小説むすび | 2023年8月発売

2023年8月発売

紙魚の手帖Vol.12紙魚の手帖Vol.12

【受賞作決定!】 第14回創元SF短編賞 選評 宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部) 【第14回創元SF短編賞受賞作】 竜と沈黙する銀河 阿部登龍 ●2035年。〈竜の女王〉の影を追い、査察官ザーフィラは故国へ向かう。第14回創元SF短編賞受賞作 【小説】 くらりvsメカくらり 青崎有吾 ●出版社を破壊するのは何者だ? W映像化で話題の著者が描くアクションSF 記憶人シィーの最後の記憶 柞刈湯葉 ●人類が消えて数百年。完全な記憶を持つ少年と喋る黒猫は、終わりのない旅を続けていた ローラのオリジナル 円城塔 ●画像生成者の語り手が作り上げる「ローラ」。命令と選別によって生まれ、殖えてゆく、無数のローラたちーー 扉人 小田雅久仁 ●雨の日の運命的な出会いから二年、男は突然私の前から消えた。国家安全局に追われる彼の正体とは 手のなかに花なんて 笹原千波 ●中学生の優花は、夏休みを祖母と過ごす。認知機能の低下が見られるなか、情報人格となった祖母と…… この場所の名前を 高山羽根子 ●大学事務で学生の要望を淡々と処理する私が夢中になったのは、ネット上で行う協力型場所当てゲームだった ときときチャンネル♯6【登録者数完全破壊してみた】 宮澤伊織 ●ネットの紹介記事がバズって登録者数が急増! 一気に五〇〇人を目指し、今回は耐久配信をお届けします 冬にあらがう 宮西建礼 ●史上有数の大噴火発生。地球規模の苛酷な食料危機に、高校生とAIが立ち向かう 英語をください アイ・ジアン 市田泉訳 ●言語能力を売買できるようになった近未来。中国から移住してきたジリアンは単語を切り売りしながら生活しているがーー 【コミック】 第2回 空中楼閣 熊倉献 【創元SF60周年記念】 特別対談 草創期の創元SF 高橋良平×戸川安宣 特別寄稿 四十三年めの『星を継ぐもの』 加藤直之 【ESSAY】 翻訳のはなし第10回 銀河帝国の方々(ほうぼう)--新訳裏話 鍛冶靖子 乱視読者の読んだり見たり第8回 異星(性)との遭遇ーーレムとル=グィン 若島正 【COLUMN】 ひみつのおやつ*コンビニのクレープ 品田遊 私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選 野崎まど 【SF BOOKREVIEW】 国内SF 渡邊利道 翻訳SF 鯨井久志 【特別企画】 第23回本格ミステリ大賞贈呈式レポート 【INTERVIEW 期待の新人】 前川ほまれ/水庭れん 【INTERVIEW 注目の新刊】 『君の六月は凍る』 王谷晶 /『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ 【BOOKREVIEW】

三人の女(上)三人の女(上)

出版社

アジュマ

発売日

2023年8月15日 発売

ジャンル

韓国で4万部のベストセラー。 1920年代から50年代にかけての朝鮮独立運動・共産主義運動を女たちの視点から、女性作家が描き出す骨太の長編歴史小説を格調高い翻訳でお送りします。 植民地下の朝鮮で青春をともにした三人の女たち、許貞淑(ホ・ジョンスク)、朱世竹(チュ・セジュク)、高明子(コ・ミョンジャ)と、彼女たちの周辺の、朴憲永(パク・ホニョン)や呂運亨(ヨ・ウニョン)、金日成(キム・イルソン)など歴史に名を残した男たちがいきいきと描かれます。 戦時下のソウル、粛清の嵐吹き荒れる平壌、そして愛する娘が暮らすモスクワーー朝鮮共産主義運動史と生涯をともにし、それぞれの終着駅にたどり着いた三人の女たちの物語。 優れた文学作品にして東アジア近現代史、そしてフェミニズムの新たな必読書です。 佐藤優(作家・元外務省主任分析官)解説。 ソ連から持ち込まれた一枚の白黒写真。夏の日差しを受け、小川に足をひたしながらおしゃべりする三人の女ーー植民地朝鮮の「新女性」許貞淑、朱世竹、高明子は、共産主義運動に人生をかけ、世界をまたにかけて激動の時代を生ききった。 朝鮮共産主義運動史に埋もれた驚異の女性たちを女性作家があざやかによみがえらせた骨太の歴史小説! 主な登場人物  日本の読者の皆さんへ  プロローグ 1991年ソウル  第1章 夫婦になって無産者階級の解放に生涯を捧げることを誓いますか …1920年 上海  第2章 手芸の時間にトルストイを読んでいました …1924年 京城  第3章 清料理店の共産党、新婚部屋の青年同盟 …1925年 京城  第4章 死の陰鬱な谷を越えるとき …1927年 京城  第5章 ついに革命の心臓に到着する …1928年 モスクワ  第6章 資本主義世界の終焉は遠くない …1929年 京城  第7章 一緒に暮らすしかない状況だった …1932年 上海、モスクワ  第8章 行くとて悲しむな、私の愛する韓半島よ …1935年 京城  第9章 ここがあなた方の終着駅だ …1936年 モスクワ、クズロルダ  10章 日本の兄弟たちよ、君の上官に銃口を向けよ …1938年 武漢、延安  上巻年表

三人の女(下)三人の女(下)

韓国で4万部のベストセラー。 1920年代から50年代にかけての朝鮮独立運動・共産主義運動を女たちの視点から、女性作家が描き出す骨太の長編歴史小説を格調高い翻訳でお送りします。 植民地下の朝鮮で青春をともにした三人の女たち、許貞淑(ホ・ジョンスク)、朱世竹(チュ・セジュク)、高明子(コ・ミョンジャ)と、彼女たちの周辺の、朴憲永(パク・ホニョン)や呂運亨(ヨ・ウニョン)、金日成(キム・イルソン)など歴史に名を残した男たちがいきいきと描かれます。 戦時下のソウル、粛清の嵐吹き荒れる平壌、そして愛する娘が暮らすモスクワーー朝鮮共産主義運動史と生涯をともにし、それぞれの終着駅にたどり着いた三人の女たちの物語。 優れた文学作品にして東アジア近現代史、そしてフェミニズムの新たな必読書です。 佐藤優(作家・元外務省主任分析官)解説。 許貞淑が八路軍の政治指導員として太行山へと行軍していた1939年、親友の朱世竹はカザフスタン・クズロルダの流刑地で命をつないでいた。いっぽう転向書を書かされ、京城で静かに暮らしていた高明子のもとにある日、親日雑誌『東洋之光』の社長が訪れ……。 近現代史とフェミニズムの新たな必読書、女性作家による韓国ベストセラー歴史小説完結編。 主な登場人物 第11章 一幕の長い白昼夢 …1939年 京城 第12章 身体が土に埋められたら魂は夕焼けに埋められるのか …1942年 太行山 第13章 あなたのお父さんは朝鮮の革命家なのよ …1945年 ソウル、平壌、クズロルダ 第14章 狐の穴か、虎の穴か …1948年 平壌、ソウル 第15章 あの骸骨の中に一時トルストイやガンジーが入っていたというのか …1950年 ソウル、平壌、クズロルダ 第16章 僕が死んでも、その死が語るだろう …1952年 平壌、モスクワ 第17章 我々は結局、アメリカを発見できなかったコロンブスだった …1956年 平壌 エピローグ 1991年平壌 作者あとがき 解説 翻訳者あとがき  下巻年表

チュートリアルが始まる前に3 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事チュートリアルが始まる前に3 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事

新たに凶一郎のパーティーに加わった少女・ユピテル。彼女は『ダンマギ』のストーリーでは、プレイヤーを苦しめるグランドルートのボスとなる存在だった。  彼女が暴走するボスとなる理由が、彼女の中に眠る精霊『ケラウノス』との理不尽な契約だと知った凶一郎たちは、そのケラウノスの“調伏”に動き出す。  しかし、そんな彼等の前に少女の過去を知る人物が現れて──。 「……お久しぶりですね、ユピテル」  過去からの使者が語るユピテルの真実とは?  黒雷の獣と夢見る少女が交わした本当の契約とは?  失われた記憶のパズルがひも解かれた時、少女を巡る物語は誰も見た事のない領域へと加速する。 「さあ──気張っていこうぜ、ユピテル」 「ぜったい、勝つ」  ボスキャラだらけの最強パーティーで、あらゆる理不尽を攻略せよ!   いま最も読者を熱狂させるゲーム転生ファンタジー第3弾!  ウェブ版では描かれる事の無かった黒雷の少女の“トゥルーエンド”が、ここにある!

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