著者 : とよた瑣織
これが独占欲か。全く、恐ろしい感情だな。 一途な土地神に超超超超溺愛される輪廻の巫女の、 永劫回帰のラブ・サンクチュアリ 目を覚ますと、知らない天井と、知らないお兄さん。 曰く、「あなたは楓、俺は紫乃、もうすぐここは爆発する」と四トントラックに乗せられて、ついた先は神域にある”俺たちの家”!? 「私とあなた様との関係は……?」 「神と巫女。楓が輪廻転生するたびに、引き取って育てて、」 「父?」 「いや、俺と楓は夫婦の運命だから」 って!? 記憶のない私に、今後の関係はこれから決めていいよって言ってくれるけど、端々に感じる重い愛、絶対逃す気などないのでは……? 神としての一生を一人の女に捧げると誓った土地神の、超超超超溺愛ストーリー!
『魔人』の二つ名を持つ転生貴族レックス・ヘッセリンクのもう一つの異名。それは、『愛の伝道師』。過去、「愛がなければ結婚などしない!」と持論をぶち上げた愛の戦士である彼のもとに持ち込まれたのは、妹ヘラの見合い話だった。急な話に戸惑う兄、レックス。しかもその相手は、唯一無二の親友であり、クリスウッド公爵家の嫡男リスチャードだった。貴族? 政治? 愛のない結婚など絶対NOだ! レックスはクリスウッド領に出向くことにする。 さらには、護呪符の実験、「ヘッセリンク派」騒動……ドタバタな日常を過ごす中、オーレナングの森で先代伯爵の命を奪った『氾濫』の兆しが。敵は脅威度S、次元属性のラスボス系ドラゴン。レックスと家臣たちは、次元竜討伐に乗り出す!
地下世界を行くサビトガ達は、やがて異様な生命力にあふれた奇形の森に入り込む。森羅万象の理に外れ、醜い木の実や得体の知れない鈴音のはびこる森を進むと、やがて古代都市の残骸を基礎にした、異邦人の集落にたどり着いた。魔の者との継戦の日々を送る優れた異邦人達は、誰もがサビトガに匹敵する剛の者だった。馬脚のオーレン、ボーン夫妻、獣潰しのギドリット、村長レイモンド。曲者揃いの異邦人達と血と言葉を交わす中、異邦人の一人が魔の者に殺され、それをきっかけに魔の者の大群が集落を襲う。
『魔人』の二つ名を持つ武闘派転生貴族レックス・ヘッセリンク。カニルーニャ伯爵家ご令嬢エイミーとの結婚式を終えたものの、列席した王太子がレックスを褒めそやす演説をぶちかましたからさあ大変。必ず襲いくるであろう嫉妬の嵐から身を守るため、諜報網の整備に着手したレックス。家臣の暗殺者メアリが提案したのは、自らの古巣で、過去にレックスが壊滅させた暗殺者集団『闇蛇』の残党を、家来衆として引き入れること。普通の貴族なら評判を気にして二の足を踏むところだが、そこは貶められるほどの評判などないヘッセリンク伯爵家。レックスは、前向きに『闇蛇』探しに乗り出す!しかし、ヘッセリンク伯爵家に向けられた嫉妬の嵐は、想像を遙かに超える強さでレックスに襲い掛かろうとしていた。
人魚災害によって横浜の過半が崩壊してから、三年以上の月日が流れた。毒によって超常の力を得た魔女たちは、野放図にその力を振り回しては多くの被害を出していた。魔女狩りも日災対も消えた日本で、猖獗する魔女の愚挙に歯止めを利かせるものはなかった。人魚に被災し両親を喪ってから心を閉ざしていた少女、虹彩の魔女蛞頭己蛙は、肺胞の魔女に襲われる。命の危機に陥ったミアを救ったのは、拷問の魔女を自称し魔女を惨殺して回る少女、髄鞘の魔女泥雨有果だった。怒りに衝き動かされて苛烈な暴力をふるうアリカのー拷問の魔女の姿に、ミアは、恋をした。
右目の魔女は、待ちくたびれていた。いつまで経っても自分を狩りに来ない魔女狩りの遅すぎる到着に、憤りさえ覚えていた。それでも右目の魔女は、魔女狩りへの協力を誓った。右目の魔女が、私が、君に恋をしたから。最後の希望に殺意を抱かなければならない、魔女狩りが陥った最悪の自己矛盾を解消するため、右目の魔女は提案する。「これまでに君がされて嫌だったことを、私がやるのはどうかしら」「…拷問ですね」。魔女狩りは語り始める。長靴、オーストリア式梯子、掃除屋の娘…凍える寒い冬、廃墟に監禁され、絶え間なく浴び続けた暴力と苦痛についての記憶をー。エグくてエモくて愛しい、拷問と日常のガールミーツガール。
「小説家になろう」で1億2000万PV突破の大人気ファンタジー、最新巻。今巻では、ルウの秘密やヒロインたちの過去エピソードが明かされる他、ジゼルの兄・ジェロームも登場してひと騒動が持ち上がることに。さらに、王都を襲う伝説の『大破壊』に対し、フランの覚醒の時が…!?最強の助っ人教師・ルウと最愛の「嫁」たちが、今回も力を合わせて大活躍!
大穴へと落下していったサビトガ達は、地底で『魔王』と相対した。操られた少女を救うため、サビトガ達は魔王に立ち向かうのだが、刺されてもなお生きている自然の摂理を外れた姿を見て、魔王は「不死の水」を飲んで不死者になった者だと、少女は推測する。魔王が告げたのは、島に存在する全ての『魔の者』を駆逐すること。それこそが不死の水を手に入れる方法だと言い、魔王は消え去った。サビトガ達はその言葉を訝しみつつも、ひとまずは島の探索を続けていく。同じ頃、魔の島の案内人のもとに、白装束の男達が現れる。男が魔の島に案内した人物は「ルイン連邦史上、最悪の殺人鬼」であると言い、咎人に手を貸したことを追及する。殺人鬼を追って来た白装束の男達は、自分達も同じように魔の島へ案内するように求めていてー。
冒険者として活動していた青年ヨシュアは、既定の魔物討伐依頼を達成できなかったために、冒険者をクビになってしまった。身分証も剥奪されてしまったので、仕方なく誰もいない遠くの土地で暮らすことに決める。人里から離れ、荒れた土地でこれからのことを考えていると、突然、女性の助けを求める悲鳴が聞こえた。駆けつけると、美しい女性が、二人の男に羽交い締めにされていた。女性を救い出したヨシュアは、行き場がないという女性ララを一緒に住まわせることにする。すると、自称・豊穣の女神と名乗ったララは、あっという間に荒れた土地を復活させてしまう。二人は自給自足しつつのんびり暮らすはずだったのだが、お人よしなヨシュアは、次から次へと人助けに首を突っ込んでいってしまいー。
「小説家になろう」で1億PV突破の大人気ファンタジー英雄譚、第6弾!今巻でも、最強の助っ人教師・ルウは、悩める同僚教師・アドリーヌの相談に乗ったり、未知の魔法習得に意気込む「嫁」たちの訓練に臨むなど、爽快かつ鮮やかな大活躍ぶりを見せる。そんな中、就寝中のオレリーのもとに水の精霊・ウンディーネが現れたことから、不可解な事件が発生。ルウたちは早速事件の解決へと乗り出すが、実はその影には…?新たに加わったロドニアの王女・リーリャをはじめ、美少女ヒロインたちのエピソードもたっぷり!ますます幸福の連鎖が加速する、待望の最新巻!
魔術や魔王といった言葉自体が生まれて間もなかった太古の時代に、名も知られぬ人が、名も知られぬ魔に立ち向かった、不明の戦記があった。歴史が途絶えた魔の島にあるという『不死の水』の伝説は、古代文明の遺産として人々の欲望をかきたて、数多くの探索者達を魔の島へ送り込んでいた。処刑人の男・サビトガもまた、仕える王家のために魔の島に上陸する。過去の探索者達の記録を辿り、島を彷徨っていたサビトガは、野生の獣との交戦中に、一人の少女と遭遇する。なんとか獣を撃退し、意識を取り戻したときには少女は消えていた。代わりにシュトロと名乗る男と出会い、共に魔の島の謎を解き明かすことになるのだがー。
千年に一人の天才魔法使い・ルウが、魔法女子学園の教師になって織りなす異世界ファンタジー冒険活劇、第3弾!ルウの教え子である美しく誇り高い貴族令嬢・ジョゼフィーヌと生真面目で頑張り屋の秀才・オレリー。そんな二人の美少女に今、人生最大の危機が迫っていた…。果たしてルウは、彼女たちを救い出すことができるのか?フランやジゼル、ナディアら美しきヒロインたちとともに、「最強無敵の助っ人教師」ルウが、事件渦巻く王都を駆ける!
魔王ダストの最後の魔術が発動した。光と共に最後の攻撃を敢行するコフィン軍、セパルカ軍、あまたの亡者達生者達に、魔王ラヤケルスの遺物。世界を燃やした暴虐の神が、勇者ヒルノアが遺した最悪の巨竜が、やがてその姿を崩され、地に倒れかけた時ー。マリエラの体内から、一抹の災いの種、呪いが、音もなく芽吹いた。魔の力の反動、魔術に手を染めた者に必ず訪れる『報い』が、終局に近づいた戦場に新たな禍々しい色を添える。一変する戦況、敵と味方が入れ替わり、世界により絶対的な脅威が君臨する。持てる戦力を限界まで振りしぼってきた人類の前に立ちはだかる、最後の敵とは一体…。
『未来眼』の力で視た未来は、すべて十年後に世界が滅亡する絶望の結末だった。その未来を唯一狂わせる方法。それはライナが渇望しながら目を背け続けていたことー自分が愛されてよい存在だと信じることだった。そしてライナは決意する。誰よりも長くそばにいて、共に旅をし、背中を預けて闘い、いくつもの窮地を乗り越えてきたフェリスに告白することを。「俺はおまえが欲しい。俺は独りじゃもう、無理なんだ」ライナの人生を賭けた言葉に、フェリスの答えは!?愛を手に入れ残酷な世界に抗う、ファンタジー・イノヴェーション!
至高の天才魔法使いでありながら、魔法女子学園の新人教師となったルウ。風変りなルウを軽んじていた生徒たちも、その人柄と実力を知り次第に彼を慕うように。一方、ルウにプライドを傷つけられたと思い込んだ生徒会長のジゼルが、親友ナディアと組み、ルウ、フランとモンスター討伐勝負をする事に。しかし当日、ナディアの秘密が原因で、思わぬ事態が引き起こされてしまう。その時、ジゼル達の命を救うべく、ルウが秘めたる力を発揮。ルウの勇気ある行動が、少女ふたりの心を変えていき…?
数千年に一人の才能を持ち、人族にも拘わらずエルフの長に育てられた天才魔法使い、ルウ・ブランデル。全属性の魔法を使いこなし、大精霊・魔族すら自由自在に従える彼は、気ままな旅の途中、美しき貴族令嬢・フランを救う。すっかり彼に惚れ込んだフランのたっての願いで、ルウは彼女が校長代理を務める「魔法女子学園」に赴任することに。かくしてフランとの恋を軸に、可憐な女生徒たちをも巻き込んだ、最強魔法使いの教師生活がスタートする!
星霊種によっておそわれた星撃士訓練校のクラスメイトたちを、不本意ながらも助けた北桜涼真。彼の実力をかいま見たクラスメイトたちの涼真を見る目は変わったものの、相変わらずサボり気味の学校生活を送っていた。そんな涼真の前に現れたのは、一つ上の学年に所属する特待生の少女・ほたる。親しげに涼真に接し、さらにほたるのことを「恩人」などと涼真が称するものだから、ロゼ(と彩無)は焦りを覚える。そんなある日涼真たち特待生とロゼは、ほたるの姉がつとめる研究所で新型星撃装備のテストにかり出されることになる。だがそこには恐ろしい策謀がうごめいていてー!?