2023年7月発売
ある日いきなり、二歳児の姿で、異世界の森の中で目覚めたレン。白い虎の魔獣スノーラや青い小鳥ルリと一緒に暮らし始めた彼は、森でもふもふ魔獣達とお友達になったり、街に引っ越して冒険者に登録したりと、優しい大人達に見守られながら、異世界生活を楽しんでいた。そんなある時、魔獣の子供が誘拐されていることを知ったレン達は、早速調査を開始! 森で出会ったドラゴンの親子とお友達になると、彼らと協力して、誘拐されていた魔獣達の保護に成功した。捕まっていた魔獣さんが新しい家族になって、レンは大興奮! しかし誘拐犯を取り逃がしてしまったことで、レン達は更なる事件に巻き込まれることになりーーどんなトラブルも、レンの不思議パワーが解決!? 愛されまくり幼児の見守られファンタジー、第2弾!
王宮魔術師ドーマは理不尽な上司に頭突きをかまして左遷された。それから約半年が過ぎ、季節は冬。外はすっかり寒くなったが、ドーマの家は変わらず賑やかだ。魔術を使って雪遊びをしたり雪まつりに参加したり、キノコの雪に降られたり!?冬ならでは(?)のイベントを楽しんでいた。しかしそんなある日、ドーマはひょんなことから王国内に戦争を企てている者がいると知る。争いを未然に防ごうとするドーマの前に立ちふさがるのは、彼と同じく『王宮』の名を冠する騎士たちでー
竜人の王家の血を引く、三歳の少女ユリア。どんな魔物とも仲良くなれる彼女の次なる“友達”はーなんと初代国王ジェス!数千年前に死んだはずのジェスが何故この時代に生きているのか。その謎を解き明かすうちに、王家の者達は衝撃の真実を知ることとなる。そして、ユリアの人生にも大きな転換点が訪れる。ついに正式な王女として、妹分のルイーザと共に国民に挨拶する時がやってきたのだ。彼女達の晴れ舞台を一目見ようと、精霊に賢者に神様まで押しかけ、史上最大のパーティーが幕を開けるー!
『ビースト覚醒』大特集!!『最後の騎士王』以来となるムービートイの大攻勢を最新レポート。国内フラッグシップとなる「覚醒オプティマスプライマル」は開発資料も掲載!!ついに完成をみたMPG重連合体戦士ライデン。スケールモデル感がTFファンのみならず鉄道模型ファンも虜にする、MPG後半メンバーをご紹介!!「レックンルールコレクション」「シャッタードグラスコレクション」「バズワージーバンブルビー」など、海外で展開される未導入アイテムに注目!!『ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマーアゲイン』放送を記念して、声優無法地帯と誉れ高い作品を創り上げた声優の重鎮・千葉繁氏にインタビュー!!
王国騎士団のメイド・セイディの目下の心配ごとは、日々職場に押しかけてくる父の挙動である。代表聖女を務めたことで居場所がばれ、実家の借金のために自分を捕まえようとしているらしい。あまりの執拗さに、護衛の騎士たちなしには買い物にも出掛けられない。もう皆の仕事の邪魔になりたくないと辞表を書き始めた頃…父の緊急入院の知らせと衝撃の事実が判明。倒れた彼は十数年もの間洗脳されていたというのだ。その原因に暗躍を続ける帝国の“洗脳魔法”を疑い、家族への疑念を深めていく。そのうえ、隣国の公爵から謎に包まれた実母のヒントも教えられて?ついに明らかになる実家の隠された真相とはー?鋼メンタルメイドの愛されファンタジー第4巻!書き下ろし番外編2本&コミックス第3話試し読み収録!
「僕らで玉座を取り戻しましょう!」 最強水魔法使いの気ままな冒険譚、序章が堂々のクライマックスへ! シリーズ累計20万部突破!(電子書籍含む) コミカライズ3巻と同月発売!
「その笑顔も全て、君は尊く美しい」 不遇な令嬢が、『悪人公爵』に溺愛される甘々シンデレラストーリー! 書き下ろし番外編巻末収録! コミカライズ企画進行中!
初めての友だちを救うカギは、前世の記憶にあり⁉ 臆病少年の命がけ(?)ほのぼのファンタジー第四弾! コミックス第一巻、同月発売! 書き下ろし番外編2本、巻末収録!
遠く離れた二人の心の行方はーー!? コミックス1〜2巻も好評発売中! 大人気・眼福ギルドファンタジー第12弾! 書き下ろし短編収録!
世界33か国以上で翻訳出版されているベストセラーLGBTQ+コミック『HEARTSTOPPER ハートストッパー』の作者アリス・オズマンが、17歳の時に書いたデビュー小説。『ハートストッパー』が生まれたきっかけとなる作品。 主人公は人づき合いが苦手で内向的な高校生、トリ・スプリング(『ハートストッパー』の主人公、チャーリー・スプリングの姉)。好きなことは寝ることとブログで、無意味なことだらけの日常に辟易している。 そんなある日、謎のブログ〈ソリティア〉のURLと、マイケル・ホールデンという男の子がトリの前に現れる。妙ないたずらを仕掛けだす〈ソリティア〉、それは次第にエスカレートしていき学校中を巻き込んでいく。〈ソリティア〉の目的は一体…? そして、マイケル・ホールデンは何者なのか…? トリの視点で描かれる日常、そこで巻き起こる友情や恋愛、人間関係の中にティーンエイジャーたちの “ほんとうの声” が聴こえてくる。 なお、本作はコミック『ハートストッパー』と共通するキャラクターが多数登場しているが、内容はよりダークでシリアスなものになっている。本書冒頭には、「本作には、自殺や自殺未遂、自殺念慮、自傷行為、うつ、摂食障害、脅迫性障害に関する記述があるため、読者ご自身の判断で、安全に配慮してお読みください。」という作者からの注記を記載している。
書物に仕えることが僕たちの仕事だ。書き残そう。二度とまちがえないように。アスタリット星国で写本士見習いとして働く十五歳のコボル。写本士の仕事は、数年に一度起きる災害“塵禍”や戦争の被害を受けた土地から本を救出して正確に書き写し、文化をつないでいくことだ。コボルは塵禍に見舞われた隣国・メイトロン龍国へ、仲間たちと初の任務に赴く。龍の伝説が残るメイトロン龍国を調査するうち、アスタリット星国が隠していた真実を知ってしまったコボルたちは、孤独な戦いへと身を投じることになるがー。圧倒的なスケールと文学的モチーフで贈る冒険ファンタジー、開幕!
「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家があるーー。 幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくたゆめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。婚約者との新生活を始めた女性、オカルト雑誌の取材で訪れたライターと霊能者、心霊番組のロケをおこなうディレクターと元アイドル、新作のアイデアを求める映画監督とホラー作家。滞在した者たちが直面した、想像を絶する恐怖の数々と、屋敷における怪異の歴史を綴ったルポ。そのなかに、謎を解く手掛かりはあるのか? 幾多の怪異と死の果てで、獏田を待ち受けるものとはーー。 序章 獏田夢久(二〇一八年) 第一章 村崎紫音(二〇〇六年) 第二章 鍋島猫助(二〇一三年) 第三章 五十里和江(二〇一五年) 第四章 小鳥遊羽衣(二〇一五年) 第五章 温水清(二〇一七年) 終章 獏田夢久(二〇一八年)
遣唐使は日本の朝廷からどのような命を受けて派遣され、中国で何をしていたのかーー 2012年の直木賞受賞作『等伯』に続く、安部龍太郎氏の日本経済新聞連載小説は、対外的に「国家」としての土台を築き上げた8世紀・奈良時代の日本を、ユーラシア大陸・東アジアの中に位置づけて描いたスケールの大きな作品。安部氏の新たな代表作といっても過言ではない。 日本とユーラシアを結びつけるのは、唐で科挙に合格し玄宗皇帝の側近にまで出世したたぐいまれなる日本人・阿倍仲麻呂、そして仲麻呂とともに唐に渡り当時の大唐帝国のすぐれた文化・政治制度を内政に移植した学者にして政治家の吉備真備。唐からは、玄宗皇帝と楊貴妃、安史の乱を起こした安禄山、大詩人の李白や杜甫など、日本でも多くの逸話が知られる人物が続々と登場する。ついに帰国できなかった阿倍仲麻呂が日本の朝廷から帯びていた重大な密命とははたして…… 当時、吉備真備らが持ち込み移植した律令制度はその後いまに続く日本の法律の中に色濃く残る。日本の皇室の儀礼にもこの頃移植したものが少なからず存在し、鑑真和上の招聘による仏教の興隆など、「国家」としての土台はまさにこの頃に築かれたものである。チベット、新疆ウイグルなどとの中国の緊張関係は1300年前から連綿と存在していた。日本と中国の関係、日本と朝鮮半島の関係、中国と朝鮮半島の関係は古代から幾多の戦乱を経て、連綿と今に続くものである。歴史時代区分としては日本の古代を描いた小説ではあるが、ここが「東アジアの中の日本」の視座の原点かもしれない。 第一章 遣唐使来る 第二章 三人の運命 第三章 帰国と残留 第四章 それぞれの道 第五章 運命の岐路 第六章 出世の階段 (以下、下巻) 第七章 宿敵仲麻呂 第八章 明日への忍従 第九章 盟友再会 第十章 遠い祖国 第十一章 それぞれの道 第十二章 琴弾き岩
遣唐使は日本の朝廷からどのような命を受けて派遣され、中国で何をしていたのかーー 2012年の直木賞受賞作『等伯』に続く、安部龍太郎氏の日本経済新聞連載小説は、対外的に「国家」としての土台を築き上げた8世紀・奈良時代の日本を、ユーラシア大陸・東アジアの中に位置づけて描いたスケールの大きな作品。安部氏の新たな代表作といっても過言ではない。 日本とユーラシアを結びつけるのは、唐で科挙に合格し玄宗皇帝の側近にまで出世したたぐいまれなる日本人・阿倍仲麻呂、そして仲麻呂とともに唐に渡り当時の大唐帝国のすぐれた文化・政治制度を内政に移植した学者にして政治家の吉備真備。唐からは、玄宗皇帝と楊貴妃、安史の乱を起こした安禄山、大詩人の李白や杜甫など、日本でも多くの逸話が知られる人物が続々と登場する。ついに帰国できなかった阿倍仲麻呂が日本の朝廷から帯びていた重大な密命とははたして…… 当時、吉備真備らが持ち込み移植した律令制度はその後いまに続く日本の法律の中に色濃く残る。日本の皇室の儀礼にもこの頃移植したものが少なからず存在し、鑑真和上の招聘による仏教の興隆など、「国家」としての土台はまさにこの頃に築かれたものである。チベット、新疆ウイグルなどとの中国の緊張関係は1300年前から連綿と存在していた。日本と中国の関係、日本と朝鮮半島の関係、中国と朝鮮半島の関係は古代から幾多の戦乱を経て、連綿と今に続くものである。歴史時代区分としては日本の古代を描いた小説ではあるが、ここが「東アジアの中の日本」の視座の原点かもしれない。 第七章 宿敵仲麻呂 第八章 明日への忍従 第九章 盟友再会 第十章 遠い祖国 第十一章 それぞれの道 第十二章 琴弾き岩 (以下、上巻) 第一章 遣唐使来る 第二章 三人の運命 第三章 帰国と残留 第四章 それぞれの道 第五章 運命の岐路 第六章 出世の階段
ひたむきに、一途に生きた、小町の美しい人生ーー 小町の歌を手掛かりに紡がれた物語『百夜』 とともに、平安の「雅とあはれ」をたどる旅 「彼女の率直で必死な言の葉が描き出す真(まこと)の姿は、芯の強い、自分に率直な女性です。哀しみを友としながらも毅然として愛を全うした人。 私の中では、大きく豊かな女性として成長して行きました。 多くのしがらみや宿世(すくせ)に翻弄されながらも、最後まで自尊心を保ち、自らの心に忠実に生きた女性の、なんと魅力的なことでしょう。 私はぐいぐい引っ張られながら、小町の人生にのめり込んで行きました」 (本文より) 第一章 私の中の小町 第二章 小野小町の人生 母・大町との別れ 雄勝・多賀城 父親との融和と理解の場 六道珍皇寺 小町の能力 神泉苑 愛の真実を知る場所 雲林院 桜を扇に乗せて思いを伝える 仁明帝 深草陵 竹林と愛の悲劇 欣浄寺 小町は惨めに年老いたのか 山科の花と雪の里 随心院 平安時代の婚姻関係 香は男と女を結ぶ 業平と小町の出会い 慈恩院 魂を鎮めるところ 下出雲寺 父・篁との和解 笛を吹くということ 小町の歌の変遷 母恋い 鄙と都 出家というもの 石上寺 平安時代の暮らし 第三章 [対談]叶わぬところにあはれがある 高樹のぶ子×歌人・小島ゆかり
神奈川県警のエース・佐伯が挑むのは、警察全体を揺るがす未曾有の組織改変!しかしその裏には、あらゆる思惑が複雑に交錯していたのだったー。巨大組織を舞台に繰り広げられる裏切りの連続から目が離せない、スリリングな警察小説。最後に信じられるのは誰か?
発売前から話題沸騰! 著者の才能が爆発した、最強青春ブロマンス小説! 2023年、PHP文藝はこの本を、自信をもって送り出します! ●Story 十七歳の鬼島鋼太郎は、夏休みのある日、白いワンピースのような服に身を包む美青年と橋の上で出会う。「アストラル神威」と名乗るその青年は、『せいしゅん』をするために橋の上から川に飛び込んで溺れそうになるなど、予測不能な行動ばかりをとり、鋼太郎を困惑させた。 鋼太郎と友達になりたいと言う神威に対し、面倒に巻き込まれたくない鋼太郎は、悪い奴ではないと感じつつも、そのままその場を後にした。 しかし数日後、アストラル神威が鋼太郎の通う高校へ転入してくる。青春を謳歌しようとする神威に巻き込まれながら、鋼太郎もともに高校生活を送るが、そのうちに神威が抱える「恐ろしい秘密」を知りーー。