2023年9月12日発売
新日本古典文学大系 明治編3 漢文小説集新日本古典文学大系 明治編3 漢文小説集
明治前期、知識青年は近世からの伝統のなか、中国の白話体・文言小説や日本人の創作した漢文体小説を愛好した。菊地三渓『本朝虞初新誌』、依田学海『譚海』、三木愛花『情天比翼縁』、石川鴻斎『夜窓鬼談』を収録。
君のために鐘は鳴る君のために鐘は鳴る
島田荘司推理小説賞受賞! 21世紀の『十角館の殺人』がマレーシアから登場 最愛の妻を亡くし引退したベストセラー作家がある日ふと目覚さますと、そこは見知らぬ孤島だった。 やがて桟橋に船が着き、老若男女が島に降り立つ。一行はデジタル機器に囲まれた日常の疲れを癒し、本来の人間性を取り戻す「デジタル・デトックス」のために島に渡って来たという。 メンバー相互の会話や、視線を合わせることさえ禁じられ、読書やメモをとること、音楽を聴くことも不可。食事は菜食のみ、そして殺生も厳禁という環境の中でデジタル・デトックスが始まるが、やがて残酷な連続殺人事件が発生する。 作家はそのすべてを目撃するのだが、なぜかメンバーたちの目には彼の姿が映らないらしい……。 華人系マレーシア人の女性作家が、ミステリ界の巨匠・島田荘司氏が提唱する21世紀本格に応えて放った、〈21世紀の『十角館の殺人』〉!
ウーマン・ハントウーマン・ハント
探偵シリーズ二作目の舞台は、みなと横浜。台風が接近していたある日、行方不明になっている姉を捜してほしいと、女子高生から依頼があった。管轄の刑事の話では、他にも捜索願いの届け出が続いているという。竜次が依頼者の自宅を訪ねると、そこには酒乱の家主が…。
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