小説むすび | 2023年7月5日発売

2023年7月5日発売

どうも、物欲の聖女です2 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされましたどうも、物欲の聖女です2 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年7月5日 発売

異世界のとある国の王によって召喚されたマテリ。召喚された人間は強力なスキルを持つはずだが、マテリのスキル『クリア報酬』は、一見何の役にも立ちそうにない地味なもの。マテリは追放を逃れるため、チャンスを貰おうとするが、魔物が徘徊する森に捨てられてしまう。絶体絶命とマテリが思ったその時、突然ミッションが発動する。それは与えられた課題をクリアすれば、この世界では滅多に手に入らないアイテムが貰えるというものだった。その能力を生かし、次々と手に入れる便利アイテムで強化されていくマテリは、旅の途中に仲間に加わった鍛冶師見習いのミリータ、修業中の剣士フィムとともに、隣国エクセイシアにやってきた。そんな中、なぜか王子のクリードに見初められ、その好意をいいことに、様々なミッションをこなし名声を高めていく。そしてマテリはいつしか王子の女神に!? イケメン王子の想いや志はなんのその、すべては報酬のため。無邪気に物欲に突っ走る魔法少女のスキルアップファンタジー、第2弾。 第一章 素敵な王子様/第二章 黒髪の女神/第三章 楽しいダンジョン攻略とブラウンヘッド/第四章 アンデッド軍団大決戦/番外編 魔王軍への一歩

いい子のあくびいい子のあくび

出版社

集英社

発売日

2023年7月5日 発売

芥川賞受賞第一作。 公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。 郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。「じんしんばいばい」と感じたから。友人には欠席の真意を伝えられずにいて……結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。 【著者略歴】 高瀬隼子(たかせ・じゅんこ) 1988年愛媛県生まれ。東京都在住。立命館大学文学部卒業。「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞。2021年『水たまりで息をする』で第165回芥川賞候補に。2022年『おいしいごはんが食べられますように』で第167回芥川賞を受賞。

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