著者 : 椎名くろ
にぎやかな日々をずっと一緒に。 二人の女の子と同時に付き合いながら、妹達からも告白され、さらに国民的アイドルである幼馴染からプロポーズされてしまったわたし、間四葉(はざまよつば)。 文化祭のライブステージに向けて練習する恋人の由那(ゆな)と凜花(りんか)、幼馴染の真希奈(まきな)の三人を陰ながら応援するわたしの前に、真希奈と同じアイドルグループの来馬(くるま)ミオが現れる。 そして真希奈を連れ戻したいミオと、ある賭けをすることに!? しかもそのためにはミオを文化祭に潜入させなきゃいけなくて……!? 波乱の予感をひしひしと感じながら、文化祭の幕が上がるのだった(ヤケクソ)!! 混沌の中で一つの答えが導き出されるガールズラブコメ、お祭り騒ぎな第5巻!
文化祭で「わたし」争奪戦!? 学校で『聖域』と呼ばれる二人のクラスメイト、百瀬由那(ももせゆな)と合羽凜花(あいばりんか)と恋人関係でありながら、二人の妹からも告白され、さらには国民的アイドルで幼馴染である小田真希奈(おだまきな)からはプロポーズされてしまったわたし、間四葉(はざまよつば)。 真希奈の想いに答えが出せずにいたわたしだけれど、悩む時間もない内に真希奈が同じクラスに転校してきた! さらに文化祭で由那ちゃん、凜花さん、真希奈がライブステージをすることになったけど、その裏で何か思惑が渦巻いているようで……!? 一方、聖域ファンクラブも真希奈の登場で派閥が割れて、副会長の小金崎(こがねざき)さんが大変なことに!? 混迷を極めるガールズラブコメ、待望の第4巻!
とある「事件」からクラスで浮いていた赤沢公親は、ある夜、深窓の令嬢然としたクラスメイト、野添瑞希とコンビニで遭遇する。 ばっちりキメたギャル姿の彼女と。 学校でのイメージと大きく異なる瑞希。周りから求められる“清楚な自分”ではないことを気にする瑞希だったが、「好きな服を着ることは正しい」と公親が肯定したことからふたりの奇妙な関係がはじまる。たまにコンビニで瑞希と過ごす穏やかなひと時。そんな誰にも言えないふたりきりの秘密の時間が心地よくーー。 普通でありたい公親とギャルになりたい瑞希の、穏やかな恋の物語が幕を開ける。
高校生・有町要は原因不明の殺人衝動により誰にも打ち明けられない苦しみを抱え生きていた。しかしある日クラスメイトの旭日零に気づかれる。彼女も同じく、原因不明の再生能力と吸血衝動に悩んでいると打ち明けられた。まるでお伽噺の狼男と吸血鬼は互いの衝動が互いの異常で満たし合えると気づく「君を食べさせて? 私を殺していいから」彼女から互いを傷つけ合う提案をされ危うい契約を結ぶ二人。そしてその契約はやがて抜け出し難い共依存へと発展していく。こんなことしたくない。もっと、もっと壊したい。相反する想いと欲望がせめぎ合う切ないラブストーリー開幕ーー
あの子を噛みたい/あの子に噛まれたいーー 全寮制女学院に築かれる、痛くて甘美な中毒関係。 『幽霊列車とこんぺい糖』の木ノ歌詠=瑞智士記による耽美百合小説が復刊! 全寮制、小中高一貫制の「乙女純粋培養槽」--私立青嵐女学院。 隔絶した箱庭で、ロリータファッションを纏う橘地莉子は、今日もルームメイトである渡会心音の肌に歯を立てる。 それは初等部から続く、ふたりだけの秘密の儀式。 心音のなかで、その痛みはいつしか快楽へと変貌を遂げていた。 噛み噛まれる、痛くて甘美な中毒関係の行き先はーーーー
この“夏”をきっと忘れない。 絶望を生きる少女たちの、ひと夏の甘き死と再生の物語。 百合小説の傑作と名高い富士見ミステリー文庫発の青春ミステリー、待望の復刊! 寂れた無人駅のホーム。 こんぺい糖。ひまわり畑。 そして、あの廃棄車両。 リガヤという名の、不思議な彼女を連想させる四大要素。 思えばそこから、あたしの夏は始まった。 飛び込み自殺をするはずのローカル線が廃線となり、生理不順で味覚障害な中学二年生・有賀海幸の保険金自殺計画はムダになってしまった。 途方に暮れる彼女は、タガログ語で“幸せ”を意味する名を名乗る年上の少女・リガヤと出会う。 「ボクがこいつを『幽霊鉄道』として、甦らせてみせる!」 謎めいた彼女は、廃棄列車の復活と自殺志願の海幸に〈死〉を与えることを誓うのだった。 海幸とリガヤの、忘れられない夏が始まる。
再び女の子からの告白。お相手はーーアイドルで幼馴染み!? 二人の女の子と同時に付き合うことになり、妹達からも告白されてしまったわたし、間四葉(はざま よつば)。 それぞれの気持ちと向き合い、なんとか丸く収まったわたしの関係だけど…… 「どうか、私と恋人になってください!!」 再び女の子から告白されてしまって!? 彼女は国民的アイドルで幼馴染みの小田真希奈(おだ まきな)。 告白の事情を詳しく聞き、『恋人のフリをする』ことになったわたしと真希奈。 わたしには(二人の)恋人がいるけれど……でも幼馴染みのことはほっとけない……! まっすぐすぎて泥沼待ったなしのガールズラブコメ、第3巻!
文化祭、修学旅行、そしてクリスマスーー。 2人なら、歩ける。2人だから、進める。 GA文庫大賞が放つ青春ボーイミーツガール、第2弾。 「藤枝君は変わらないものってあると思う?」 図書館での出会いから半年ーー。 友人とも恋人ともつかない微妙な関係のまま放課後の図書館での日常を続けていた蒼と咲良。しかし、咲良が再び音楽の道を歩きはじめたことで、2人の関係には小さな、けれど決定的な変化が訪れようとしていた。 文化祭、修学旅行、そしてクリスマス。刻々と季節が移りゆくなか、蒼はひとつの選択をするーー。 「僕は、変わらなくていいとは思ってない」 「……どうして?」 2人なら、歩ける。2人だから、進める。これは、最高にピュアな青春ボーイミーツガール。
藤森高校ラグビー部主将の原田伊織。高校三年間の集大成として全国大会出場を目指し練習に励んでいたが、クラスメイトで藤森高校でも有名な美少女・瀬尾小春とふとした拍子に目が合うことに気がつく。母親からもゴリラと言われるような伊織と接点はなく、不思議に思っていた伊織だが、ある日小春に呼び止められる。 「あ、あのね原田くん。……わたしと一緒にお弁当……食べない?」 とまどいながらも浮かれる伊織だが、いざ小春の作ったお弁当を食べてみるとーー衝撃的に不味かった。だけど、小春の作る料理が不味いのにはある理由があってーー? 第10回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞作、登場!
そして、ラブコメは実現する。 一通のラブレターから、物語は始まった。幼馴染をでっち上げ、ポンコツギャルの素を暴き、迷える先輩の背中を押してーー。残るは、ひとりぼっちのメインヒロイン。みんなを笑顔にしたいと願い、裏切られ、理想に絶望した彼女だけ。道は険しく、壁は厚く。立ちはだかる現実は、かつてなく強大でーー。だけど俺には、あいつがいてくれるから。あいつと一緒だから、どこまでも戦える。さぁ、覚悟はいいか? 今こそ、俺たちのハッピーエンドを成し遂げよう! 『実現するラブコメ』これにて完結。
その出会いはやがて、恋へと変わる。 少しずつ、歩くような速さで。 GA文庫大賞が放つ、きっと誰もが憧れる青春ボーイミーツガール! クラスになじめない高校生・藤枝蒼。彼は放課後通い詰めていた地元の図書館で、一人の少女と出会う。 「私の名前、教えてあげよっか」 「いいよ、別に」 日高咲良と名乗る彼女は、明るく屈託がなくよく笑う、蒼と対照的な少女だった。通う高校も違えば、家も知らない。接点は、放課後の図書館だけ。共通の話題すらないままに、なぜか咲良に惹かれていく蒼。しかし、蒼と咲良、ふたりには人には言えない秘密があったーー。 「やっぱり君、変な人だね」 その出会いはやがて、恋へと変わる。少しずつ、歩くような速さで。きっと誰もが憧れる、最高にピュアな青春ボーイミーツガール。
「姉妹は、最上級の関係なんだよ!」 史上最低!? だけどホントはピュアなガールズラブコメ、波乱の第2巻! 百瀬由那と合羽凜花ーー『聖域』と呼ばれる二人のクラスメイトと、紆余曲折を経て『公認二股』の恋人関係となったわたし、間四葉。 二人の協力のおかげで赤点も(ほとんど)回避し、夏休みをめいっぱい謳歌しようと張り切るも……それぞれとのデートを、桜と葵、二人の妹に目撃されてしまい!? うまく誤魔化すことができなかったわたしは、二股をしていることも妹達にバレてしまう。 桜と葵が向けてくるのは軽蔑の目……当たり前だよね、二股だもん。 でも、わたしは二人の恋人と別れたくない。 妹達とも仲直りしたい。 そんなわたしにできることってーー? 二股ガールズラブコメ、波乱の第2巻!
“共犯者”に必要な、たった一つのもの。 “メインヒロイン”の衝撃の告白からしばらく経ち、夏休みに突入。彩乃は計画中止の宣言を受け、『DRAGON CAFE』にて呆然自失としていた。 耕平とは、あれからまともに連絡が取れていない。どうしたら良かったのか、これからどうすれば良いのか、全然わからない。 するとカフェのマスターから「友達と腹を割って話したら、光明が見えるかもしれない」とアドバイスを受ける。 真っ先に思い浮かんだのは、二人の“ヒロイン”だったーー。 大人気の『実現するラブコメ』第5弾! ラブコメのない、静かな夏がやってくる。
楓がなくした猫のストラップをいっしょに見つけたことをきっかけに、ふとした仕草やふいに自分に向けてくれる笑顔から楓と仲良くなれたと実感する伊織。 パパラッチと呼ばれ避けられていた頃からの進展に自信を持ち、もっと楓の笑顔を見たい、あわよくば恋仲になりたい、伊織はそんな思いを募らせる。ふたりの関係を進める第一歩として、名前で呼ぶことを目標にするのだがーー 「……楓さん」 「みゃー?」 「お兄、コタロー相手に練習しなくても……」 少しずつ表情豊かになってきた少女と過ごす、淡くて甘い夏が今、始まる。
史上最低!? だけどホントはピュアなガールズラブコメ! この学校には『聖域』と呼ばれる二人の美少女がいる。 お姫様みたいに可憐な百瀬由那(ももせゆな)と、王子様と見紛うほどに凜々しい合羽凜花(あいばりんか)。 二人は家が隣の幼なじみ同士でとっても仲が良い。 なのに、そんな尊き百合の花園を踏み荒らす不届き者が現れた。 …………わたしだった。 しかも二人の間に挟まるだけでなく、両方に告白までされたわたしこと間四葉(はざまよつば")は、優柔不断が災いし二人と同時に付き合うことに。 いやなんで!? お互いのことはもちろん秘密。 それでも二人を幸せにしたい。 こうなったら隠し通すしかない……二股はっ! 史上最低!? だけどほんとはピュアなガールズラブコメ!
男女の友情に"その次”はありますかーー? 糸原斗真は恋愛に興味がない。線引きをした人間関係が心地 良く、それはそれで充実しているのは間違いなかった。 「--お兄さん、帰っていないのなら、一緒に帰りましょう」 だけど最近、少し変化が訪れた。間宮凛。妹の親友で、よく 家に遊びに来る娘……最初はそれだけの関係だったのに、同じ 学校に通うようになって、一緒に帰って、当たり前のように休 みの日に遊ぶようになって、みるみる関係が深まっていく。そ れでもあくまで“異性の友達”として接する斗真だったが、そ の一方で凛はこの関係に対して思うところがあるようで……? 青春で、そしてラブコメです。
ある日の放課後、中野森高校文芸部に突然の来訪者が。 「私、ミステリーを書く人を探しているんです」 そう言って、彼女・曲直瀬彰はミステリ作家志望の藤堂基子を助手に任命。 あげく中野森高校のシャーロック・ホームズになると宣言する。 (けれどコナン・ドイルを読んでないらしい!) 困惑する基子……だけどもし、本当に名探偵が存在するとしたら? 運良く隣の漫画研究部でノートの紛失事件が発生。 基子は仄かな期待を胸に、事件現場へ向かった彰を追いかけた。 文芸部の〈名探偵志望〉&〈ミステリ作家志望〉の〈日常の謎〉本格ミステリ!
これは、彼女が彼女になる前の話ーー。 激動の生徒会選挙は、だれも予想しない結末で幕を閉じた。 「こんなはずじゃなかった」耕平は混乱し、後悔し、それでもみなの想いが、成し遂げたい理想があるから、次の策を必死に考える。だが彼の前に、“メインヒロイン“が姿をあらわす。 「こんな現実でもーー認めるしか、ないんだよ」彼女の口から語られるのは、かつてあった、そしてこれから起こるであろう“現実“の話。--清里芽衣という一人の少女の、過去と現在の話。 『実現するラブコメ』は、現実の大きな壁に阻まれる。
高校生活初日の朝、佐久間伊織は銀髪碧眼の少女と猫が相対している場面に遭遇する。近づく猫に対して困惑気味の少女が発する言葉はーー。 「こ、こっちに来ちゃだめにゃー」 思わぬセリフに困惑する伊織に気づき、足早に去る少女。これが涼原楓との出会いであった。 楓と同じ高校、同じクラスとなった伊織だが、楓を見ているうちに、彼女がほとんど感情を表に出さないことに気づく。だが偶然楓の笑顔を目にしたことで、伊織は心動かされーー。 感情の乏しい少女を笑顔にさせる、甘くも焦れったい恋の物語が幕を開ける。
第三章 生徒会長ヒロインを確立せよ! 7月初旬、耕平はとあるラブコメを画策していた。 それは、日野春幸先輩の推薦人として“生徒会選挙イベント”を実現すること! 庶務・会計監査を務める彼女なら、必ず立候補するはず。 選挙を通じて、育まれていくヒロインとの関係。密かに芽生える恋心・・・・・・。 そんな妄想を胸に意気込む耕平だが、先輩は選挙に出馬しないつもりらしい!? あの手この手を尽くすが、なかなか意志は固いよう。すると、その様子を見た鳥沢から、ある頼み事を持ちかけられるーー。 さまざまな思惑が交差する、『実現する』ラブコメ第三弾!