小説むすび | 2023年8月1日発売

2023年8月1日発売

終末のアリア(1)終末のアリア(1)

著者

辻寛之

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年8月1日 発売

2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。 同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのかーー。 奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭していた。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。 警察はテロ犯の疑いをもって赤星の身柄を拘束するも、その後に次々とサイバーテロが発生、取調室の赤星は「神の裁き」だと繰り返すばかりで犯人像はまったく掴めない。 首相官邸、防衛省、警察庁は一枚岩になりきれず右往左往、具体的な対策を打ち出せないでいるうちに、東京の電力供給がストップし、国民生活にも被害が及び始める。 大混乱の最中、追い打ちをかけるように北朝鮮のミサイル発射を知らせる警報が鳴る・・・・・・。 突如訪れた国家と世界の危機に、「平和の国」日本はどう立ち向かうのか。 序 宣戦布告      テロリスト     新・戦争論     審判の日      終末のアリア    バベルの塔     終

翻訳者による海外文学ブックガイド2翻訳者による海外文学ブックガイド2

やっぱり翻訳モノはおもしろい。 読めば読むほど、もっと読みたくなる。 19年10月に刊行した『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』(1〜12号収録)の第2弾、完結編。 13号(18年12月)〜20号(23年2月)に、「緊急特集 戦争を考える」を加えた全9号が1冊の本になりました。 フィクションやとんでもなく厚い本、短篇、詩等のほか、「戦争を考える本」も紹介。 江國香織さん、多和田葉子さん、東山彰良さん、ブレイディみかこさん、町田康さん、森絵都さんなど、総勢31人の作家の方々によるエッセイも収録した贅沢な翻訳本案内です。 13「絵と字で、無敵!」グラフィックノベル特集 【エッセイ】グラフィックノベルの新時代とスタン・リー 95歳の死──小野耕世(映画・漫画評論家) 14「against!」「ノー」と言うこと  【エッセイ】不羈という一言──あさのあつこ(作家) 15「Be short!」短編特集 【エッセイ】遠い他国の和平を願う──宮内悠介(作家) 16「stranger than fiction?」ノンフィクション特集  【エッセイ】現実こそオチがつく──ブレイディみかこ(ライター) 17「Books on Books」本についての本特集  【エッセイ】我が友バートルビ──都甲幸治(アメリカ文学研究者・翻訳家) 18「Other Voices,Other Places」英語圏以外の本特集2  【エッセイ】翻訳と詐欺──多和田葉子(作家・詩人) 19「Fat but/and Fun」分厚い本特集  【エッセイ】分厚い本──桜庭一樹(作家) 緊急特集2022 Books and Wars 戦争を考える 青山七恵、江國香織、恒川光太郎、酉島伝法、東 直子、東山彰良、深緑野分、星野智幸、穂村弘、町田康、松田青子、森絵都 and more…… 20 It will resonate 詩の本特集 【エッセイ】詞と詩のあいだにあったもの──斉藤 倫(詩人)

転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 〜婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います〜転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 〜婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います〜

婚約破棄されたので 辺境で家族と仲良くスローライフを送るはずが…… なぜか前世知識でモノづくり&ビジネスライフ!? ゴルダ王国第2王子に婚約破棄された貴族令嬢サラナ・キンジェは、実は前世がアラフォーOLの転生者だった。 王家からの扱いや堅苦しい貴族社会に疲れたキンジェ家は、一家そろって隣国にある母の実家に移住することに。 こうしてサラナは辺境で両親や祖父、伯父家族たちとのんびりスローライフを送る──はずだった。 しかし、前世知識を駆使してモノづくりを始めたり、つくった商品が爆売れしちゃったりと、サラナは想定外の人生を歩み始める!? ちょっと暇つぶしに──魔石装置や化粧品や快適寝具や魔物料理や領民の安定収入源をつくっていたら、商会長がゲッソリしたり孤児院を救ったり王弟殿下につきまとわれたりしてしまった、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。

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