ジャンル : その他
ジュークに“悪女”ではないと気付かれ、和解したディアナ。 一方その頃、『紅薔薇様』不在の後宮では、側室バトルが再燃。 『降臨祭』の背後で、シェイラに陰湿な嫌がらせが…! 「さあ『紅薔薇様』再開といきましょう」 後宮とシェイラのため、立ち上がったディアナを待っていたのは牡丹様で──!? 紅薔薇と牡丹の直接対決が見逃せない、後宮奮闘記第3巻!
貧乏伯爵令嬢の“シンシア”は家の借金返済のため、王都コロンで働く日々を送る。ささやかな楽しみは、ご褒美においしいスイーツを食べること!ある日、シンシアは人とぶつかって転倒し、買ったケーキを潰してしまう…。呆然とする中、手を差し伸べたのは“笑わない貴公子”と噂の王弟“リュファス”だった。このリュファス、実は甘いもの好きでひそかにスイーツ仲間を求めておりー。「給金は三倍出す!屋敷で働き、スイーツを一緒に食べてくれないか?」二人がケーキを通じて偶然出会ったとき、おかしな関係が始まるっ!?甘くほろ苦い、お菓子と恋のじれじれラブコメディー!
王都に辿り着いたセイタロウは、各ギルドからもてなされ、国王からも呼び出される。歓迎の茶会の後、彼は実力と人柄で一目置かれ、王家との良好な関係を築くのだった。そんな王都暮らしの中、セイタロウは海沿いの一軒家を住まいにする。そして近隣の洞窟に、珍しい魔物がいると聞き、海の中に向かうことにーー。Webで大人気の最強じい様ファンタジー、文庫化第9弾!
スキル販売者ユアラとの対決の時が来た。場所はフランジュ帝国の帝都。その勝負の形式は……なんと鬼ごっこ!? もちろん、単なる鬼ごっこではなく、ユアラは数々の罠を仕掛けていた。それによって心身ともにボロボロになりつつも、シャーロットとその仲間たちは、策を駆使してユアラを捕まえることに成功するが……。ネットで大人気の異世界大改変ファンタジー、文庫化第9弾!
コウヤの元にとある難しい依頼が持ち込まれた。それは、王国全土で猛威を振るう大盗賊団『霧の狼』の討伐! 各地にある『霧の狼』の支部を一挙に殲滅すべく、コウヤが持ち出したのはーーマンタ型の巨大飛行船!? ステルス機能も搭載した高性能すぎる船が、密かに、かつ超高速で異世界の空を舞うーー。"元神様"な天然ギルド職員のうっかり改革ファンタジー、文庫化第3弾!
華族令嬢だった久我まりあは父の不祥事が原因で没落したが、夜会にて国内屈指の名家・山上家の嫡男、装二郎と邂逅を果たす。山上家には夜な夜な事件を起こすあやかしを匿っているという不穏な噂があったが、訳あってふたりは契約結婚をすることに。いつしか愛が芽生えた先に待ち受けるのは……? そんな折、帝都で謎の連続昏倒事件が発生。まりあは異能・魔眼の力を発揮し、装二郎と共に調査に乗り出すーー。真の夫婦になるため、まりあ&装二郎がもふもふたちと大奮闘! 溺愛和風大正ファンタジー。 ■著者 江本マシメサ(えもと・ましめさ) 長崎県出身。『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』で2015年にデビュー。著書に『あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する 』シリーズ(集英社オレンジ文庫)、『浅草ばけもの甘味祓い』シリーズ(小学館文庫キャラブン!)などがある。
非現実的なものを許容しなくなった現代日本で居場所を失い、自らの存在に終止符を打つ「化け仕舞い」を選択するあやかしや神達。彼らの恨みや未練を絶ち、次の生へと送り出す「世話人」が幽世で密かに活動していた。 幽世に迷い込んでしまった人間の少女・雪白は、世話人の青年・カゲロウと出逢う。幽世に来た弊害か、記憶を失くしていた彼女は、世話人の仕事を手伝いながらカゲロウの厄介になることに。 双子の提灯おばけ、荼枳尼天、そして亡霊まで……。雪白は様々なあやかしたちと交流し、彼らの温かさや優しさに徐々に惹かれていく。そして悔いのない「化け仕舞い」のために奮闘するがーー? 切なくも美しい、幽世葬送譚。 ■著者プロフィール 忍丸(しのぶまる) 『異世界おもてなしご飯』(カドカワBOOKS)でデビュー。著作に「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(ことのは文庫)、『花咲くキッチン』(富士見L文庫)、『古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう 』(一二三文庫)など多数。
スキル「時計使い」を覚醒させてSSS級の冒険者となったシクロ。そんな中、突如ノースフォリアに現れた妹のアリスの思惑とは……。
港町にある冒険者の店「暴れケルピーの尾びれ亭」に、冒険とは無縁そうな二人組の女の子が現れて……。
「Q.人はなぜ謎に惹かれるのか?」 「A.知ることは、生きることとイコールだから」 人間の意識を半永久的に持続可能な人工身体にコピーしたヒューマノイド=〈カティス〉が生まれた近未来。 〈カティス〉の女性・ミチが目覚めると、世界から人類は消失していた。 搭載された〈安全機構〉により自殺はできず、誰もいない世界で孤独な時間を生き続けることに絶望していた彼女は、少年の姿をした〈カティス〉のアミと出会う。 〈人類消失の謎〉の解決を目指すと語る彼に誘われ、ミチは失われた人間の頃の記憶と永遠に続く時間を生き続ける意味を探す旅を始めるーーーー。 人類が消失した終末世界を、人類の残骸=ヒューマノイドのふたりが旅する、最果ての〈日常の謎〉。 日本推理作家協会賞受賞作家が、人間が〈生き続ける意味〉を問う終末旅行ミステリ!
この“夏”をきっと忘れない。 絶望を生きる少女たちの、ひと夏の甘き死と再生の物語。 百合小説の傑作と名高い富士見ミステリー文庫発の青春ミステリー、待望の復刊! 寂れた無人駅のホーム。 こんぺい糖。ひまわり畑。 そして、あの廃棄車両。 リガヤという名の、不思議な彼女を連想させる四大要素。 思えばそこから、あたしの夏は始まった。 飛び込み自殺をするはずのローカル線が廃線となり、生理不順で味覚障害な中学二年生・有賀海幸の保険金自殺計画はムダになってしまった。 途方に暮れる彼女は、タガログ語で“幸せ”を意味する名を名乗る年上の少女・リガヤと出会う。 「ボクがこいつを『幽霊鉄道』として、甦らせてみせる!」 謎めいた彼女は、廃棄列車の復活と自殺志願の海幸に〈死〉を与えることを誓うのだった。 海幸とリガヤの、忘れられない夏が始まる。
第一王子の婚約者である公爵令嬢のフランは、頭をぶつけた衝撃で自分が前世プレイした乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出す。しかし序盤でやめてしまったため、肝心のストーリーはほとんど覚えていない! 前世は病弱で学校に通えていなかった彼女は、悩んだ末にゲームシナリオは放置し、憧れていた学園生活を満喫することを決意した。そのために身分を隠して平民クラスにもぐりこんだのに、婚約者のアドルフが乗り込んできてすぐに身分はバレてしまう。その上、ゲームヒロインの聖女はアドルフを狙っているようで、何かとフランにちょっかいをかけてきてーー? はちゃめちゃ学園ラブコメディ、開幕!
所作も学問も容姿も完璧だが、無表情で無感情。「人形令嬢」と揶揄されるクローディアは、王太子ジルベルトに「心がない」と婚約破棄される。必要最低限の文字数でそれを受諾した彼女は、王妃の座を狙うアイシャに諮られ処刑されるがーー目を覚ますと二年前に戻っていた!? 今度こそ王太子の婚約者なんかやめて平和に生きようと意気込んだものの、過保護なジルベルトがなぜか離してくれない。運命から逃げれば逃げるほど感情が動き、周囲に愛され、幸せになっていくクローディア。しかし平和も束の間、アイシャの魔の手が迫る。さらにクローディアの封印された感情に、神々を巻き込んだこの世界の秘密が隠されていることがわかり!?
聖女として王家に仕えていたアイシャは、魔物の大量発生をどうにか鎮圧した直後、婚約者のクーツ王太子に冤罪で糾弾され、聖女の地位を剥奪、更に婚約破棄までされて王宮を追い出されてしまう。行くあてのないアイシャは、王宮の下女マルタのはからいで、彼女の息子であるトオンが営む宿屋に身を寄せることに。突然の事態に感情が制御しきれず無意識に王家を呪ってしまうかもしれないと恐れるアイシャに対し、トオンと彼の友人カズンは、紙に書いてストレス発散をすることを提案する。当初はあくまでそれで終わりのはずだったのだが、アイシャが書き出した過去のあまりのひどさに、トオンはその内容を新聞社に伝えることを決意、新聞の朝刊を介して王太子たちの悪業が暴露されたことで、彼らは窮地に追いやられ……
目が覚めたら乙女ゲームの世界に転生していた令嬢・リディア。リディアは王太子ルートの悪役令嬢で、将来断罪されてしまうキャラクターだ。その未来を回避するため動き出した彼女だが、ゲームの内容通りに王太子・バンリの婚約者に選ばれてしまう。このままでは断罪ルートまっしぐら……と思いつつ、リディアはバンリに惹かれていき、彼を信じて乙女ゲームの舞台となる学園に入学することに。そこで彼女を待ち受けていたのは、変わってしまった婚約者や友人、厳しく孤独な日々だった。想像以上に強い乙女ゲームの強制力を目の当たりにしたリディアは、とある決意をしてーー!? 転生令嬢の奮闘記、開幕!
第三王女でありながら、義母である王妃や異母姉たちに虐げられていたエリサ。そんな彼女はある日、父王から同盟のため獣人の国の王へ嫁ぐよう命令される。竜人である王、ジークヴァルトは未だ見ぬ番しか愛せない身で、もし番が見つかるか同盟の役割が終われば、その時点でエリサとは離婚だという。しかし、もともと自由な平民になりたかったエリサはかえって自分から白い結婚&別居を提案して、離婚後は自由にしてもらう約束を取り付け、その日を楽しみに過ごすことに。ところがジークヴァルトの番探しが難航したり、王宮内の陰謀に巻き込まれたりと、エリサの身の回りにも不穏な気配が漂って……
聖女である妹と比較され、ずっと父親から虐げられてきた令嬢リーシャ。 生きる意味も感じられず、亡き母親に託された夢である秘薬の生成に取り組んでいた。 そんなある日、彼女はついに聖女にしか生成できないはずの薬を創り出すことに成功する。 その矢先、聖女に助けを乞いに来た辺境伯シュラウドにその実力を見出され、あれよあれよと辺境伯領へと旅立つことに。魔獣の襲撃に脅かされていた辺境伯領の様子と、初めて彼女を評価してくれたシュラウドのために一念発起したリーシャによって怪我人は瞬く間に減り、ついでになぜか魔獣の襲撃自体も減っていくように。すべてが順調な中、優しく気高いシュラウドにリーシャは心惹かれていきーー
うさ耳パーカーがトレードマークの卯民は人気配信者。そんな彼女の隠れた一面を知り、女優志望の硝は秘密の遊びを共に愉しむことに。
「こんな世界なら、なくなったほうがいいよね?」 勇者アゲハと仲睦まじく再びダンジョン攻略を進めていたキスカの前に現れたもう一人のアゲハ”黒アゲハ”の〈リセット〉によりこの世界は消失した。 しかし、凄惨な運命から彼女たちを救済し、望む未来を手にするため、キスカは世界が滅ぼされる前の時代、勇者と魔王の戦争真っ只中の百年前の世界に飛ぶ。 そこでキスカは【カタロフダンジョン】の帰還者として勇者エリギオン率いるパーティの道案内を任され、ダンジョンに逃げ込んだという魔王ゾーガを追跡することになる。意外にもあっさり討伐される魔王。しかし倒しても倒しても魔王は生き返り、勇者エリギオンたちを待つのは凄惨な最期だった……! 勇者パーティのひとり賢者ニャウとの会話によって未来が大きく変わると気づいたキスカは、再び〈セーブ&リセット〉でバッドエンドを回避するための攻略を始める! プロローグ 第一章 記憶喪失 第二章 百年前の世界 第三章 苦難の始まり 第四章 転換点 エピローグ