2025年10月21日発売
「終わりなんかじゃない。あたしの旅は、まだ始まったばっかりだ!」 シャール、ジャダ、さくらが訪れたのは、台湾。 食、物、歴史、そして人との出会いが、新たな気づきとなるーー。 大人気「マカン・マラン」 開店10周年でなんと新作発売!
お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。 どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。 喧嘩別れした親友が高校を退学した。 突然、山に施設を作った新興宗教・NI求会に入会したのだ。 親友を取り戻そうとする凜音。 東京から《特別》になるために来た初花。 大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、 その聖地で、禍々しいものと対峙する。 町田そのこの新境地。 女子高生たちの、青春×スリラー開幕!
取り返しがつかない。何もかも。北朝鮮に来たときからーー。 在日朝鮮人帰還事業。1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。 大阪に暮らす二人の若者、孔仁学と玄勇太が経験する「地獄」を通して、日本人の差別感情と、政府・マスコミらが犯した大罪に迫る。 エンターテインメント小説界を牽引する著者が、戦後最大のタブー「外国人問題」に切り込んだ、今最も読まれるべき社会派巨編。
仕事、言語、人との出会いーー 海を渡ったわたしの日常が、わたしのあり方を変えていく。 舞台は1980年代ドイツ。本の取次会社で働きながら、若い女性が重ねてゆく伸びやかな体験。 読売新聞連載の最新長編小説。
僕たちは黄金をもっている。はずだったーー ここは、夢を追う若者たちの共同住宅〈アパルトマン黒猫〉。 イラストレーター、アイドル、書道家、脚本家…… 自分の黄金(たったひとつの才能)を信じるアーティストたち。 生成AIの進化に芸術が脅かされる時代、彼らが手にした黄金は、いつまで黄金であり続けるだろうかーー。 夢を失ったピアニスト・梨音は、アパルトマンの管理人になる。 芸術と真剣に向き合う住人たちとの交流が、彼女の心を少しずつ変えていく。 『後宮の百花輪』、『パンダより恋が苦手な私たち』など 好評シリーズの著者による、芸術家たちの青春ストーリー。
日本史上最大の出世人、秀吉。その歪な栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。大きな活字の新装版。 上巻は第一話〜第五話を収録。 第一話 「殺生関白」豊臣秀次 第二話 「金吾中納言」小早川秀秋 第三話 「宇喜多秀家」宇喜多秀家 第四話 「北ノ政所」北政所 第五話 「大和大納言豊臣秀長
日本史上最大の出世人、秀吉。その歪な栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。大きな活字の新装版。下巻は第六話〜第九話を収録。 第六話 「駿河御前」旭姫 第七話 「結城秀康」結城秀康 第八話 「八条宮」八条宮智仁親王 第九話 「淀殿・その子」淀殿
一九四二年一〇月、欧州の戦争はアジア太平洋地域に飛び火し、日本は米英蘭との戦争状態に突入する。連合艦隊は大きな被害を出しながらもイギリス東洋艦隊を撃破、南方資源地帯を抑えることに成功した。 一方、アメリカ海軍は対日侵攻作戦「オレンジ・プラン」を発動。米太平洋艦隊の新鋭艦三隻を含む戦艦九隻がハワイを出撃する。 対して連合艦隊が決戦に投入できる戦艦は、新鋭艦の「大和」を加えても七隻。質量ともに劣勢なのだが、空母勢力では優っていた。 この航空戦力で漸減邀撃作戦を展開すれば、艦隊決戦を有利に運ぶことができるはずだ。 しかし、米艦隊はウェーク島近海に拠って同島の基地航空隊と連携することで、空母の不足を補う作戦に……。 「ヤマモトは、航空主兵思想の提唱者だとの情報があります。水上部隊では劣勢でも、空母や基地航空隊の戦力を充実させることで、太平洋艦隊に勝利し得ると考えているのかもしれません」
奇跡は、ただ想い続けた人に訪れる かつて拳ひとつで未来を夢見た若きプロボクサーと、無垢に彼を想い続けた女子高生。交わるはずだった二人の人生は、悲しい別れによって引き裂かれる。そして、四十年以上の歳月を越えたある日──。一通の便りが、止まっていた時間をふたたび動かし始める。 第一章 始まり 新山好次選手 一人のファンの少女 彼女という存在 片恋 スパーリング、そして加藤公也戦 第二章 俺と彼女 チャンピオンカーニバル 新宿の夜 堀内章二さん 調整 減量 六ラウンド、二分十八秒 六ラウンド二分十八秒の後で 第三章 これからの幸せ 現実 狂い始めた歯車 巻き込まれた事件 一時間のデート 第四章 電話 彼女の人生と彼の人生 終章 奇跡の手紙 そして、四十三年 青い空は何処までも続いている
パワハラや品質偽装… 「闇に落ちていかない」組織づくりのヒントは海外にあった? 自身の働き方に疑問を持ってしまった方の視点を激変させる一冊! 主人公は自動車関連半導体メーカーのエンジニア! どこかで聞いたこのとあるような職場の悩みを物語調で展開した新感覚のビジネス書籍です。 【毎章の最後のサマリーでより詳しく解説!】 第1章 不安と葛藤の中で 第2章 異文化に呑まれるシンガポールの日々 第3章 変れない組織変りたい自分 第4章 対話から始まる信頼の再構築 第5章 崩れゆくチーム 信頼無き組織が生むも 第6章 部下の声を初めて聞いた日