小説むすび | 2025年9月10日発売

2025年9月10日発売

読むと死ぬ本読むと死ぬ本

出版社

講談社

発売日

2025年9月10日 発売

ひらけば最後、死が訪れるーー。 読書メーター 読みたい本ランキング 単行本部門 週間1位(集計期間: 7月29日〜8月4日)! それでもこの本を開こうとするあなたへ。 お急ぎでない場合は、身辺の整理を済ませておくことを強くお勧めします。 正直なところ、どこまで読んだら「この本を読んだ」という判定になるのか判断しかねるのが心苦しいところです。 警告はしました。 かつてロシアには「読むと死ぬ本」が存在しました。 日本でも翻訳され、読者が本当に次々と亡くなっていったため、この世から消えたーーはずでした。 今、私の目の前に現れた一冊の本。 この本を開いたときから、私の運命は狂い始めたのです。 【あらすじ】 ベストセラー作家を夢見ながらも売れない小説を書き続ける作家の私。ロシアで「読むと死ぬ本」と呼ばれる本を執筆し、謎の生涯を送ったセージャ・ダビニフスのドキュメントを書き上げ担当編集の氷上さんに手渡した。すると、「実は見つかったらしいんですよ、本物が。読みたくありませんか……?」と告げられた。あの伝承は本当なのだろうか。その呪いはどう現れるというのだろうか。私は興味をひかれつつもその日は答えを出さずに帰宅した。そして、その日、あの人に死が訪れたーー。現代によみがえった本が、私の生活を侵食していく。 いやだ、死にたくない。だれか助けてください。

陰態の家 夢枕獏超越的物語集陰態の家 夢枕獏超越的物語集

著者

夢枕獏

出版社

文藝春秋

発売日

2025年9月10日 発売

空手家の男、空飛ぶ円盤譚、傀儡師と陰態のもの…… 一冊で夢枕獏のエッセンスをすべて網羅し、 その超越的な創造力を堪能することができる、 短編集・全九編。 「踊るお人形」 シャーロック・ホームズが夏目漱石を訊ねて東京に。「人形が投げ込まれると、人が死ぬ」連続殺人事件を鮮やかに解決? 「伊右衛門地獄噺」 砂村の隠亡堀の掘立小屋に暮らす伊右衛門のもとに現れた若い男。伊右衛門は暇つぶしに、かつての女房・お岩との一幕を語り始める。 「仰向けに這う老人」 小田原の山に取材にいったあとから、身長15cmほどの小さな老人をあちこちで見るようになった。彼はいつも仰向けに転んでいる……。 「空手屋稼業」 おれは空手家じゃない。空手を売る、空手屋だ。ライブハウスで空手の芸を売っている。ある日、同僚のシンガーの顔にあざが出来たことに気づいたおれは、解決に乗り出すことにした。 「陰態の家」 傀儡屋の多々良陣内は、「怖いもの」が出るという屋敷に招かれた。「それ」は大小さまざま、首がないもの、足がないもの、身体が二つに割けているものもいるという。怪異の正体とはーー。 他、「空飛円盤夢始末」「便利になったものじゃなあ」「法華悟空」「贄」を収録。 ここでしか読めない、夢枕獏短編の傑作選!

万年シルバーランクのおっさん、史上最高の冒険者となる 〜パーティ追放されてヤケ酒してたらお隣の神官さんと意気投合して一夜を過ごした件、ってお前最高ランクの冒険者かよ〜万年シルバーランクのおっさん、史上最高の冒険者となる 〜パーティ追放されてヤケ酒してたらお隣の神官さんと意気投合して一夜を過ごした件、ってお前最高ランクの冒険者かよ〜

出版社

ドリコム

発売日

2025年9月10日 発売

玄人(おっさん)冒険者、最前線で成り上がる! <あらすじ>  「俺だって勇敢な冒険者に憧れたのさ」 「昇格手伝ってあげよっか」  所属していたパーティーを追放され、その日稼ぎを続ける万年シルバー(底辺)の中年冒険者ロンド。 かつて抱いた夢はとうの昔に忘れ、このまま酒に溺れる毎日かと思いきや、 史上唯一のアダマンタイト級(最高位)の神官リディアとの邂逅を機に、彼は再び表舞台の最前線へ飛び込んでいくことに。 「戦士くんの活躍は見事だったよ」 「そりゃ過大評価だ」  そうして泥臭く命を張りながらも高みに近づいていく姿に、やがて多くの者が密かに彼を認めていきーー これは数多の敗北と失敗を重ねた玄人(おっさん)が、いずれ最高の冒険者に成り上がるまでの遅咲きの英雄譚。

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