小説むすび | 2025年11月20日発売

2025年11月20日発売

侍タイムスリッパー侍タイムスリッパー

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年11月20日 発売

第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ数々の栄誉に輝き、映画ファンを熱狂させた話題作『侍タイムスリッパー』。その感動と笑い、そして胸を打つ人間ドラマが、小説という新たな形でよみがえります。幕末の京で会津藩士・高坂新左衛門は「長州藩士討て」の密命を帯びていた。しかし刃を交えた瞬間、落雷に打たれ気を失い、目覚めるとそこは現代の時代劇撮影所。愛する幕府はすでになく、歴史の変化に愕然としながらも、心優しい人々に支えられ、やがて斬られ役として第二の人生を歩み始める。スクリーンでは観客の笑いと拍手を誘い、レビューには「胸を熱くする侍の誇り」「クライマックスの緊張感が忘れられない」といった声が並びました。SNSでも「予想外に泣けた」「爽快で愛おしい物語」と共感が広がり、世代を超えて支持を集めています。本書ノベライズでは、人物の内面や情景を、豊かな言葉で丁寧に再構築。剣戟アクションの迫力とユーモラスなやりとり、そして時代を越えて生き抜こうとする人間の力強さが、文字を通じてさらに鮮やかに迫ります。歴史と現代が交錯する奇想天外な冒険は、単なるタイムスリップの枠を超え、「人はどこにいても、自分の誇りを胸に生きられるのか」という普遍的な問いを投げかけます。映画で心を奪われた方はもちろん、まだ観ていない方にも。文字でしか味わえない驚きと感動が、ここにあります。笑って泣いて、読後には誰かを思いやりたくなる。日本映画界に新たな歴史を刻んだ名作を、ページをめくるごとに再体験できる珠玉の一冊です。

ふたりの祖国ふたりの祖国

出版社

潮出版社

発売日

2025年11月20日 発売

言論で日本の軍部を牽引する徳富蘇峰と、アメリカの地から日本に警鐘を鳴らし続ける朝河貫一。直木賞作家が透徹した「史眼」で描くアジア・太平洋戦争ーー。 佐藤優氏、激賞‼ 国家の悪に切り込んだ感動の書 1931年、満洲事変勃発ーー後に戦前、戦中最大の言論人と呼ばれた徳富蘇峰は、東條英樹ら軍部と結びつき皇国主義、軍国主義の世論形成に大きな影響力を与えていた。イェール大学教授で歴史学者の朝河貫一は、アメリカで激化する反日世論に晒されながら、日米融和を唱え、祖国の未来に警鐘を鳴らし続けていた。 日本は満洲事変から、中国との戦争が泥沼化していきアメリカとの対立も深刻化していく。 蘇峰は日本で、朝河はアメリカから言論の力で祖国のために戦い続けるが、日米開戦は避けられない状況へと陥っていく。 1941年12月、朝河はルーズベルト大統領から昭和天皇への親書を起草し、開戦の回避、そして和平を目指すが……そこには予想だにもしない国家の罠が仕組まれていた。 はたして天皇を、祖国を守ることはできるのか。 国家存亡の危機から祖国を守るために戦った朝河貫一と徳富蘇峰ーー。 真の愛国者は誰だったのか。祖国の未来を開いたのは誰だったのか。 真逆の思想をもった「ふたり」から見える真の正義とは。 戦後80年を迎え今、透徹した「史眼」で満洲事変から日米開戦を描く渾身の歴史小説。 内容・構成(目次案): 第一章 満洲事変/第二章 イェール大学 第三章 満洲国/第四章 日米融和に向けて 第五章 五・一五事件/第六章 大統領選挙 第七章 国家の岐路/第八章 独自の道 第九章 戦争の禍/第十章 理性と熱狂 第十一章 極秘工作 あとがき 参考文献

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