小説むすび | 2023年発売

2023年発売

民話の森叢書1 グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集民話の森叢書1 グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集

◆「赤ずきん」「シンデレラ」「眠れる森の美女」。大人も子供も、世界中の誰もが知っている昔話のすべてを、グラビアンスキーのかわいいイラストとともにお届けします。 ◆グラビアンスキーは若くして亡くなりましたが、残された絵本はいまも世界中で愛され続けています。しかしこの『ペローの昔話』絵本にまさるものはありません。 ◆グラビアンスキーのイラストは、ヴェルサイユの宮廷人ペローの洒落ていながら、ちょっと残酷な世界によく似合います。 1 過ぎし昔の物語とその教訓 ・姫君(シャルロット・ドルレアン)への手紙   ・眠れる森の美女 ・赤ずきんちゃん     ・青ひげ ・猫の親方、あるいは 長靴をはいた猫 ・妖精たち ・サンドリヨン または 小さなガラスの靴 ・巻き毛のリケ ・親指小僧 2 韻文による物語 ・序文 ・グリゼリディス ・ロバの皮   L***(ランベール)侯爵夫人へ ・おろかな願い ・ド・ラ・C***(フィリス・ド・ラ・シャルス)嬢へ 解説 1 シャルル・ペローとは誰か  2 ペロー昔話集の成り立ち  主要参考文献

完全なる白銀完全なる白銀

出版社

小学館

発売日

2023年2月17日 発売

山岳×青春×ミステリ、最大級の感動作 写真家として活動する藤谷緑里はアラスカに向かっていた。シーラと北米最高峰デナリに挑むためだ。 緑里とシーラの旧友、リタ・ウルラクは新鋭の女性登山家として名を馳せていた。リタとシーラの故郷、サウニケは北極海に面した小さな島だが、90年代後半から地球温暖化の影響で海に浸食されている。このままでは島は海に沈むーーそんな故郷の危機を世界に知らしめる。それがリタが登山家として名を上げようとした理由だった。だがリタは冬季デナリ単独行に挑み、下山途中に消息を絶ってしまう。頂上から「完全なる白銀」を見たーーという言葉を残して。 行方不明となったあと、リタの言動を疑ったマスコミは彼女を<冬の女王>ではなく<詐称の女王>と書き立てた。緑里とシーラは、リタが登頂した証を求めるべくデナリに挑むことに。だが世界最難関の山への登攀は、一筋縄にはいかない。ブリザード、霧、荷物の遺失、高度障害……二人の信頼関係も揺らぐ。さまざまな困難を乗り越え、北米大陸で最も高い地へ手を伸ばす緑里。その先に見えたものとは。 極限の高地だけでなく、社会でも闘う女性たちを描きだす、気鋭の著者の新境地。 【編集担当からのおすすめ情報】 発売前から推薦の声、続々! 「山岳小説の新しい傑作がここに出現した。 読者よ、岩井圭也に瞠目せよ!」--夢枕 獏 「タイムリーなのに普遍的。 理知的なのにエモーショナル。」--恩田 陸

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