ジャンル : その他
ある日突然、バリバリのワーキングマザーだった前世を思い出した公爵令嬢イザベル。自分が乙女ゲームの「悪役令嬢」だと知り、どうすれば断罪フラグを回避できるか考えたーーそうだ、攻略対象者と接触しなければいい! ちょうど厳しい修道院に入る予定だったイザベルは、さっそく家を出ることに。そして、修道女は労働必須のそこで、孤児院の子供達の世話を任される。普通の貴族令嬢なら大慌てするところだけど、彼女は前世の育児スキルのおかげで難なくクリアし、次第に周囲から頼りにされるように! これなら自分にまつわる悪い噂を払拭できそうだと安心していた矢先、メイン攻略対象者であるキラキラ王子に遭遇して……?
WEBで大人気の、妻の逆襲劇ーーついに書籍化! 気が付くと家に置かれていた一冊の本。そこに書かれていた『日本語』に、アーシアは前世の記憶を取り戻した。この世界は、王妃と自分の夫の『運命の恋』を描いた物語。このままだと自分はモブな悪役として雑に処刑されてしまう。夫の隠れ蓑として結婚させられただけでなく処刑なんて絶対に嫌! そう思ったアーシアはこっそり作家として身を立て、家を脱出することに。すると前世で読んだ物語では、もうじき死ぬ運命の幼い王子が自分のファンに!? それ以外にも彼女を応援する人たちが沢山現れてーー。家に置かれた『本』、前世の『物語』、前世と今世が絡み合い、思わぬ真実へと向かう最高にスッキリする逆襲劇、ここに開幕!
誘拐されていたシュリは、無事に仲間の元に帰還を果たした。シュリが不在だったため城も厨房も人々も荒廃していたが、平穏な日々を取り戻すべく早速行動を起こすシュリ。まずは厨房を勝手に辞めて街で料理店を開いたミナフェとフィンツェを連れ戻すことに。リルとアドラと共にミナフェの店へと向かったが、城下町の大通りに面した店は行列ができて大繁盛していた。しかし店内を窺うと、そこには街の荒くれ者に「みかじめ料」を強請られているミナフェの姿が。なんとか荒くれ者を退散させて、シュリはミナフェから話を聞くのだが…。
異世界ターミナル、そこに長い間敵対し、憎み合う二つの国、サイトピアとマドカピアがあった。その二国の領土の丁度中間地点に、突如誰も見たこともない出で立ちの城(寄席小屋)が建ち、新しい国が誕生した。その国の名こそ「招笑亭」。王の名は楽々亭一福。現代から召喚されてきた噺家の一福は、笑いで世界を征服する為、招笑亭で落語を披露する。「ソード算【壺算】」「ミス・バミューダ=トライアングル【たらちね】」「イドのティーポッド【井戸の茶碗】」現代の落語を異世界風にアレンジして演じるその様式は「異世界落語」と呼ばれ、一福の名は国を超え、大陸を超え、知れ渡っていき、招笑亭近隣も発展し、宿屋、土産物屋等が立ち並び「ラクゴ村」なる商業集落まで生まれていた。
転移魔法により妖精たちが隠れ住む島へやって来てしまったカエデたち。そこに住む「白い妖精」シロネリは、妖精をさらう目的で島に侵入した男を捕らえたが、妖精の一人が姿を消したことで、カエデとカルデノは侵入者の仲間だと疑われる。そんな中カスミまでもがいなくなってしまうが、島の妖精たちと共に捜索を開始し、侵入者と戦ってカスミたちを助け出すことに成功する。戦いにより、仲間を失うなど小さくない被害を受けた妖精の島だったが、なんとか島の平和を取り戻すことができた。疑いの晴れたカエデたちは侵入者が使った舟に乗り、妖精たちに見送られて島を後にした。
新たな仲間達と新たな開拓地のブラド砂漠の攻略に励む絆達。年上で大人な彼等と楽しく過ごしながらも顔文字に農業を伝授。その後は釣りに勤しむ日々を送っていた。その間も顔文字と農業で品種改良したトマトを姉に食べさせたり、ミリーと化石掘りをしながらオリジナル恐竜を組み立てたり、クレイと危険植物について談義をしたり、砂漠で新たな釣りをしたり……目的はマグマを泳ぐ魚を釣るという野望を抱く絆。そんなある日、開拓地をモンスターが襲撃する新たなイベントが発生する。
ヘカトンケイルを滅亡寸前まで追い込んだ残桜症禍から、五年の歳月が過ぎた。踏鞴家給地でのんびり過ごしていた康太は、ピスフィの熱烈な誘いを受けて熱帯の島しょ部、香料諸島(ヴィトネシア)へと赴く。落ちているものをすぐ食べる悪癖を買われた康太が、『ピーダーとネイデル、クエリアの会社』のプラントハンティング部門に出向したかたちだ。到着したアレナリア島で、ふたりは、無人化した村落にただひとり佇む女性と出会う。椒美(はじかみ)と名乗った女性は、アレナリアのひとびとが残桜症によって全滅したことを告げたのだがーーー。
迷宮都市での依頼を達成したルードたちは、天使との戦いも乗り切り、無事アバンシアへと帰還した。マニシアとの再会を喜ぶのも束の間、そんなルードたちを待ち受けていたのは、エルという女性と新たな依頼だった。依頼者であるエルが暮らしている村では、ここ最近行方不明者が現れ、その原因が分からないことから、ルードたちに調べてほしいということだった。快く引き受けたルードたちは、すぐに依頼のあったリンドン村へと向かうことになるのだがーーー。
トウの国の混乱を無事に鎮め、協力を取り付けることに成功した太一たち。セルティアからの侵略まで幾ばくもないなか、四人を待っていたのは、南の大陸、通称影の大地での修行。シェイド肝いりの修行は、なんとアルガティとユグドラシルによるものだった。太一はアルガティと。凛、ミューラ、レミーアはユグドラシルと。それぞれ修行を開始するのだがーーーー。
カイの試練により、記憶無くし魔物達と一緒にギルとして過ごしていたアメリア王国第一王子ギルバート。攻めてきた魔族軍の霧の魔王プロキオンとその軍をなんとか倒すことができ一時の勝利を収めた。ひとまずの脅威は去り、色んな魔物が魔王を倒した噂を聞きつけギル達の街、キャット・ニャーに集まってきて街は都市ような規模になる。そこで、束の間の平穏を過ごしていたが、再び魔族軍の魔将ドルチェに攻め込まれ、都市が破壊されてしまう事態にーー!?WEB版より新規大幅書き下ろしの爽快無双ファンタジー第7弾!
レベル9認定試験のため空中都市コードへ潜入したクライ。第二王女アリシャに協力して王位継承戦に参加することになったのだが…?
不死者の迷宮から魔物が溢れた! スタンピードの報せにアンギラに戻った荒野の守人一行は、冒険者ギルドの指示でそれぞれの部隊に分かれていく。実力を買われた黒須は、タイメンとともに最前線で魔物を食い止める役割を与えられた。不死者には日本刀が効かないと聞き、新たな武器も手に戦地に向かう黒須。死人、骨人、屍人……。月夜の下、初めて見るアンデッドの姿にサムライは血を滾らせてーー!! そして夜明け前、アンギラに戻った黒須は、ルナと名乗る赤目の少女と出会う。 「やっ、約束やで! 絶対守ってな!!」 黒須は少女の命を保証すると誓うが、それが大きなトラブルを呼び込み……。 これは、異世界の常識を気にかけないサムライの血気盛んな冒険譚!
ジルトロ共和国での功績が認められたレイとリディーナは、冒険者ギルドから「S認定」を受けるが、その認定のため冒険者ギルドから「鑑定人」が派遣されるという。そうしてやってきたのは、青髪眼帯の「鑑定人」イヴと、問題児と噂のA等級冒険者たち。一触即発かと思いきや、レイを「女神の使徒」と見抜いたイヴは出会って早々レイたちを崇め始め、二人の旅路についてくるという。 そうしてイヴをパーティに迎え、三人は装備を整えるためドワーフの国メルギドへ向かう。しかし、メルギドには新たな「探索組」の勇者達がいてーー。 レイと勇者達との戦闘は、メルギド全体を巻き込む大防衛戦に発展。魔導砲、魔操兵(ゴーレム)隊を操る屈強なドワーフたちと共に、レイは無事勇者を倒し、メルギドを守れるのか? 第一章 新たな仲間 第二章 ドワーフ国メルギド 第三章 遭遇 閑話 エンジョイ勢の勇者達 第四章 接敵 第五章 総力戦 エピローグ
ヴォラキア帝国を襲った『大災』との戦いの決着、それはナツキ・スバルの心に癒えない傷を刻み込んだ。一人、また一人と焔のもたらした夜明けに顔を上げていく中、ついに一行は懐かしのルグニカ王国へと帰還する。剣狼の国を離れ、親竜の国へ戻ったスバルたちは、しかし休む暇もなく次なる冒険へ旅立つこととなる。それは失意の同郷者の心を慰めるための旅。今再び砂の海を越え、ナツキ・スバルは『賢者』の消えた塔へと足を踏み入れるーー。 「始めるよ、先生。--オレがオレであるために」 大人気Web小説、喪失と衝動の三十九幕。--もう、君はどこにもいない。だからオレは。
突如地球に現れた【外敵】との戦い【IW禍】は、人類の勝利に終わった。世界に平和が戻ってきた。復興が進められる中で俺・桃澤基雄は、とある人物の側近に選ばれる。未来を予知する『未来視』能力で、人類を勝利に導いた『元』救世主。神手洗澪の側近に。しかも彼女は初対面で、「わたしたち、将来結婚するようですよ?」なんて言い出して……!? 始まった彼女との日常。学校では正体を隠しつつ恋人同士として、放課後はお隣さんとして共同生活を送る日々。騒がしくも楽しいそんな毎日の中で、俺は一人の女の子としての澪を知っていくーー。これは『平和になった世界』で始まる、元救世主とのありふれた恋物語。
幻影との戦いを終え、超越した感覚を手に入れた私・幽鬼は、その力によって、あるときは海戦のゲームを、またあるときはお化け屋敷のゲームを、またまたあるときは地雷原のゲームを悠々とこなし、平穏なプレイヤー生活を送る。 しかしーー波乱の絶えない宿命に生まれついたのか、外の世界に目を向ける余裕ができたからかーーゲーム外にてトラブルが多発する。 ときに殺し屋の少女から訪問を受け、ときに私の住むアパートの隣人が誘拐され、ときに不良グループの抗争に巻き込まれる。 こうした全部を乗り越えて、平穏な生活を守り切ることができるかーー? 死亡遊戯で飯を食いつつ、私は今日も生きていく。
「──俺の名前はジェノサイド江戸川。探偵さ」 ……名前が意味不明だって? 同感だ。俺にも訳が分からない。 SNSで活動する名探偵の俺、本名・横溝碧は妹に生活費を使い込まれて困窮。 仕方なく大企業主催の脱出ゲームで賞金を稼ぐことにした。 ところがそれは、社会の裏で開催されているデスゲームだった訳だ。 そして命と大金を賭けた殺し合いが幕を開けーーる予定だったらしいが、 俺が参加しているのが運営の運の尽きだ。 殺し合いを始まる前に秒で終わらせ、俺はデスゲーム司会の少女、姫野心音を手錠で俺と繋いで人質に取る。 さらにルールの穴を突いて、全てのプレイヤーが生存してのゲームクリアを目指したんだ。 だが、そんなやりたい放題をしていたら、デスゲーム主宰の黒幕に目を付けられてだな。 徐々に運営は、手段を選ばず問答無用で俺を殺そうとしてきやがった。 まぁ俺を殺そうなんざ、やれるものならやってみてほしい。 デスゲームという事件で、名探偵が負ける訳ないだろ?