小説むすび | 2024年10月18日発売

2024年10月18日発売

怖い噂のあるお店怖い噂のあるお店

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2024年10月18日 発売

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戦慄の【闇】体験!  「怖い場所」超短編小説シリーズ、早くも第3弾が登場! 「タイパ重視」の人たちのための超短編小説シリーズ 「1話3P+1Pイラスト解説」の各4Pの超短編小説が、全38話収録 長編小説を読むのが苦手な人でも読みやすい、 各話約「99秒」で読み切れるページ構成 読み始めれば短い時間で、恐怖と驚きの連続 手軽に、だれでも戦慄の【闇】体験が味わえます! [概要] その町では、怪異なお店ばかりが繁盛しているという。 残酷な殺人鬼の手記を売る書店、死んだ人にそっくりなお面を売る屋台、子どもの声が聞こえるコインランドリー、見覚えのある風景画ばかりが飾られている画廊、別人になれるコスメショップ……果たしてそのお店を訪れた客の行く末は……? ある中学校のクラス38人が体験した、 不思議で恐ろしいお店の経験をそれぞれが独白。全38話の新感覚最凶ホラー短編集。 著者は、2021年にドラマ化された『私の夫は冷凍庫に眠っている』の原作者・八月美咲氏。 <目次> SHOP001 霧の中の蝋人形館/SHOP002 怖いコインランドリー/SHOP003 屋台のお面屋/SHOP004 狭い店/SHOP005 別人になれるコスメ/SHOP006 試し切りのできる刃物屋/SHOP007 勝手なプリクラ/SHOP008 特別な写真を撮る写真館/SHOP009 新規オープンの看板のない店/SHOP010 閉館した映画館/SHOP011 行きつけのヘアーサロン/SHOP012 変わった服を売る古着屋/SHOP013 路地裏にある画廊/SHOP014 悪夢のゲームセンター/SHOP015 客のいないレストラン/SHOP016 居心地のいいネットカフェ/SHOP017 街中のアパレルショップ/SHOP018 古いスーパーマーケット/SHOP019 願いを叶えてくれるパワーストーン/SHOP020 見えないものが見える眼鏡を売る、眼鏡屋/SHOP021 悲しい猫カフェ/SHOP022 住めない家ばかり紹介してくれる不動産屋/SHOP023 魅惑のケーキ屋/SHOP024 珍しい動物が売っているペットショップ/SHOP025 駅前のケータイショップ/SHOP026 高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンド/SHOP027 恐怖のカラオケ屋/SHOP028 追いかけてくる、にゃんにゃんパン/SHOP029 私だけの香りを作ってくれるアロマショップ/SHOP030 面白いメニューのある定食屋/SHOP031 ヘブンリーフラワーズ/SHOP032 軍隊わんこ蕎麦/SHOP033 評判の占い師/SHOP034 田舎の大型ショッピングモール/SHOP035 地元の人から愛される鮮魚店/SHOP036 灼熱のサウナ/SHOP037 勝手に決められるファストフード店/SHOP038 家の近所の古本屋

小説 イタリア軒物語小説 イタリア軒物語

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2024年10月18日 発売

明治の日本が開港した5港のひとつ新潟。堀と柳との風情があるその町は、長岡藩の外港だった時代にも、幕末に天領となってからも大幅な町人自治が認められ、自由と自立の風が吹く港町だった。明治7年新潟にやってきたイタリア人コックのミオラは、街と暮らす人々に魅せられ時の県令の支援を受け西洋料理店を創業する。振袖のお千と恋に落ち愛宕神社で挙式、そこはパリ・コミューンに先立つこと100年、住民自治の先頭に立ち処刑された義人を祀ってきた神社だった。ミオラは牛肉の仕入れの為に和牛の島佐渡へ、そして文明開化の先端を走る東京や横浜へと旅し料理店の準備に奔走する。イタリア軒と命名されたそのレストランは、横浜でスカウトした料理人や元サムライらを雇い入れスタッフを充実させていく。街中を流れる堀のほとりに新築されたイタリア軒では、料理のベースとなるソースの開発や、独自メニューの工夫がなされ、その価値を市民が認めていく。 プロローグ 第1章 曲馬団来港 第2章 堀と柳の街 第3章 怪我と恋 第4章 開港都市 第5章 天下一の県令 第6章 挙式 第7章 イタリア軒誕生 第8章 新潟の鹿鳴館 第9章 世界で一番よいところ エピローグ

カテリーナの微笑カテリーナの微笑

歴史家である著者は、フィレンツェ国立古文書館でカフカス出身の奴隷カテリーナの解放証書を発見した。起草者は公証人ピエロ、すなわちレオナルド・ダ・ヴィンチの父であった。 持つものすべて、身体、自由、未来を奪われたチェルケス人の女奴隷。彼女がレオナルドの母なのか。関連史料を総動員して謎を解く、壮大な歴史小説である。 15世紀、光と闇が交錯する地中海世界。少女はカフカスの高原で捕縛され、ドン川河口の古都ターナへ。黄金色のドームが輝くコンスタンティノープルをへて奴隷交易の中心地ヴェネツィア、そしてルネサンスのフィレンツェからヴィンチ村に至る。各章の語り手は、東方を夢見た商人、ガレー船の船長、ロシア人の女奴隷、典籍収集家の騎士、破滅の縁を経験した実業家など、実際に歴史の中に生きた人びとである。 レオナルドは幼少期をカテリーナと過ごした。自然や宇宙の見方、生きとし生けるものへの愛、部族の神話や伝説、天使の美を宿す顔のイメージなどは、母から受け継いだものだ。長い別離のあとで、最期を予感したカテリーナは巡礼団に加わり、息子レオナルドのいるミラノをめざした。 難民、児童労働者、最下層に生きる21世紀のカテリーナは至るところにいる。だから著者は、新発見を学術論文でなく、小説として多くの人に向けて書いたという。 1 ヤコブ 2 ヨサファ 3 テルモ 4 ジャコモ 5 マリア 6 ドナート 7 ジネーヴラ 8 フランチェスコ 9 アントニオ 10 ピエロ、ふたたびドナート 11 もうひとりのアントニオ 12 レオナルド 13 私

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