著者 : Ixy
偶然出会ったケモナー大歓喜のもふもふ獣人お姉さん・マシロと共に、モンスターも陰謀も吹き飛ばす規格外ダンジョン攻略!?
ド変態な神様の趣味で最強の女の子として転生させられたカリーナが、次に訪れたのは港町・ヴェーラルド。普通の商人として来たはずなのに、海賊団に絡まれてしまう。だがそこは神様お墨付きの最強少女、軽々返り討ちにした挙句に、積荷までいただいていく完全勝利。さて、奪った積荷の中身はというと……可愛いエルフの美“少年”? チッ! 男か!……いやまて。可愛いなら男でもイケるかも? 今は美少女の元・男であるカリーナの出した答えは……? 「よし決めたぞ!--私はこの子を“男の娘”にするッッ!」際限なきカリーナの欲望は一体どこへ向かうのか!?
“魔王”の出現によって滅亡寸前まで追い込まれた人類。魔王を倒し、世界を救ったのは“勇者”だった。人類は二度と同じ過ちを犯さないため、常時複数の勇者を備えておく『勇者認定保護制度』を法案化し、魔王復活に備えることに。そして時は流れて現在ー。魔王の脅威はおとぎ話となった時代、王国勇者認定官のミゲルは相棒のディアとともに、勇者を探すため諸国を巡っていた。そんなある日、ミゲルは「魔王を倒した勇者の生まれ変わり」である“聖勇者”の噂を耳にする。調査のため鉱山都市フェリシダを訪れたミゲルが目にしたのは、“聖勇者”の少女が起こす奇跡の数々で!?“奇跡”と“勇者復活”を巡る異世界本格ミステリ、ここに開幕ー!
「俺、ちっちゃい頃に将来結婚するって約束した人がいるんだ」錬太郎の突然の爆弾発言に、ヒロイン争いを続けていたむつきとしおりと萌絵は、新ヒロインの参入を阻止するため一時休戦することに。『みんなで一度話し合った方がいいことが発生。“薬師周辺危機対策会合”を開きたし』迫りくる“運命の人”系新ヒロインの影に怯えながらも3人でヒロイン追加を阻止しようと画策するー。加速し続けるヒロインレースに転機が訪れる!?恋人未満ストーリー第2弾!!
ヒロインレース物のラブコメで一発当てた高校生漫画家、薬師錬太郎。ところが最終回の結末が読者間で炎上しトラウマを抱えることに。新作で汚名返上を試みようとするが、担当編集の巡川萌絵にはなぜか「彼女を作れば連載していい」という条件を付けられてしまう。同級生で漫画家の茶菓上むつきと、漫研後輩の都喜村しおりにも相談するが、じつは錬太郎が好きだった二人は恋人に立候補!さらに担当編集・萌絵の錬太郎に対する好意まで発覚!?錬太郎大好き同士の3人は協議の末、錬太郎から告白されない限りは自分から好意を伝えない協定、告白禁止条約を結ぶが…。告白は禁止。だけど告白以外はなにをしてもOK??でも、-ヒロインレースはもうやめませんか?
工兵、次郎丸、梅林 VS 立華、藤崎の対決となった総合商社二社のインフラ統合案件は、暗躍するスピリッティアの貝塚の介入もあり、業界全体を巻き込む事態に。国内の主要なIT企業を押さえられ、案件を進める術を失った工兵が目を向けたのは……まさかの海外大手!? 一方、工兵の総務部への異動話もまったなしの状況に。スルガシステムの未来と、立華のいるSE部を守ること、そして自身のエンジニアとしてのキャリアに悩む工兵の選ぶ道とは──。 萌えるSE残酷物語、感動のシリーズ本編完結編!
モンスターたちの生きる意味。それはーー。 新たな勇者戦がはじまっていた。 再び担当魔王軍となったゴルディアス軍は、エルブランコを責任者として任命し、事にあたっていた。 しかし、そこでエルブランコはとんでもないスキャンダルに巻き込まれる。 ホテルの前で週刊誌に撮られた勇者との密会写真。 それを発端に勇者戦は打ち切り。 ゴルディアス軍は解散にまで追い込まれることになった。 悲嘆に暮れるエルブランコ。 スラムに消えるエルブランコ。 自分を捨てて、第2の人生を歩み始めたエルブランコ。 そんな彼の元に、かつての部下・ウニベルがやってくる。 スキャンダルの本当の意味。 勇者協会と人間という闇が孕んだ、汚い手段。 エルブランコは矮小な自分を見つめ直し、再び立ち上がる。 それでゴルディアス軍が元に戻るわけでは無いことを知りながら……。 働くなんて辛いこと。 それでも、過ごした時間は確かに自分が歩いた道。 だから、それが失敗だったとしても、やってきたことを否定なんてしなくていいじゃないか。 自分が自分を認めなくて、誰が認めてくれるんだ。 あらゆる理不尽をはねのけろ! ファンタジー社畜コメディ完結編。 ーー社蓄はついに、答えを見つける。
目指せ!上場企業!? なんとスルガシステムが株式公開の準備に入るという。その体制づくりのため総務部への誘いを受けた工兵は、いずれは役員として経営陣に……という途方もない話を前に、自らのキャリアについて思い悩む。 とはいえSEの仕事も待ったなし。アサインされたのは、総合商社二社のシステム統合という大きな案件。しかも提案作業のパートナーはかつてのライバル、アルマダ・イニシアティブの次郎丸で!? さらに、その案件は別ルートから立華&藤崎コンビも受注を狙う、社内競合案件だった! 果たして工兵は、最強の敵に勝てるのか!? 昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵!? 萌えるSE残酷物語、風雲急を告げる第15弾!
勇者と戦わない魔王軍って何してるの? 「先輩先輩、ここで働いてる人間って、真面目に仕事してるわりに基本的に目が死んでますね。やはり協会がブラックだという噂は本当だったのですね!」 「黙ってろ! 怒られるぞ!」 前回の選抜魔王軍としての仕事から数か月。 次の勇者が現れたが、ゴルディアス魔王軍は今回の勇者戦を辞退した。 そんな中、魔王軍の経営を支えるために、アマリージョの開発した新アイテムの特許取得が急務であった。 しかし、なかなかそれを受理しない勇者協会。 そして流れてくる、勇者と今回の選抜魔王軍・テリブレ軍の黒い噂。 特許取得の交換条件として提示されたテリブレ軍の調査のために、潜入を試みるエルブランコとウニベルだったが……? 相も変わらず高圧的な勇者協会。 常識破りのボンボン勇者。 挙句に二言目には拳の飛び出す、極悪非道な選抜魔王軍の尻ぬぐい。 それでも愛する自軍のために、今日も粉骨砕身がんばります! 頑張っただけ結果が出るなんて、そんなきれい事はやめてくれ……。 第10回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。 うだつの上がらぬ日々におくる、ファンタジー社蓄コメディ第二弾!!
正直、勇者より魔王軍の方が大変そうだよね 「一体こいつはどうやって冒険をしようというのか! もう勘弁ならんぞ!」 「落ち着いて。僕たちが根気よく勇者を育てていくしかないんじゃない?」 30年ぶりに現れた勇者を前にして、魔王軍は大混乱。そいつは伝説の武器を前に平然とこん棒を選択するような、ただのバカ。 次々と奇跡的な愚行を繰り返すダメ勇者。 そんな勇者を目の前に、魔王軍は絶望の淵に立っていたのだ。 モンスターは勇者に倒される事で、より優秀なモンスターへと転生する。彼らは勇者を育成し、旅を盛り上げ最後に倒されることを夢見て過ごす。 それが彼らの仕事であり、人間との間に結ばれた秘密裏の決め事なのだ。 ーーたとえ勇者がどんなにバカであったとしても。 だから、魔王軍だって楽じゃない。 選んだ勇者のバカさ加減を棚にあげ「コレじゃ勇者が育たないよ! 職務怠慢じゃないの?」とクレームをくれる人間サイドのお偉いさん。 天才的なダメっぷりで、どれだけイージーな状況も覆すミラクル勇者。 きわめつけに、新入りモンスターのうっかりミス。 それでも文句は言ってられない。 嗚呼、仕事ってなんだろう……。 第10回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞のファンタジー社畜コメディ!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の著者・渡航氏をゲスト審査員に迎えた、第10回小学館ライトノベル大賞。 その講評で「とにかくそのバカバカしくもくだらない筆致が俺好み」という賛辞を受けると共に審査員特別賞を受賞。 バカな勇者に振りまわされる魔王軍の奮闘と、バカバカしくも愛おしいモンスターたちの掛け合いが見所!
工兵のライバル達がまさかの共同戦線!? アルマダ次郎丸とJT&W梅林が、ビジネスチャンスを掘り起こす! 大型案件から外され、まるで雑用のような他社会議の議事録取りを任されたJT&Wの梅林。こんな仕事さっさと片付けて、と思っていたところ、遅れて会議に現れたのは、かつて競合案件で苦杯を嘗めさせられた、新興ベンチャー・アルマダの新卒社員、次郎丸縁だった。 「ビジネスの匂いがするんです」 つまらない仕事だと決めつけていた梅林に次郎丸は共闘を持ちかける。 会議に漂う些細な違和感からビジネスチャンスをうかがう次郎丸の言葉に、梅林の眠っていた反骨精神が燃え上がる! そのほか、ガテン系女子の薬院加奈子、初めての合コンに向けて女子力を磨くの巻、最近お太り気味の工兵に立華がダイエット指南の巻、強引な営業力は抜群だが、普段現場を顧みない社長・六本松が現場で大暴れの巻とバリエーション豊かな全4編を収録! 萌えるSE残酷物語第14弾、3度目の短編集でお贈りします!
工兵の社会人二年目がスタート! そしてまさかの大盤振る舞い、大量十人の新卒社員を迎えたスルガシステム。例によって新人の教育担当となったのは……工兵でした! 「学生ベンチャーやインカレサークルで部長を務めてたんで〜」と意識高い系新人に、「ホットヨガの予約があるので帰ります〜」と仕事も途中で定時退社など、ゆとり爆発の新人たちに社内は大混乱! はたして工兵は無事に新人たちを戦力化できるのか!?
「ミカサ自動車のインターネットゲートウェイ構築が取れたぞ」 年度末の超繁忙期、社長が受注してきたのはなんと国内最大の自動車メーカー案件。悲鳴をあげながら対応を開始する工兵だが、頼みの立華はなぜかうわの空……からの無断欠勤……からの退職話!? どうやら隠された事情があるようで、工兵は立華の復活を目指して行動を開始する。しかし一方、ミカサ案件も待ったなし。立華不在で苦境に立たされる。 はたしてミカサ案件の行方は? そして立華は本当に会社を辞めてしまうのか?
スルガシステムが驚天動地の企業買収。子会社となるのは社員数8名のデジタル・ヴィレッジ。その部長に兼務で就任した藤崎はさらりと長期出張へ、そこで白羽の矢が立ったのは例によって工兵だった。 任務は簡単な事務処理だけ……という話だったが、そう簡単にいくはずもなく、工兵は現場と会社の板挟みに。さらに優良システム開発会社という触れ込みだったDV社が実は大赤字ということが明らかになり!? 技術アドバイザの役割を振られた立華とともに、工兵は事態の打開を図るが!?
福利厚生なんてものとは無縁に思われたスルガシステムでまさかの社員旅行!行き先は熱海。温泉、宴会など、楽しいイベントを夢想して勇み立つ工兵だったが、システム開発会社の社員旅行が平穏無事に終わるわけもなく!? そんな表題作ほか、悪魔の言葉ASAPに苦しめられる立華と工兵を描く「もう悩まない?システムサイジング」。さらに優秀すぎる一年目・次郎丸や工兵の妹で元気印の誉の活躍を描く短編も収録した短編集第2弾!
アルマダの攻勢を受け、業平案件は守りきったものの業績が悪化したスルガシステム。 苦境を脱すべく、社長が下したミッションは従来の個別システム構築ではなく定型のサービス開発と拡販だった。 その実行チームとして立華、梢が選ばれる。そして犬猿の仲の二人を束ねるプロダクト・マネージャーに指名されたのはーーもちろん我らが桜坂工兵! 慣れない業態に五里霧中&試行錯誤の工兵たち。希望が見えたと思った矢先に立ちはだかるのは、思わぬ障害と失敗の許されない巨大な取引先で!?
とある企業の大規模コンペで、工兵は競合するライバル社、アルマダ・イニシアティブの新人エンジニア、次郎丸縁と出会う。同じ新卒、同じ過酷な境遇ということで親近感を覚える工兵だったのだが ──、アルマダはスルガシステムを脅かす超攻撃的企業だった! 次郎丸はその尖兵として新規案件のコンペはおろか、リドルトリルをはじめ既存の顧客すら奪い始め、その魔手はついに橋本のいる業平産業にまで及ぶ。危機感を募らせた工兵は全力で迎え撃つ決意を固め、立華と一致団結。はたして運命のヒアリングの攻防の行方は!?
毎度おなじみの社長の強権発動により取引先のオフィスに常駐勤務となった工兵と立華。 常駐先は国内最大手のIT企業で、なんと藤崎の古巣だという。 大企業なので、さぞかし豪華な業務環境に違いない……、と勇み立つ工兵だったが、待ち受けていたのはプロジェクトルームと呼ばれる、理不尽かつ不自由極まりない場所だった! いつもと勝手が違う環境で工兵と立華は苦境に立たされるが、そこで工兵が見出した一手とは!?
「桜坂君さ……バイトしてみない?」 大学のゼミの同窓会で再会した伊織に持ち掛けられたのは小さなオフィスの無線LAN導入。かわいい女子からの誘いを受けてしまう工兵だったがそれが泥沼への第一歩で!? そんな表題作ほか、怪しげな新製品の検証をしたり、新卒なのになぜか面接官をするエピソードを収録。さらには橋本課長と梢にまつわる掌編も入ったバラエティに富んだ一冊です!