ラノベむすび | ケモノガリ 7

ケモノガリ 7

ケモノガリ 7

出版社

小学館

発売日

2013年12月18日 発売

ジャンル

ーー旅は終わり、終わりが始まる。

--終わりにしよう、と誰かが言った。
--まだまだ終わらぬ、と誰かが言った。
--終わらせる、と誰かが言った。
--続けさせる、と誰かが言った。
--殺してやる、と誰かが言った。
--殺されない、と誰かが応じた。
--戦おう、と誰かが言った。
--戦う訳がない、と誰かが言った。
--何故戦わぬ、と誰かが問うた。
--僕は答えた。
--お前などと戦うものか。お前は殺される側なのだ。

かくして、終わりが始まった。


天才ハッカー・シャテアの解析によりクラブの本拠地である島を発見する。その島は対空ミサイルを備えるなど厳重な武装警備状態で準備を要した。
上陸の前夜、楼樹たちは思い思いに過ごす。
一匹は姉との因縁を、一人は計画を円滑にするための作戦を、一人は思い出を忘れ人間らしさを消していくーーそうしなくては勝つことはできない
から。それぞれが決意を固め、潜水艦に乗り込み決戦の地へと向かう……。

残る“聖父”はあと四人! 楼樹の果てなき戦いはついに最終局面へ!!

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大反響を呼んだ話題作、ついに続編登場! 僕の名前は、赤神楼樹(あかがみ・ろうき)。 つい数か月前まで、紛れもなく平凡な日本の男子高校生だった僕は、馬鹿げた殺人ゲームに巻き込まれてしまった。友人は死に、先生も死に、それでも僕は生き残った。そして、僕は僕が生きた日常に別れを告げた。ゲームで殺された仲間たちの無念を晴らすため、愛した少女の日常を護るため、僕は「彼ら」に「狩り」の代償を支払わせる旅に出た。「彼ら」=世界中で、殺人ゲームを愉しむケモノたちを一匹、一匹、狩るために。 僕は、ケモノガリだ。 リストに刻まれた名前がまた一つ減る。「…………問題は、次か」僕はリストの名前を見て、思わずそう呟く。その名前は、“コリキア・リンドマン”。これまでの連中は皆、権力者で有り余るほどの金を持っていたが、中でも彼は特筆すべき存在だった。なぜなら彼は小国の終身永世大統領ーーつまり僕は今から、一国を相手に戦いを挑まねばならないのだ……。 今回も“泣ける”ストーリーテラー東出祐一郎×幻想画家・品川宏樹(GAINAX)の見事な才気が爆発! 奇想天外な“娯楽提供者”も大挙登場! 奈須きのこ氏、絶賛の話題作がついに続編登場!! 2010/07/17 発売

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