著者 : ハマカズシ
鼓動の音が『ガガガ』と響きだす! 「あなたもガガガ好きなの?」 ガガガSPの『ノベルライト』をきっかけに出会う早乙女青春と、田中京子。 夕日に染まる空。 きらきらと光る川面。 ガガガ文庫を愛してきた青春にとって、 ラノベのように完璧な、運命的な出会い……のはずだった。 だけど、まさかのガガガ違い! 京子が好きなのはガガガ文庫じゃなくて、ガガガSP! ラノベじゃなくて、ゴリゴリのパンクロック! 京子に弱みを握られてしまった青春は、軽音部の設立計画に協力することになり、陰キャの心的許容量の限界に挑む戦いがはじまる…! 相容れるはずがなかった二人のガガガ少女。でも、時に小説に思いを馳せ、時に不満をデスボイスで叫びながら、やがて一人では辿り着けなかったどデカい青春が動き出す。 ガガガ文庫×ガガガSPコラボのローリング青春パンクストーリー! 【編集担当からのおすすめ情報】 ガガガSP×ガガガ文庫、まさかのコラボから生まれたライトノベル作品! ガガガ文庫と一緒に青春を紡いできた人も、 ガガガSPと一緒に青春を叫んできた人も、 どちらの方にもオススメしたい ガガガ少女の拗らせ青春パンクストーリー!
サイコメトリーのことを弥生ちゃんに打ち明けた皐月。だがその告白は、弥生ちゃんとこれまで築き上げてきた関係にヒビを入れるには十分すぎるものだった。ピアノの練習を通じて進展しそうだった二人の関係は、幻のように薄れてしまう。それでも弥生ちゃんが決意した合唱コンクールでのピアノ演奏の日は迫りくる。皐月の想い、弥生ちゃんの気持ち。動き始めてしまった恋の歯車は、時を戻すことだけはしてくれない。果たして二人は、互いが互いに隠してきた秘密を乗り越え、この二人だけの、大切な日々を取り戻すことができるのか。
ピアノを通じて、弥生ちゃんとの距離も少し近づいた皐月。でもまだ堂々とデートに誘うのはハードルが高く…。なかなか進展しない二人の関係にやきもきする影が二つ。弥生の妹・卯月と皐月の妹・早苗。出会ってはいけない二人が出会ったとき、野次馬もとい、強力な恋愛アドバイザーコンビが誕生する!そんななか、卯月は弥生ちゃんの恋心とは別の意味で皐月の動向を裏で探っているようで…?恋の乱入者は弥生と皐月の恋路に何をもたらすのか!?そして皐月は、ひとつ大きな決心をする。隠し事をしたままで前に進むことはできないからー。
「皐月くん、かっこいい…」そんな心の声が聞こえた。美人だと学内で評判だが、いつも一人で無愛想な弥生ちゃん。本当なら接点もできないような彼女だが、サイコメトリー能力を持つ俺こと深瀬皐月は、ある日弥生ちゃんの心の声を聞いてしまった。だがそれに戸惑う俺をよそに、弥生ちゃんはもっと大きな秘密を抱えていたのだ。秘密だらけの弥生ちゃんと、秘密を知ってしまった皐月くん。近くて遠い二人の心は、様々な壁を超えて寄り添うことができるのか!?心の声が聞こえる少年と、気持ちをひた隠しにする少女の両片想いラブコメ開幕!
真琴先生の教育法(教えるとは言ってない)で無事に成績をアップさせた隼人はさらなる高みを目指して勉強を続ける。そんななか教育実習の先生が隼人のクラスにやってくる。ふとしたことで、誰に勉強を教わっているのかを気にされてしまう隼人だったが、あんな家庭教師を見せるわけにはいかない!!勉強を教えない家庭教師のお陰で成績がアップしたなんて誰に言えるというのだ!だが、運命の歯車は隼人の焦燥とは裏腹に、教師二人の邂逅へと回り始めているのだったー。果たして隼人に平和な勉強時間は訪れるのか!
倫太郎とのマッチポンプを駆使し、支持率をなんとか上げつつある黒川さん。とはいえ、白鷺との差は絶望的。そんななか、生徒会長立候補の決意表明の日が迫る。そのステージでうまくアピールできれば、また支持率アップができるはず…だというのに、倫太郎と黒川さんの関係に亀裂が走ってしまって?そしてなんと、倫太郎は第3勢力を形成するという暴挙に出る。三つ巴の闘いに戦局をかえた生徒会選挙。果たして最後までリングに立つことができるのは誰なのか。一世一代の悪役ムーブの幕開けだ。最後まで席を立っちゃだめだからな!!
屋上からの飛び降り狂言を経て、生徒会長を目指す黒川さんの支持率UPに貢献した俺こと倫太郎。だが、その悪夢はまだ終わっていなかったー。校庭に放置された部室棟。その取り壊しを巡り、同じく生徒会長候補の白鷺との対立が再勃発する。生徒の安全を謳い取り壊し派の黒川さん。生徒の思い出を盾にした保存派の白鷺。そして俺の役目とは…部室棟での立てこもり!?確かに俺を説得したら支持率が上がるかもしれないけどさぁ。今のご時世学校でバリケード封鎖なんておかしいよ!!マッチポンプで綻び始める俺の高校生活第2弾!
学園には今、生徒会長候補二人による支持率争いが勃発していた。候補者の一人たる黒川さんに目をつけられた俺、倫太郎は、なぜか黒川さんの手助けをすることに。え?俺が悪役になって校則を破り黒川さんがそれを罰する?自由が行き過ぎるとどうなるかを分からせよう?はぁ?規律を守るためにマッチポンプするって、それ本末転倒なんじゃ。明らかに悪いことしてるでしょ!でも、黒川さんには何か大切な思いがあるみたいだった…。マッチポンプから始まる学園ラブコメ堂々開幕!黒川さんのため、最高の悪役に俺はなる!
新たな勇者戦がはじまっていた。そこでエルブランコはとんでもないスキャンダルに巻き込まれる。それを発端にゴルディアス軍は解散に追い込まれることに。-スキャンダルの本当の意味。勇者協会と人間という闇が生んだ汚い手段。エルブランコは矮小な自分を見つめ直し、再び立ち上がる。それでゴルディアス軍が元に戻りはしないことを知りながら…。働くなんて辛いこと。それでも過ごした時間は確かに自分が歩いた道。だから、これまでを否定なんてしなくていい。あらゆる理不尽をはねのけろ!ファンタジー社畜コメディ完結編。
前回の選抜魔王軍の仕事から数か月。次の勇者との戦いを辞退したゴルディアス軍は城の経営を支えるべく、新アイテムの特許取得が急務だった。しかし勇者協会がなかなか受理を進めない。そんななか囁かれる今回の勇者と選抜魔王軍・テリブレ軍の黒い噂。特許取得の交換条件としてエルブランコとウニベルはテリブレ軍への潜入捜査を行うが…?高圧的な勇者協会。常識破りのボンボン勇者。極悪非道なテリブレ軍。それでも愛する自軍のために粉骨砕身がんばります!うだつの上がらぬ日々に届け、ファンタジー社畜コメディ第二弾!
30年ぶりに現れた勇者を前に、魔王軍は大混乱。そいつは次々と奇跡的な愚行を繰り出すダメ勇者。モンスターは勇者を育て、旅を盛り上げ、最後に倒されることこそ本望だ。それが仕事で人間たちとの秘密の決め事。だから魔王軍だって楽じゃない。勇者のバカさを棚にあげ、クレームくれる人間サイドのお偉いさん。どんなイージーな状況も覆すダメ勇者。ポカミスだらけの新入りモンスター。その他いろいろエトセトラ。だけど文句は言ってられない。鳴呼、仕事ってなんだろう…。世知辛い世の中に送る、ファンタジー社畜コメディ爆誕!