小説むすび | 2023年6月発売

2023年6月発売

吸血鬼の仮面吸血鬼の仮面

名探偵バーンズ × 吸血鬼伝説。 不可能犯罪ミステリのファンが望むものが、この1冊にみっしり詰まっている。 ーー作家 有栖川有栖 森深い田舎の小さな村・クレヴァレイはパニックに陥っていた。夜ごと目撃される謎のマントの怪人と、幽霊騒動。甦ったと噂される女の棺を検めるために納骨堂が暴かれた時、恐慌は頂点に達した。一年半前に死んだはずの女の亡骸は、最近まで生きていたように瑞々しかったのだ。 一方、ロンドンでは名探偵オーウェン・バーンズのもとに、ある老人の変死事件が持ち込まれる。彼は五年前の迷宮入り事件に関わっており、口封じに殺された可能性があるというのだ。それは、降霊術に熱中していた資産家の老女が密室で殺害された怪事件だった。 ふたつの事件はやがてひとりの男、クレヴァレイの住民たちから吸血鬼だと噂されるロシアからやって来た伯爵に収束しーー因習の村の謎めいた犯罪を美学探偵が解き明かす、シリーズ邦訳第5作! 1 結んだ細紐 2 マイケル・ドノヴァン神父 3 ヴァイオレット・ストラリング談義 4 死者たちの王国で 5 ユーカリの匂い 6 割れたボトル 7 助けを呼ぶ声 8 雨の晩 9 ミス・ジェイン・クリフ 10 鏡 11 二つの銀の弾丸 12 モード・シーモア 13 森のロマンス 14 テレンス・ヒル 15 呪われた池 16 嵐の夜 17 ラドヴィック伯爵 18 廊下の人影 19 糸車の話 20 大失態 21 吸血鬼 22 赤いスカーフ 23 旧知 24 ペテン師 25 カラスのいる麦畑 26 ドラキュラ談義再び 27 吸血鬼ハンター 28 ナロードニア・ヴォリア 29 ラドヴィックの釈明 30 月明かりの池 31 大いなるイワン 32 去り行くアン 33 オーウェンのひらめき 34 馬鹿騒ぎの一夜 35 ヴァイオレット・ストラリング殺し 36 消えたエレナ 37 布切れ 38 群衆の怒り 39 アキレスの冒険 40 サプライズゲスト 41 絞首台の影 42 女の直感 エピローグ

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出版社

KADOKAWA

発売日

2023年6月30日 発売

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われるーー。 コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのはーー。 哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。 プロローグ 第一章 “いつも“が消える 第二章 答えを知りたい 第三章 夏を迎え撃つ 第四章 星をつかまえる 第五章 近くて遠い 最終章 あなたに届け エピローグ

闇の炎に抱かれて死んだと思ったら、娘ができていました 〜勇者に幼馴染を取られたけど俺は幸せです〜闇の炎に抱かれて死んだと思ったら、娘ができていました 〜勇者に幼馴染を取られたけど俺は幸せです〜

「ひゃっほー!!! 闇の炎様ー!!! 俺を抱いてくれー!!!」 世界中にはさまざまな色を持った闇の炎が存在している ヤミノ・ゴーマドは幼馴染の聖女が勇者と付き合っていることを知って絶望し、その中のひとつ、紫の闇の炎にその身を投げ死んだ……。 と、思っていたが、目が覚めると足元には頬がぷにっとしている裸の幼女がいた。 「パパ。おはよう」 紫の闇の炎との間にできた娘だと言う幼女にアメリアと名付け、彼の父親としての暮らしが始まるのだった。 さらに紫の闇の炎の化身でありアメリアの母である美しいヴィオレットの力を得たヤミノは毎日を幸せに過ごしながら家族の絆で様々な苦難を乗り越え成長していく。 そして世界を救うため、世界中の闇の炎たちと出会い……、つまりお嫁に迎えて子を持つことになるヤミノの壮大で心温まる冒険ファンタジー!

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