おむすび | 2025年4月28日発売

2025年4月28日発売

怪と幽 vol.019 2025年5月怪と幽 vol.019 2025年5月

特集は「アラマタ伝 -帝都物語40周年ー」。荒俣宏×佐野史郎対談、「帝都物語」最終話の構想、荒俣宏年表など。表紙は丸尾末広による描き下ろし。連載も本誌でしか読めない豪華執筆陣。お化けを愉しみ、お化けを読むなら「怪と幽」! === 特集 アラマタ伝 -帝都物語40周年ー 1985年、荒俣宏による「帝都物語」シリーズの第1巻『帝都物語1 神霊篇』が刊行された。百年にわたる日本の歴史を、科学・都市計画・風水まで、著者の英知を注いで作られた本シリーズは大ヒット。実写映画化、OVA化もされ、社会現象を巻き起こした。陰陽道・神秘学などの知識を物語に取り込み社会に広く浸透させ、40年を経た今もなお、様々な作品や文化に多大なる影響を与えている。著者の荒俣氏自身も、幻想文学、図像学、博物学と、誰もが把握できないほど深淵な博覧強記ぶり、そして奇行の数々で知られ、今も変わらず各界をざわつかせ続けている。本特集では「知の巨人」、荒俣宏が社会に遺してきた数々の伝説と、今後の活動に迫る。 【対談】荒俣 宏×佐野史郎 「『帝都物語』をつくった我々は、一体何者だったのか」 【寄稿】峰守ひろかず 「小説『帝都物語』ガイド」  【インタビュー】りんたろう 「OVA『帝都物語』シリーズ監督が語る 魔魅の「帝都」」 【寄稿】荻堂 顕、柴田勝家 「帝都・伝奇・退魔の遺伝子」 【インタビュー】岸川雅範 「神田明神・禰宜から見た 「将門」と「帝都」」 【年表】荒俣宏年表 伏屋 究 【寄稿】「私は見た! アラマタ伝説」 あがた森魚、大竹真由、風間賢二、鹿島 茂、京極夏彦、鴻上尚史、小松和彦、坂上治郎、下中美都、野村芳夫、藤森照信、横尾忠則 【インタビュー】荒俣 宏 ロングインタビュー 「荒俣宏という方法」 【目録】アラマタ所蔵本大放出 【エッセイ】荒俣 宏「40周年目の帝都物語計画」 ●表紙 丸尾末広描き下ろし 荒俣 宏×「帝都物語」 ◆特集のほか連載など多数  【小説】京極夏彦、有栖川有栖、山白朝子、澤村伊智 【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】東 雅夫、村上健司×多田克己 【怪談実話】ねこや堂、蛙坂須美、木根緋郷 【グラビア】MON、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼 ほか 【情報コーナー】ファントムシータ、小林千晃×梅田修一朗(『光が死んだ夏』アニメ)、梨×かぁなっき×加藤よしき(『禍話n』)、鈴木光司(『ユビキタス』)、真山隼人+沢村さくら(京極夏彦「巷説百物語」浪曲化)、クリハラタカシ(『余談と怪談』)、好井まさお(『好井まさおの怪談を浴びる会』)、と金(「Scary things in Japan」)、柳生忠平(「妖怪万博2025」)、桜井伸也(怪談図書館)、堤 邦彦(『女霊の江戸怪談史』)、藤川 Q(化け通『都市伝説解体センター』) etc.…

星のカービィ〜まんぷくプププファンタジー〜(0巻)星のカービィ〜まんぷくプププファンタジー〜(0巻)

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小学館

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2025年4月28日 発売

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カービィの全てがこの一冊でまるわかり! コロコロコミックで連載中の「星のカービィ」シリーズ最新漫画・『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』傑作選漫画! この一冊で『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』に登場したゲームの魅力や各ゲームの登場キャラを一気に理解できるぞ! カービィの最新ゲームに登場する特別な力も全部網羅!今からカービィをはじめる君、「カービィって何?」って思っている君! この傑作選を読んでカービィのかわいさ・面白さに溺れちゃおう! 【編集担当からのおすすめ情報】 現在コロコロコミックで連載している星のカービィシリーズ『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』の初めての単行本です。 カバーはなんとクリアカバー仕様!カービィがかわいく全てを吸い込む姿が立体的に見えるぞ!コレクションとしてももってこいの一冊です! 是非書店やネットショップで購入し、手に取ってみてください!

ライオンの場所ライオンの場所

見世物小屋から逃げ出した一頭のライオン それをきっかけに異形の〈天使〉たちが降臨し 平穏な田舎町を恐怖と混沌が襲うーー 『ナルニア国物語』の作者C・S・ルイスに多大な影響を与えた 希代の幻視者ウィリアムズによる幻想小説の傑作! 〈「霊的小説」の極北ーーオカルティズムとキリスト教神学が混淆し、魔術的想像力と超越的ヴィジョンが炸裂して、不可視の世界がここに現前する〉横山茂雄 ロンドンに近い田舎町で、雌ライオンが見世物小屋から逃げ出した。友人と郊外を散策していた青年アンソニーは、雌ライオンが人を襲う瞬間を目撃する。しかしその直後、咆哮する獣は巨大な雄ライオンになっていた……謎の導師によりプラトン的イデアが現世に召喚され、住人たちは己の本質を体現する〈天使〉に引き寄せられていく。侵食される現実世界を救おうとするアンソニーの前に現れる驚愕のヴィジョンとはーーC・S・ルイスを魅了し、T・S・エリオットに賞賛された希代の幻視者ウィリアムズによる〈神学的スリラー〉にして〈形而上学的ショッカー〉がついに刊行!(1931年作)

孤城の蠕き孤城の蠕き

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風詠社

発売日

2025年4月28日 発売

「大化の改新」は、西暦645年の蘇我入鹿の暗殺に端を発する。この戦略的な暗殺は皇極天皇、中大兄皇子、中臣鎌足、蘇我石川麻呂を含む反蘇我派が計画・実行し、蘇我蝦夷の自害によって決着をみた。蘇我入鹿の専制的な政治体制に反発したこれらの人物たちは、新たな政権への布石を打ち、後に壬申の乱が発生し、天智天皇の後を巡って大海人皇子と大友皇子が争い、大海人皇子が勝利した。この時期を通じて、多くの権力者が暗殺、敗死し、または自害に追い込まれた。天武天皇として即位した大海人皇子により、日本の中央集権化が進み、飛鳥浄御原令は天皇という称号を、また藤原不比等らによる大宝律令は日本という国号を制定した。さらに近江大津宮への遷都や新たな時代の幕開けとして、持統天皇による平城京への遷都などが行われた。これら一連の出来事によって、日本の古代史における重要な基盤が形成された。この激動の時代を生きた人々の中には、権力争いに翻弄されながらも、たくましく生きた女性たちや悲劇的な結末を迎えた人物も多くいた。騒乱が続く中で、辛酸をなめながらも新しい体制を築くために尽力したのだ。この時代は、現代日本の基礎を築いた古代の重要な転換期といえる。「大化の改新」を機に、旧体制が一新され、様々な制度が整えられた。現代日本の基礎を築いた古代の重要な転換期を描いた歴史小説。 消された野望/それぞれの思惑/疑惑の陰謀/深い苦しみ/苦渋の決行/作為の謀反(むほん)/妹との愛/まやかしの和解/計画された裏切り/悲しい恨み/衝撃の連鎖/欺瞞の企て(ぎまんのくわだて)/決戦へ/苦悩の敗戦/倭国の存続(わこくのそんぞく)/煩悶(はんもん)のとき/兄弟の決別/盟友の死/空虚な日々(くうきょなひび)/新時代へ

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