小説むすび | 2025年4月18日発売

2025年4月18日発売

嘘つきは同じ顔をしている嘘つきは同じ顔をしている

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年4月18日 発売

背筋氏(『近畿地方のある場所について』)推薦! ーー恐怖の先に待ち受ける「鮮やかな真実」に、心がかき乱されました。 === さまざまな思惑が絡み合う《事故物件》マンション。そこに隠された驚きの真実とは……!?  弱小出版社の若手編集者・山城龍彦は、社長命令で、事故物件だと言われているマンションに住むことになった。そこで起きている怪奇現象の検証や取材をして本にまとめろというのだ。 優秀過ぎる学生バイト・小野寺はるかの援軍も得て聞き込みをし、このマンションがお化け屋敷と呼ばれている証言を得るが……。 / マンションに住む武藤大樹の小三の息子が行方不明になってしまった。そんな状況で妻は、「きっと悪魔に攫われた」と言い出す。霊感があるという妻の突拍子もない発言は初めてではなかった。 / 売れない役者兼ホストだったがスカウトされ、深夜番組で霊能力者を演じて人気を博していく葛木竜泉。もちろんニセ霊能力者なのだが、番組の企画で心霊マンションでロケをすることになり……。 / オカルトYouTuber・サーナこと冴木早菜。マンションを仕事場にしてさっそく怪奇現象が起こり、ネタになるとほくそ笑むのだがーー。 *web小説サイト「カクヨム」で先行掲載開始!

潮音 第四巻潮音 第四巻

著者

宮本輝

出版社

文藝春秋

発売日

2025年4月18日 発売

執筆足かけ10年。宮本文学、初の歴史小説。全四巻の完結篇。 開国から明治維新・西南戦争を経て、日本の近代化が始まる激動期を、越中富山の薬売りの視点から描く。主人公・川上弥一は、薩摩藩担当の薬売り行商人から、最後は近代的製薬会社の創業を主導するまでになるーー。 第四巻から時代は本格的に明治へ。近代日本が始動していく一方、西南戦争では若き薩摩藩士たちが痛ましい死を遂げていく。そして弥一の身辺にも、大きな出来事が起きるーー。 <全四巻から成る大河小説。読みごたえがある。  武士や権力者ではなく、市井の人間が激動の時代を懸命に生きる姿が見事にとらえられているのは宮本輝ならでは。>  --川本三郎氏(評論家)「毎日新聞」2025年6月7日付の書評より <宮本文学の代表作の一つとして、長く読み継がれる作品になるだろう>--重里徹也氏(文芸評論家) 「東京新聞」2025年5月31日書評より <日本各地を回った富山の薬売りの鋭い観察眼と時代認識を通して、黒船来航から王政復古を経て西南戦争にいたる平和と変革の時代を描く雄渾な文学作品> --山内昌之(東京大学名誉教授/「週刊文春」2025年2月27日号の書評より) <「一身にして二生を経る」ほどの幕末維新の激動を乗り越えた日本人のたたずまいが巨匠の筆で活写されている。この小説は混沌の現代を生きる私たちの心の支えだ。> ーー磯田道史(歴史学者・国際日本文化研究センター教授) 全四巻それぞれに違った著者直筆の「ことば」が入った初回配本限定特典「讀む藥」付。 第七十三章 琉球と清国 第七十四章 一両は一円 第七十五章 清国福州 第七十六章 岩倉使節団 第七十七章 不平士族 第七十八章 西洋時計 第七十九章 邂逅 第八十章 事業拡大開始 第八十一章 伏木の松葉屋 第八十二章 つるひこさん 第八十三章 公使館の料理人 第八十四章 列強の罠 第八十五章 大阪分社開設 第八十六章 馬上の人 第八十七章 密偵警察 第八十八章 船出 第八十九章 台湾出兵 第九十章 朱大老 第九十一章 青年の自死 最終章 西南戦争   あとがき 主要登場人物 江戸〜明治初期の単位換算表 富山の薬売りの専門用語

【POD】悪魔の聖書【POD】悪魔の聖書

発売日

2025年4月18日 発売

[商品について] ー「オレ達はバイブルの呪いの中に居るんだね」- ネオン街の路地裏にあるクラブで、いつものように非日常的な時間を楽しんでいたフリーランスの不動産コンサルタント仲介業者・八文字聖也は、どこかで見覚えのある女を見かける。バーカウンターに座り、ラテン語の文字と悪魔を思わせる不穏なイラストが記された本を持つ彼女は、七年前に入水自殺をしようとしていたところを八文字が助けた女、一条かんなであった。 最愛の恋人を病で亡くした八文字と、宗教二世としての苦しみ、怒りにもだえるかんな。天国とも地獄ともつかないこの世界で再生を図る男女の人間模様を描いた決死の中編小説。 [目次] 序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章 著者略歴 [担当からのコメント] 主人公の八文字は不動産コンサルタント仲介業を営んでおり、作中ではその仕事における葛藤やリアルな取引の様子なども描かれています。特に同業者の方はそのあたりのスリルも楽しめるはずです。善と悪という2つの相反する哲学的本質をあらわしたストーリーですので、ぜひご一読ください! [著者プロフィール] 伊場 公甫(いば きみとし)

ありかありか

出版社

水鈴社

発売日

2025年4月18日 発売

愛はここにある。 幸せはここにいる。 「これまでの私の人生を全部込めたと言い切れる作品を描きました」 ーー瀬尾まいこ 母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。 義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。 「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」 (本文より) 本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』、ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待&日本アカデミー賞優秀作品賞原作『夜明けのすべて』など、人々のかけがえのない関係性を紡ぎ続けた瀬尾まいこが描く、あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語! 大丈夫、忘れているだけ、見えていないだけ。 柔らかく折り重なった言葉が語りかけてくる。 そう、希望の鳥はすぐそばにいる。 ーー津田健次郎(声優・俳優) 今、部屋で一人涙をこらえるあなたに読んでほしい。 しんどい人生をそっと優しく肯定してくれる傑作です! ーー三宅香帆(文芸評論家) 春 9 夏 82 秋 143 晩秋 193 冬 258 冬の終わり 336

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