2023年5月2日発売
竜騎士ソルジェ・ストラウスは、帝国に全てを奪われた。竜も、家族も、誇りすらも。みじめな復讐者となったソルジェとは対照的に、帝国は拡大し、亜人種弾圧を強めていく。「この世界を変えなくちゃならない。未来を奪還するッ!」。森を焼かれたエルフの姫、元奴隷の巨人族。種族を超えた仲間を集め、再び竜を得たソルジェは反撃の狼煙を上げるー!
王立学園に首席で合格したジルベールは、入学早々、選抜戦の学園代表に選ばれることに。一緒に試験に挑んだレリアたちと過ごす中、ついにやってきた選抜戦当日。ジルベールの前に立つ相手校の首席は、入学前の休日に運命的な出会いをした少女でー!?最速最強の学園バトルファンタジー、“速記術”と“無詠唱魔法”が激突する運命の学園対抗戦編!
第七王子のアデルは「執行人」という謎のジョブを授かったことで王家を追放される。その正体は大鎌で他人のジョブを奪う。前代未聞のジョブだった!アデルは「黒衣の執行人」として依頼を受け、悪人を大鎌で断罪!奪ったジョブを利用して、凶悪な魔物も打ち倒す!命を救われた仲間も加わり、アデルは王家と魔族という巨悪に立ち向かっていく!!
転生したことを知った時には、既に無理ゲーでした…。大好きな乙女ゲームの世界に転生したことを知ったネージュ。孤児から成り上がった女騎士、ポジションはヒロインの侯爵令嬢の親友。脇役万歳、大好きなゲームの恋模様が現実として観察できるぜ、ラッキー。…とは、いかなかった!なんと乙女ゲーム「女性陛下の祝福」は、全てのエンディングがデッドエンドというトンデモ仕様で物議を醸した問題作だったのだ!このままだと自分のみならず、ヒロインも、攻略対象も、同じ脇役の皆さんも全員死ぬ。そんなことになってはたまらないので、シナリオをよく知るネージュは行動を開始した。神様からチート魔力も貰ったし頑張らないと。とにかく先回りして死亡フラグを叩き折る!折って折って折りまくる!あれ?忙しく過ごしていたら、いつのまにか憧れの騎士団長閣下と接点が増えているような。もしかして、私が怪しい行動を取っているの、バレているんですか?死亡フラグを折るうちになぜか恋愛フラグが立つ世界。気持ちを抑えがちな騎士団長と、目的に向かって突き進む女騎士のじれじれラブコメ。
真の聖女エリアーヌに婚約破棄を言い渡して国外追放した、ベルカイム第一王子クロード。そして、自らを真の聖女と騙り、エリアーヌを偽の聖女として弾劾した、呪術士レティシア。そんな二人が、結婚式を挙げることになった。魔王復活を阻止した過程で、二人と和解したエリアーヌは、夫のナイジェルとともに、二人の結婚式に参加することになる。二人の幸せを心から願うエリアーヌ。だがー運命はそれをたやすくは許さない。呪術士たるレティシアの過去を知るものが、彼女に迫り…!?
宇野龍平は、二度目の心臓発作を起こし、病院での生活を余儀なくされた。お見舞いにきたのは、四人の子供とその伴侶と孫十人。「この子らにオレが残せることはあるやろか」夢破れ、挫折を味わいながらもたくさんの人に助けられてきた経験が、この子たちの行く先の光になるかもしれないーそう思いついた龍平は、自分の人生を語り始める。孫たちへ、そして未来を生きるすべての若者へ伝える、人生で本当に大切なこと。
余命半年と告げられた公爵令嬢・アリエアは王太子妃の座争いから暗殺未遂に遭い、見知らぬ地に捨てられ絶望の淵にいたが、謎の青年・ライアンに救われ一命を取り留める。偶然にもふたりは世界に3つしかない運命の指輪を持っており、その謎を解く旅へ。道中、婚約者のフェリアルと再会するも、アリエアは呪いの代償で記憶を失っていた。襲いかかる危険、近づくタイムリミット、試される決断力、揺れる恋心…。様々な感情渦巻く中、アリエアが手にした終幕はー。運命に抗う異世界大河ロマンの完結巻。
ラシード神聖国にて聖戦に巻き込まれ、「死の蛇」と呼ばれる悪魔・サマエルと対峙したクロエとジュリアス。サマエルは、“老いも死もない世界”を作るための叡智を与えると聖王シェシフを唆し、心を操っていた。ラシードを悪魔から守るため、大切なものをこれ以上悪魔に奪わせないため、クロエとジュリアスは悪魔との戦いに挑むー!美少女錬金術師(自称)×毒舌な元将軍(超美形)による冒険ファンタジー第二章、ついに完結!後半には、クロエとジュリアスのその後を描いた、甘く優しいエピソードもたっぷり収録。
街から離れた街道沿いでスープ店を営むオリビアには、誰にも言えない秘密がある。人や動物の心の声が聞こえるのだ。そのせいで家族から疎まれ、五歳で修道院に送られるところを養祖父母に拾われ、この店に辿り着いた。それから二十年、オリビアは周囲の人間に心を閉ざして生きてきた。しかし、ある雨の朝にびしょ濡れでやってきた元傭兵のアーサーはそんな彼女に何かを感じて…!?「スープの森」に訪れる、様々な出会いと別れの物語。
自らを転生者と明かす母親から、ここが乙女ゲーム“星の天使と七人の騎士”の世界でしかも自分が将来処刑される悪役令嬢と聞かされたミモザ。その日から転生者特有の稀有なスキルを持つ母親と、それを受け継いだミモザの打倒死亡フラグな毎日が始まった!しかし、最愛の母はゲームのシナリオ通りにミモザを残して逝ってしまう。母の教えを胸に、私は継母と義妹からの嫌がらせを躱し、そして立ち塞がる最大の死亡フラグー第二王子アルコル・アウストラリスに立ち向かいます!
『異形の魔獣』を打ち倒しエルフの少女シーナと心を通わせたノゾムは、彼女が目撃したリサ達の行動について教えられ、気づこうとしなかった何かに気づく。「二年前のことで話がしたい」真実を明らかにするため、ノゾムは黄昏時のスパシムの森にリサを呼び出すが…そこにいたのは彼女の現在の恋人ケン・ノーティスだった。「…なんで、こんなことをした?」全てを知っているはずのかつての友に自分が掴んだ真相を告げるノゾム。しかしリサに歪んだ愛情を抱くケンは鬼のような形相を浮かべ、「お前の存在を認めるわけにはいかない…!」蔑みを憎悪に変えた剣を振りかざしノゾムに襲いかかるー!足りないのは、自信か、力か。-これは心の歩みを止めた少年が、仲間の手を取り覚悟を決める物語。
自宅ごと異世界に転移したイズミは、ワケありの美女ミルカと彼女が連れていた赤ん坊テオと共に、慌ただしくも平和な日々を過ごしていた。そんなある日、テオの母親であるルフィアが無実の罪で流刑地に幽閉されていることを知り、ルフィア救出のため安全な家から出て、危険な魔物がうろつく森へ踏み出すことに。しかしルフィアが捕らえられている“カブラの古塔”には、侵入者を阻む死者の群れと強大な番人が待ち構えていて…。-これは深い森の中で繰り広げられる、家族の絆を知る物語。
長い闘病生活の末に息を引き取った去来笑有理は、神との約定により異世界に転生する。「人の少ない場所でスローライフをおくりたい」そう神に望んだユーリが目覚めたのは、少ないどころか人っ子一人いない廃村だった。しかし、これ幸いと農業にDIYにと自由気ままなスローライフを楽しむユーリ。やがて酒精霊のマーシャと衣食住の全てをガチ生産する世間知らず転生者が、無自覚に周囲を騒がせることになりー。