著者 : 長月達平
大罪司教に占拠された都市を解放するべく、王選候補者と騎士たちがついに大罪司教と激突する! 『強欲』のレグルスにさらわれたエミリアを奪還するために、最悪の結婚式へと殴り込むスバルとラインハルト。激昂するレグルスの『無敵』の権能に、今、最強と最弱の騎士のタッグが打倒に臨むーー!『剣鬼』と『剣聖』、『八つ腕』と『大虎』、『最優』と『暴食』、そして『血染めの花嫁』と『憤怒』の激闘に、水門都市の水面が白く燃え上がるーー。「そうだね。僕は化け物を狩る化け物。--君も、運命を受け入れるときだ」大人気Web小説、氷炎と応報の第十九幕。--踏み躙った心の数だけ、欲する愛に背かれよ。
リゼロ世界の短編集、ついに4冊目へ突入!描かれるのは本編の裏側、エミリア陣営の外側の物語。凸凹主従の歩み寄りを描く『ゼロから始める王選生活』。歩み寄った主従のその後の奮闘となる『金獅子と剣聖』。王国を襲ったまさかのパンデミック『高慢と偏屈とゾンビ』。そして、我らがオットーの受難を描く『悲喜交々行商録』。ナツキ・スバルの奮戦の裏で、彼ら、彼女らが歩んだ軌跡がここに結集!「名前も知らない奴隷仲間のふわっとした力にそんな期待するのやめてくれませんかねえ!?」赤ちゃんとゾンビと奴隷とオットー! いずれもWeb未掲載の物語が、ここに!
都市庁舎奪還作戦が失敗に終わり、一時は濁流に呑まれる水門都市プリステラ。手痛い敗北を味わい、再起を誓ったスバルだったが、大罪司教の魔の手は都市の混迷をより深く、より悪辣に増大させていく。恐怖と不安が人々の正気を奪い、都市中を彷徨うこの世にありえざる獣の存在。頼れる仲間たちと散り散りになった状況で、スバルたちは逆転の一手として、都市の人々を救うための分の悪い賭け。『英雄幻想』へと、打って出るーー! 『--俺の名前はナツキ・スバル。魔女教大罪司教、『怠惰』を倒した精霊使いだ』 大人気Web小説、敗北と逆転の第十八幕。--背負え。彼女だけでなく、人々の英雄幻想。
水門都市プリステラを舞台に、『憤怒』の大罪司教シリウスの悪夢の幕が上がる。驚愕の事態に相対したスバルは、かつてなく短い『死に戻り』の猶予を駆使し、都市の混乱を払うために奔走する。だが、その努力を嘲笑うように厄災は次々と未曽有の事態を呼び起こす。占拠される水門の制御搭、散り散りになる仲間たち、そして都市に響き渡る悪意の声ーー。暗雲立ち込める都市の中、果てなき悪意を肯定するように、少女の流す血は赤く赤くーー。「すまねェ……すまねェ、大将ッ! 俺様ァ、俺は! 役立たずの! 能無しだ……ッ!」大人気Web小説、大罪と混沌の第十七幕。--嘆き喚け、只人。大罪を仰ぎ、慟哭せよ。
それは親竜王国ルグニカに歌い継がれる、華々しき恋物語、『剣鬼恋歌』の後日談。様々な苦難を乗り越え、ついに結ばれるヴィルヘルムとテレシア。そんな若い二人に次々と訪れる平穏な時代からの試練。結婚の誓い、婚姻の儀式、結ばれた二人の新婚旅行ーー幸福な悩みと周囲の祝福に振り回されながら、『剣鬼』と『剣聖』は喜びの日々を甘受する。だがしかし、災禍の予兆は二人を決して逃がさない。--時代は再び、剣の鬼を求めていた。「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア、悪くない。--お前と同じ家名を名乗るのは」『剣鬼恋歌』待望の、甘くほろ苦い後日談。--剣に祝福された二人に、幸あれ。
「我が主であるアナスタシア様からのお言葉をエミリア様へお伝えします」 『聖域』での戦いから一年、陣営も一致団結し、充実した日々を送るナツキ・スバル。その平穏な時間は、使者が届けた一枚の書状によって終わりを告げる。水門都市プリステラへの招待状ーーそれが、王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへと宛てた手紙の内容だった。招待を受け、一路、プリステラへと出発したスバルたちは、水の都でアナスタシアを始めとした懐かしい顔ぶれと再会する。奇妙な旧交を温め合い、穏やかな時間を過ごすスバルたち。--その裏で、蠢く悪意の胎動に気付けぬままに。大人気Web小説、再会と再開の第十六幕。--新章開幕! 集え、歴史刻む星々。
独自の作風で作家生活15周年を迎える浅井ラボと『されど罪人は竜と踊る』を愛する作家、漫画家、イラストレーターたちが大集結。-ある朝にプロウス軽食店で起きた奇妙な出来事を描く「ホートンの長くて短い朝」、妙なことからガユスが喫茶店でバイトすることになるが、もっと妙な事態になる「神聖尊厳」、謎多きストラトスの学生時代である「Nobody knows the color of darkness.」、これら奇想と笑い、恐怖と快楽、並行世界や本編の裏側にあったもうひとつの結末を描く、七つの変奏曲を収めた公式短編集をご堪能あれ。
「わたくしもご一緒してよろしいかしら? --ナツミ・シュバルツと申します」 まさかの、ナツキ・スバルの過ごした平穏な日常の延長戦! ロズワール邸を訪れる流浪の天才料理人を迎える『マイ・フェア・バッドレディ』。 魔獣騒動の事件の裏側で、一人の少女の心が揺れ動く『ペトラの見た世界』。 屋敷の機能を維持するレムの忙しく、幸福な時間『レムの極々平凡で幸せな一日』。 それら屋敷の日々に加えて、王選候補者たちの知られざる時間に迫った『カララギガール・ミーツ・キャッツ』と『陽光、水面を照らしてーー』の、WEB未掲載の5本のお話を収録した短編集! ゼロから始める楽しい異世界生活、ここに再び!
咆哮の轟くロズワール邸で、ついに激突するエルザとガーフィール。頼れる援軍に仇敵を任せ、スバルはようやくベアトリスと、待ち望んだ再会の場面へ到達する。 時を同じくして、『試練』に臨むエミリアは自らの『ありうべからざる今』と相対し、本来ならばありえなかった幸福な世界で、魔女の描く祝福に包まれる。 魔人と鬼と精霊が、商人と村娘と半獣が、そして恐るべき魔獣が入り乱れるループの中で、バラバラだった仲間たちが今、一丸となって進むべき未来を切り開くーー。 「--俺の名前はナツキ・スバル。エミリア。--君だけの、騎士だ」 大人気Web小説、四章完結の第十五幕。--月下、出鱈目なステップを、君と。
『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。 エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を促し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語でーー。 「ベアトリス様。--甘いもの、食べすぎないでくださいね」 大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。--愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
魔女教大罪司教『怠惰』を討伐し、エミリアとの再会を果たしたナツキ・スバル。辛い決別を乗り越えて和解した二人、しかしそれは新たな波乱の幕開けだった。避難した村人の半数が戻らず、不安に揺れるアーラム村。同じく戻らないロズワールやラムとの合流を目指し、スバルたちは一路、『聖域』と呼ばれる地へ向かう。そこでスバルたちを待っていたのは、一筋縄ではいかない住人たちと、妖しげに笑うロズワール。--そして、夢の草原に佇む一人の『魔女』だった。「ボクの名前はエキドナ。『強欲の魔女』と、そう名乗った方が通りがいいかな?」大人気Web小説、過去と誓いの第十幕。--過去と現在の交差する、新章突入!
第一章〜第三章の内容を完全網羅! ここでしか見られない充実のキャラクター資料! さらに短編『エミリーさんのメイド道/第一次マヨネーズ騒動』も収録しての最強の一冊、お届けします!
ペテルギウス・ロマネコンティとの死闘に敗れ、再び時を遡ったナツキ・スバル。激戦の余韻も尽きぬまま、舞い戻った世界でスバルは仲間たちと共に大罪司教攻略のための作戦を練る。他者の肉体を乗っ取る邪悪、その目論みを打ち砕くために。一方、ロズワール邸に残るエミリアも、屋敷周辺に潜む異変の存在に気付き、領民の安全のために言葉を尽くしていた。しかし、ここでも出自は壁となり、無力さに打ちひしがれるエミリア。そんな彼女の下を訪れたのは、『剣鬼』のもたらす光明でーー。「君が自分の嫌いなところを十個言うなら、俺は君の好きなところを二千個言う」大人気Web小説、別れと再会の第九幕。第三章、王都再来編決着ーー!!
ーーこれはナツキ・スバルが、彼女たちと過ごした平穏な日々の物語。ロズワール邸を発端とした魔獣騒動が一段落し、屋敷と村に平和な時間が訪れていた。そんななんでもない穏やかな時間は、しかし他でもないスバルの思いつきやエミリアたちの事情によって、騒がしくも賑やかに塗り潰される。エミリアの弱点克服に挑む『E・M・Tにラブソングを』。スバルとラムが望まぬピクニックに出かける『ラム・イズ・オーダー』。屋敷を襲った突然の寒波に便乗して遊び回る『冷たいのがお好き』など、WEB未掲載の短編集第二弾! 『死に戻り』のない優しい時間、これがナツキ・スバルの望んだ楽しい異世界生活!
強敵『白鯨』との激戦を乗り越えて、再びメイザース領へ舞い戻るナツキ・スバル。共に死闘を潜り抜けた討伐隊に、因縁の末、和解したユリウスの存在を加え、一同はついに宿敵、大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティ率いる魔女教徒と激突する。エミリアたちを狙う『怠惰』の邪悪な企み。幾度も目の当たりにした惨劇を回避し、 運命を覆すために、スバルの『死に戻り』の経験が活路を開くーー!「それじゃ、いっちょ頼むわ。--頼って縋って、みんなの力で勝ちにいこうぜ」TVアニメ放送開始の大人気Web小説、絆と決意の第八幕。
剣鬼恋歌ーーそれは今も詠われる剣鬼と剣聖の、男と女の、出会いと別れの、恋物語。親竜王国ルグニカを揺るがす、王国内戦『亜人戦争』。王国軍と亜人連合の激しい戦いに、国土は焼かれ、国民は疲弊し、人心は平和の訪れを渇望していた時代。英雄が戦火の中で生まれるならば『剣鬼』ヴィルヘルム・トリアスはまさにそれだ。一本の剣を携え、獣の如く戦場を暴れ回る少年剣士。己の剣の果てを渇望する彼の生き様は やがて戦友や王国、そして一人の少女を巻き込んで、王国史に残る偉業を成し遂げる。大人気WEB小説、激動と剣戟の外伝! 四十年の時を超え、今語られる剣鬼の戦い。