小説むすび | 2023年6月発売

2023年6月発売

七月七日七月七日

東アジアに伝わる七夕伝説、 不老不死の薬を求める徐福伝説、 済州島に伝わる巨人伝説ーー 伝説や神話からインスピレーションを得て 日中韓三ヵ国の作家が紡ぐ、十の幻想譚。 七夕の夜、ユアンは留学で中国を離れる親友ヂィンに会いに出かけた。別れを惜しむ二人のもとに、どこからともなくカササギの大群が現れーー東アジア全域にわたり伝えられている七夕伝説をはじめとし、中国の春節に絡んだ年獣伝説、不老不死の薬を求める徐福伝説、済州島に伝わる巨人伝説など、さまざまな伝説や神話からインスピレーションを得て書かれた十の物語。日中韓3カ国の著者による韓国発のオリジナル・アンソロジー。 ■目次 「七月七日」ケン・リュウ 「年の物語」レジーナ・カンユー・ワン 「九十九の野獣が死んだら」ホン・ジウン 「巨人少女」ナム・ユハ 「徐福が去った宇宙で」ナム・セオ 「海を流れる川の先」藤井太洋  「……やっちまった!」 クァク・ジェシク 「不毛の故郷」イ・ヨンイン 「ソーシャル巫堂指数」ユン・ヨギョン 「紅真国大別相伝」イ・ギョンヒ

古事記転生古事記転生

著者

サム

発売日

2023年6月30日 発売

目覚めたら古代日本の神様だった! 誰もがその名を知る『古事記』の 誰も知らないメッセージ ◆チャンネル登録者45万人超! 今もっとも深く神話を語るYouTuberが「シン訳古事記」の教えを引っ提げて鮮烈デビュー!! バーテンダーのサムは、仕事も人間関係もズタボロ。 ある日、常連客とのトラブルに巻き込まれて命を落とすーー。 目覚めた彼は、『古事記』の世界で神様として転生していた! しかも転生したのは、いじめられっ子の下っ端神様・ナムチこと後の大国主。 元の世界に戻るために必要なミッションは、 『古事記』の世界で“日本建国”を成し遂げること!? ◆魂が成長する令和×神話の超感覚ストーリー! 大国主が国づくりに込めた思い。 イザナギとイザナミが成し遂げた真実。 スサノオが探していた後継者。 この国に受け継がれてきたもの、受け継がれなかったもの……。 『古事記』に込められた真のメッセージを超訳! この物語は、現実に向き合う勇気をくれる。 現代編1 最期の夜 古事記編1 因幡の白ウサギと二度目の死 現代編2 3日後の昼 古事記編2 スサノオと地獄の試練 古事記編3 イザナギの後継者 古事記編4 大国主の国づくり「改」 現代編3 新たな謎 古事記編5 国づくりの秘密と黒幕 現代編4 始まりの夜

The Temple of the Golden PavilionThe Temple of the Golden Pavilion

The Temple of Golden Pavilion reflects Mishima's preoccupations with beauty and death in a clear and unmistakable manner. It is also an excellent example of a theme that frequently arises in Mishima's work: the resentment of the object of desire. Because this novel, arguably Mishima's best, reflects the author's suicidal tendencies, it also offers us insight into one of the twentieth century'S greatest and most complex literary icons. 三島由紀夫『金閣寺』 英文版 近代日本文学の金字塔ともいえる三島の最高傑作『金閣寺』の英訳版。1956年に出版されベストセラーとなった本書は1959年にイヴァン・モリスによって翻訳され、欧米世界でも広く読まれてきました。1950年に実際に起きた金閣寺放火事件を題材にした本書は「絶対的な美への嫉妬」が大きなテーマとなっています。光彩陸離たる金閣寺は美の象徴であり、不朽の存在として主人公の精神を蝕み続け、終には放火という行為で自身の生を取り戻すストーリーは、太平洋戦争で敗れた日本の劣弱意識を克服し、高度経済成長期へと突入していく時代の予兆を秘めており、戦後日本を代表する文学として重要な位置を占める作品といえます。

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