著者 : 生煮え
ヨアンヌを洗脳しフアンキロを打倒したオクリーは、幹部候補として北東支部へ。過酷な訓練と更なる苛烈な運命が彼を待ち受けるーー!
幹部達の人体の一部をオクリーの肉体に移植する「移動要塞化計画」が現実味を帯びてきた。だが、ヨアンヌは少し複雑な気持ちに……。
鬼畜エロゲー世界の敵勢力モブに転生してしまった……。過酷な運命と異常性癖ヒロインたちに抗い生き抜くために「覚悟」をキメろ!
家族の何者かに殺され、そのたびに同じ日に戻ってしまうヒューゴ。 家族への復讐を決めた七度目の人生で出逢ったのは、「怪物」と噂される美しき少女・メルトレーザだった。 「本当に……この私に身売りをしても、後悔しませんか?」 明かされる彼女の正体。しかしヒューゴの凄惨な半生を知ったメルトレーザは、彼を何よりも愛し陶酔するようになる。 しかも「怪物」の一族の目は、ヒューゴに隠されていた力をも引き出し、狂った人生を次々と変えていってーー!? 「あなたはもう、一人じゃない。この私が……家族がいます」 最厄の少女とはじめる、狂瀾やりなおしファンタジー!
世界最大のグレイルラント大陸には、全土の地下層に広がり深層の全容が未だに解明されていない大迷窟がある。とある刑務所で起きた暴動が原因でその大迷窟に三百人もの罪人が放たれて二ヶ月が経った。かつて自分以外の仲間を全滅させながらも大迷窟の三十層を超える地下から生還した探窟者、ウィル・ロウエン。引退した彼が酒場で偶然訊いたのは蜘蛛の下半身を持つ魔獣の噂。自分のパーティを全滅させた仇が生きていることを知ったウィルは様々な大罪人の跋扈する巣窟と化したグレイルラント大迷窟に再び挑む!! 殺人鬼、処刑人、監察官、探窟者。それぞれの思惑が入り乱れ、血湧き肉躍る狂乱のパーティーへようこそーー
魔王争奪戦に参加する魔王候補生の俺は、ある日ウェブサイトを通して出会った葛城冬花と契約し、新たなチャイルド・アテナを生み出した。アテナは契約者である冬花の願い「母親を探すこと」を条件に俺に従うと誓う。そして俺たちは、冬花の思い出のテーマパークに足を運び、母親に関する衝撃の事実を耳にするのだった! しかし、そこへエリート候補生のフレイが現れ、混乱していた冬花と半ば強制的に契約してしまいーー!? 大人気ゲームの公式小説が遂に登場! 10連★3〜5チャイルド召喚チケット&特典限定★4ソウルカルタのシリアルコード付き!
血を提供するカフェ・ノクターン。店主のアナスタシアは美少女だが傲岸不遜な吸血鬼で、訪れる客も癖のある吸血鬼ばかり。そして店主にも客にも振り回される従業員・青井優夜はーー人間だった。それでも優夜は、人間と共存を望む吸血鬼達と楽しい夜を過ごしていた。そんなある日。優夜の通う高校で発生した“吸血鬼に襲われる”事件が優夜とアナスタシアの因縁を呼び起こすのだが……。心優しき吸血鬼と歪な願いを抱えた少年が織りなすダークファンタジー!
第四書架で綾の手伝いをすることになった春樹の下に、綾の友人であり中央図書館の司書でもある魔術師、アリスが訪れる。そしてまた今回も、魔術楽譜を巡る事件に巻き込まれることになり……。
朋瀬春樹は桜の回廊で一人の少女と出会う。「わたしは栞。正式な題名は《摂理の盾》--神秘の否定を司る“魔術楽譜”です」その少女は決して観測されてはいけない存在。盾と名付けられた破戒の書物だった。
殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生。そして彼と「結ばれて」いる少女、水木しげ子さん。──心の底から不気味で、人形みたいに完璧だった彼女が、失ったもの。その喪失はあまりにも大きく、二人の歯車を狂わせていく。 そんな二人の前に、最後にして最大の事件が転がり出す。狂気に満ちた赤い糸の来歴を辿るうち、朝生としげ子さんの運命の時が、ついに訪れる──。 ただ一度の〈20回記念特別賞〉受賞作、衝撃の完結! 血の呪いに終止符を打つのは、彼女の死か、彼の死か、それとも。
水木しげ子さん。人形のようにあまりにも完璧に美しく、けれど心の底から怖ろしい、ほぼ妖怪のような女の子──そして、僕と死の運命で結ばれた女の子。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生の前には、糸に導かれた死の運命が次々と訪れる。親しい人たちを狂気の牙が襲い、世界を悪意の底へと突き落とすための罠が目覚めるとき、朝生に突きつけられる「選択」とは──。 ただ一度の〈20回記念特別賞〉受賞作、待望の続編が登場! 物語はさらに愛しく狂える結末へと転がり落ち、そして。
今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」--それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 --水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだからーー。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とはーー? 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!
各界の名門子女が通う都盛学園に、とある事情で転入してしまった小村幸輝(ごくごく平凡な庶民。どちらかというと貧乏)。そこで出会ったのは、正真正銘のお嬢様・鷹生百子。成り行きで都盛学園独特の制度である秘書契約ーーエンゲージを結んだ幸輝と百子は、反発しあいながらも少しずつ信頼を深めていた。そんなある日、突如百子の父親である鷹生財閥総帥が現れ、百子の婚約を告げる。抗議にも耳を貸さない様子にいらだった幸輝が、秘書契約を結んだ主として宣言したのはーー? いわなぎ一葉×生煮えが贈る学園秘書ラブコメ第2弾!
各界の金持ちの子弟が多数通う都盛学園では、男子生徒は在学中に女生徒と「秘書契約」を結ばなければならないというルールがある、らしい。そこに突然通うことになってしまった小村幸輝(一般人。貧乏)。それというのも、突然現れた双子の弟(顔はそっくり)に、代わりにこの学園に通って秘書契約をしてくれ、と頼み込まれたから。登校初日、校内を歩いていると、窓の外から猫の鳴き声がする。外を見ると、目に入ったのは純白の下着に包まれたーー!? その持ち主は、学園屈指のお嬢様! しかもせっかく助けた幸輝を非難してくるがーー