられたら、一体誰がこの世界を救うのか」(キマった……!) ハリボテ騎士が悲劇のシナリオをコメディに変える、勘違い英雄譚! コミカライズ企画進行中!
厳しさを増す戦時下にもすれ違う恋心を胸に苦悩する人たちがいる 懸命に生きる日々 人々の希望はどこに? 17巻 あらすじ 日中戦争に行き詰まった日本は仏領インドシナに進駐し、朝鮮人への抑圧も増している。 拘束される日が近いと予感する吉祥は、智異山周辺の独立運動組織の解散を決めた。 新京で自動車整備工場を営んでいた弘は、妻の軽率な行為から夫婦共に密輸容疑で朝鮮に連行された。これを機に工場を畳んだ弘は単身、満州に戻るつもりだ。統営に弘を訪ねた栄光は、栄善夫婦を通じて父・寛洙につながる人たちと交流を深める。 平沙里では鳳基老人が世を去ったが、錫の母ら女たちは健在だ。 崔参判家を巡る人々の運命は、世代を超えて複雑に絡み合っていく。 他方、ハルビンで偶然に燦夏と出会った仁実は、十余年ぶりに緒方と再会する。 第五部 第一篇 魂魄の帰郷 六章 解体 第五部 第二篇 運命的なもの 一章 密輸事件 二章 松花江の春 三章 ソウルと東京 四章 明井里の椿 五章 荒れ果てた故郷 訳注 訳者解説