著者 : まえばる蒔乃
これが独占欲か。全く、恐ろしい感情だな。 一途な土地神に超超超超溺愛される輪廻の巫女の、 永劫回帰のラブ・サンクチュアリ 目を覚ますと、知らない天井と、知らないお兄さん。 曰く、「あなたは楓、俺は紫乃、もうすぐここは爆発する」と四トントラックに乗せられて、ついた先は神域にある”俺たちの家”!? 「私とあなた様との関係は……?」 「神と巫女。楓が輪廻転生するたびに、引き取って育てて、」 「父?」 「いや、俺と楓は夫婦の運命だから」 って!? 記憶のない私に、今後の関係はこれから決めていいよって言ってくれるけど、端々に感じる重い愛、絶対逃す気などないのでは……? 神としての一生を一人の女に捧げると誓った土地神の、超超超超溺愛ストーリー!
復讐を終え、アッシュとともに彼の故郷・ヴィルカス連邦を訪れたキサラ。王国から来た彼女をよく思わないヴィルカスの民に対し、キサラは真摯に向き合うことで、人としての責任を果たしていく。ところがキサラ達の前に、アッシュの元婚約者である、古来の信仰を重視する保守派魔術師の一族の跡取り・ビナリッダが現れる。民達がキサラを認め始める一方で、それをよく思わない者達の思惑が、水面下で動き出していて……!?
悪女に仕立てあげられ、家族に殺されては死に戻るループを繰り返し続けている公爵令嬢のキサラ。 未来に進みたい、生きたいと願うキサラの前に現れたのは、彼女を狙う暗殺者のアッシュだった。 「ねえ、暗殺者さん。私を……ここから連れ出してくれないかしら?」 一族の仇敵の娘として狙うアッシュに対し、キサラは彼への協力と引き換えに逃避行を望む。 互いの宿命にケリをつけて、自分らしく生きる道を探すため、悪女と暗殺者が協力して王国に復讐をはじめるーー。 ハッピーエンドを探す悪女の物語、ここに開幕。
成金商人・ルーカスに嫁いだ侯爵令嬢・イリスは、妹と元婚約者の婚約パーティーで行われた断罪劇に勝利したことで、一層絆が深まっていた。そんな中、ルーカスはイリスと本当の夫婦になるため結婚式を挙げることを決意。ルーカスは自身の母の生きてきた足跡をたどり、過去との折り合いをつけたいとイリスに提案する。ハネムーンを兼ねてルーカスの母の痕跡をたどる二人。そこで衝撃的事実を突きつけられるが…!臆病だった女性が愛を知り、愛する者を支え、共に強く生きていくー。大人のじれキュンラブストーリー、感動の最終巻!
戦争で両親を失って、敵対する侯爵家へ形だけの「白い結婚」で嫁いだクロエ。 虜囚同然の五年を終えた彼女を迎えたのは、氷に閉ざされた辺境の主・セオドアだった。 幼い頃に慕った「初恋のお兄さま」そのままの優しさに、ぼろぼろのクロエの心は救われていく。 そんな時、離縁したはずの侯爵家の手が迫り!? 「あの時、駆け出して君を攫いたかった」 叶わなかった運命を再び手繰り寄せるためにーー再会シンデレラ・ロマンス! プロローグ 第一章 新しい人生と新天地 幕間 元夫の屋敷にて 第二章 失った人生、取り戻せる未来 第三章 過去の清算と決着 エピローグ
果てない旦那様の愛に、鳴りやまない鼓動ーますます溺愛!白い結婚から加速する極甘ラブストーリー。貴族社会のルールブックとして成金商人・ルーカス男爵のもとに嫁いだ侯爵令嬢・イリス。白い結婚を前提としながらも、二人はお互いに惹かれ合っていく。しかしある時イリスは実家カレリアを利用する悪意の存在を知ることに。そして、裏で糸を引く悪人を断罪するチャンスの時は…近日に開催される妹の婚約発表パーティー!?はたして悪意の断罪は成功し、イリスとルーカスはさらなる幸せをつかみ取れるのかー?
魔物討伐前線の唯一の聖女として働くモニカはその聖女力の強さから王太子の婚約者に選ばれた。しかし彼女の力は、かけられた者が発情してしまうという厄介なオマケ付き。それを知った王太子は「発情聖女!」と罵り婚約破棄、国中に発情聖女の報が飛び交う。途方にくれるモニカに声をかけたのは、前線仲間のリチャードだった。「僕の国に来ない?兄貴夫婦が不妊で、聖女さんが必要なんだ」…モニカはまだ気づいていない。彼が皇弟であることを。そして兄貴夫婦とはもちろんー!