著者 : Laruha
隠世のあやかしお宿「天神屋」に嫁入りした葵は、大女将見習いとして大旦那や仲間と賑やかに暮らしている。 天神屋の休業中、総出で現世へ社員旅行に行くことに! しかし到着早々退魔師の襲撃を受ける。 しかもその人物は葵の祖父、史郎の式神を使役していてーー!? 不穏な影がちらつく中、東京・京都・福岡を巡り大旦那と過ごす時間を楽しむ葵。 各地では思わぬ人々との邂逅も待っていた。 そして、旅の最後には大旦那念願のあることがーー。 人とあやかしが紡いだ「これまで」が、「これから」を導く。 大団円のその先の物語。 第一話 旅行前夜 第二話 東京の夜 第三話 大旦那様と浅草観光 第四話 再会 第五話 裏祇園 第六話 狐か狸か 第七話 六道の辻の鬼嫁 第八話 津場木史郎の孫 第九話 幸せを望まれて かくりよの宿飯 短編集 あとがき
モットーは【やらずに後悔するよりやって後悔】ですっ!!名門ランペイル辺境伯家で唯一、ハズレとされる無属性で生まれたジョアン。冷遇される…かに見えたが規格外のスキルを持っていることが判明!さらに82歳まで生きた前世の知識を活かし家族や親戚、使用人たちをどんどん幸せにしていく。そんなこんなであっという間に6歳に。ジョアンは廃棄されがちなサツマイモの料理法を考え、農家の危機を救っただけではなく領地の特産まで生み出すのだった。「さっそく商会で売り出しましょう!」笑顔とスキルは無限大!外見は美幼女、中身はおばあちゃんの愛され物語。
庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。 路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。 その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。 難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。 庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。 行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。 やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づきーー。 ==登場人物== アイリ 『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。 たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。 サラ 田舎から出てきた17才の少女。 祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。 プロローグ 第一章 女男爵とパセリ 第二章 整形庭園と貴婦人の探し物 第三章 風景庭園と中庭の謎 第四章 幽霊屋敷と古典庭園の隠し事 第五章 魔女の庭と青い花の秘密 エピローグ
代々、優秀な騎士や魔法使いを輩出してきたランペイル辺境伯家。その長女として生まれたジョアンは5歳の洗礼式で“無”属性と判定され、あまりのショックに寝込んでしまう。そして彼女は夢の中で思い出すのだった。前世は日本で暮らしていた、孫と推しを応援する元気なお婆ちゃんだったことを…!見た目は幼女、頭脳は老人。今日もお婆ちゃんの知恵袋とスキルを活かしてポジティブにみんなと楽しく暮らします!第11回ネット小説大賞金賞受賞!!!!
敵である『闇夜の蝶』が人間から生まれてくると知ったオフィーリア。闇夜のプリンス・ダークの求婚を受ければ彼らを倒さずに救うことができるけど…私はフェリクス王子と幸せになりたいので、別の方法を探します!そんな私の想いに応えるようにフェリクス王子からの溺愛も急上昇!しかし、王都が闇夜の蝶の大群に襲撃される事件がおきて!?
あやかしお宿「天神屋」に嫁入りし、大女将見習いとして働く葵。彼女のもとに、現世へ留学するあやかしたちからの相談が寄せられていた。隠世と現世の交流が増えたことで、その分お悩みも増えていたのだ。葵は自らの体験を振り返り、人とあやかしが共に暮らすコツを手紙にしたためることに。するとそこへ大旦那もやってきて、昔話に花が咲いていきーー。 葵が隠世で生きる決意をした日の裏話。天神屋創立に馳せた大旦那の想い。そして知られざるチビの大冒険。葵とあやかしたちが過ごした、ささやかな日々の回顧録。
ヒロインしかなれないはずの『フリージアの巫女』になった悪役令嬢オフィーリア。 巫女は夫を複数持てるみたいだけど私はフェリクス王子一筋! そんなある日、養子として迎えた兄ダークを両親に紹介される。 「お前魔法の才能ないな、俺が教えてやる」って俺様なのにやたらと私に優しくしてくれるダーク。 もしかして悪役令嬢ルートの新キャラなの?
隠世をめぐる激動の日々を乗り越え、少し時が流れたころ。あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は、大女将見習いとなり活躍する毎日を送っていた。 お仕事のかたわらで、かつて祖父が隠したらしいお宝を探したり、手鞠河童のチビは旅に出ていたり、ライバルお宿「折尾屋」とコラボをしたり、大旦那が現世に出張したりーー。相変わらずの何気ない日々が、少しずつ変わりながら続いていく。そして桜の季節がまた訪れようとしていた。 隠世で生きる葵と仲間たちの営み。季節がめぐる十二ヶ月の物語。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したオフィーリア。平和な学園生活を送るはずだったのに、腹黒ヒロインからいじめられて、挙げ句の果てに処刑エンドまっしぐらーーってそんな人生ごめんです! こうなったら、知る人ぞ知る【裏ワザ】を使って幻の「悪役令嬢ルート」に突入します!! でもなんだか、攻略対象たちの溺愛が本編以上にヤバイみたい……? 【COMIC B’s-LOGにてコミカライズ企画進行中!!】
オリビアが護衛するアルフレッドは、表は真面目な領主の息子、裏では女装で屋敷を抜け出す猫かぶり! そんな彼に連れられ、男装したオリビアも『夜の街(ナイト)』へ。そこでノアと名乗る怪しい奇術師に出会い、二人で一座を調べることに。しかし襲撃を受けたオリビアは、護衛対象(アルフレッド)に守られる形で己の力不足を突きつけられて……!? 「おれの側から離れるなんて赦さない」女装殿下の独占欲が大暴走!? 第17回小説大賞奨励賞・受賞作!!
ついに始まる八葉夜行会。大旦那の“真実”と自分の気持ちに向き合った葵は、彼を救う協力者を得るため妖都を奔走する。葵が向かったのは、かつて彼女の料理を否定した大湖串製菓の八葉・ザクロのもとだったーー。
黄金童子に導かれ、葵は文門の地へ辿り着く。そこにはいつもと変わらないように見える大旦那の姿があった。八葉夜行会までの束の間の時を、穏やかに過ごす二人。大旦那はそこで、ひとつの提案を葵にするのだった。
白夜の語った大旦那様の過去を胸に、妖都から脱出した葵は、北の地を治める八葉のもとへ向かう。美しくも閉ざされた雪国で葵を待っていたのは、知られざる美味しい名産品と、懐かしいあの人物との再会で……!
かくりよの中心・妖都へ向かった大旦那様が行方不明に。天神屋史上最大の危機に動揺する葵は、お帳場長の白夜から密命を受けた。それは妖都行きの宙船に、食事処“夕がお”の屋台を出して出張営業することで……!?
南の地の呪いを晴らし、凱旋した葵を待っていたのは、天神屋の温かくも大忙しの日々! 新しいおみやげを考えたり、秋祭りの準備をしたりと奮闘するなか、大旦那様から果物狩り(デート!?)のお誘いを受けて……。
"隠世"の老舗宿「天神屋」で食事処を切り盛りする女子大生の葵。 銀次とともに、南の地のライバル宿「折尾屋」に攫われた彼女だが、持ち前の負けん気と料理の腕で、逞しく居場所を作っていた。 銀次と乱丸の行く末を心配する磯姫の想いを継ぎ、「海宝の肴」の担当を買って出た葵。早速献立の考案や食材集めに奮闘する彼女と銀次の元に、「天神屋」から思わぬ助っ人(?)がやってきた! 懐かしくも頼もしい仲間に励まされ、準備も順調に進んでいたのだが、呪われし南の地には、それを快く思わない存在がいて……。
天神屋のライバル宿・折尾屋に攫われてしまった葵。共に連れてこられた銀次のことが気になり、チビの力を借りて地下牢から脱走しようとするのだが、立ちふさがった折尾屋の旦那頭・乱丸に無理難題を出され……!?
現世出張で大旦那様が不在の天神屋に、ライバル宿「折尾屋」の幹部たちがやって来た! 銀次の以前の同僚や暁の師匠など、因縁の多い面々の登場に、天神屋は大騒ぎ。もちろん”鬼嫁”葵も無関係ではいられず……。