出版社 : 小学館
『電脳コイル』磯光雄監督の新作を小説化 『電脳コイル」』から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンはーー「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。 大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。 絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのかーー。 『電脳コイル』の磯光雄監督、15年ぶりのオリジナルアニメ『地球外少年少女』を、『魔女と猟犬』のカミツキレイニーが、前後編構成で完全ノベライズ!
『電脳コイル』磯光雄監督の新作を小説化 『電脳コイル」』から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンはーー「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。 大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。 絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのかーー。 『電脳コイル』の磯光雄監督、15年ぶりのオリジナルアニメ『地球外少年少女』を、『魔女と猟犬』のカミツキレイニーが、前後編構成で完全ノベライズ!
友崎くん、新章始動! 3月。日南の誕生日が近づいていた。 泉の発案で、USJでの思い出旅行とサプライズパーティが企画される。 チーム分けしてプレゼントを用意し、“一番日南を喜ばせたチームが勝ち”という主旨だ。 俺は菊池さんと水沢の3人で、日南の好きなレトロゲームを再現することを考えるがーー。 あの日、突きつけた真実。終わりを迎えた共闘関係。たとえ、日南の操るキャラクターじゃなくなったとしても。 それでも、俺は……あいつを、日南葵をあきらめたくなかったから。 人生攻略ラブコメ、第10巻。待望の新章開幕!!!
変わりゆく三角関係。いま舞台の幕が上がる 衝撃的な一学期が終わり、咲馬たちは夏休みに突入する。 いつもと少し違う、だけど何気ない日常の最中に、ふと頭をよぎる『あの出来事』。ちゃんと向き合わなければならない、そう思う咲馬だが、今は目を逸らすことしかできなかった。 そんな夏休みのある日。咲馬は、汐と夏希の三人で水族館へ行くことになる。三人は暗黙の了解のように『あの出来事』には触れず、楽しい時間を過ごす。だがなんでもないように振る舞っていても、過去はなかったことにはならない。 「二人は、付き合ってるんだよね?」 夏休みが終われば、その先には文化祭が待ち受ける。三人はそれぞれの想いを胸に、文化祭の準備を始める。実行委員の仕事、そしてロミオとジュリエット。行き違い続けた感情が交わるとき、舞台の幕が上がる。 『夏へのトンネル、さよならの出口』のコンビ「八目迷 × くっか」が贈る、待望の青春小説第2弾。今日的な問題に切り込んだテーマ性と衝撃的な結末から、続刊を希望する声が相次いだ話題作。
ripqle再結成!?もう一人のアイドル 「あたし……やっぱり ripqleを再結成したい」 裏接待問題の一部を暴いたことによって、麗の目標は再び杏樹とのペアユニット再開へと向かい出す。 「マネージャーのマネージャー」として真央のアシスタント業務を請け負うこととなった優羽。 麗のマネジメントで手一杯な真央の代わりに、杏樹の再スタートのための足掛かりを、優羽は少しずつ探り出す。 杏樹を追い詰めた諸悪の根源は取り除かれ、彼女は麗の元へ戻ってくるのかと思われたが……。 「私……本当は、アイドル業界から逃げたんじゃない」 アイドルに戻ってほしいと告げた優羽に、杏樹が言い放ったのは衝撃的な一言だった。 「麗から逃げたんだよ」 杏樹の柔らかな表情の奥、その相貌には、昏い影がかかっている。 「だから、私はもう、 ripqleには戻れない」 コンビを再結成したい麗、自分にはアイドルの資格がないと言う杏樹、そして、その両方の気持ちの間で揺れる優羽。 ”瀬在麗”というアイドルの闘いであった『伝説のライブ』のその後、もう一人の少女の闘いがーー始まる。
日菜子さん、実はヤバいJKだったんです! お疲れサラリーマンである梶野の家に入り浸る、ギャルなJK香月乃亜。お隣さんでもある彼女は、毎日梶野の匂いを嗅ぐことに夢中だ。 彼女が慕っている大人はもうひとり。花野日菜子ーー梶野の会社の後輩で、24歳の美人OL。仕事のデキる優秀なデザイナーで、人望も厚い。そして乃亜の恋のライバルでもある。 一見完璧に見える彼女だが、決して他人には明かさない、黒歴史を抱えていた。 彼女の過去のあだ名は「ヒナミチ」。赤く染めた髪を振り回し、毎日アロハシャツで学校に登校する不良だったのである!!
異世界エルフとの衝撃の邂逅からその先へ。 区役所福祉生活課支援第一係長中田忍は、ある一つの悪徳を犯している。 穏和な生態と柔和な笑顔がかわいい、言葉の通じぬ異世界エルフ“アリエル”を秘密裏に保護し、生かし続けていることだ。 「オカエリナサイ、シノブ!」 アリエルと過ごす、慎ましくも穏やかな日々は、むしろ忍の罪悪感を苛み。 「変わらないでください。忍センパイ」 「僕は忍に、変わって欲しいと思う」 支えてくれる理解者たちは、それぞれの思惑から、忍の信義を惑わせる。 折しも季節は冬、十二月。 クリスマスの足音が、アクアリウムの外側へ響き始めている。 そんなある日、区役所福祉生活課支援第一係を訪れた、謎の幼女。 「はじめまして、ぱぱ!!」 元気いっぱいに抱き付いてきた見知らぬ幼女を、忍は迷わず警察へ突き出すがーー 衝撃の邂逅からその先へ、コメディ? シリアス? よもや……ラブ? 分類不能の話題作、待望の第二幕!
サキュバス王ーそれはかつて性の理想郷を作り上げた魔族の名。大規模テロをなんとか鎮圧することに成功した晴久たちだったが、「国内に封印された最後のパーツが奪われる」という予言によって事態はなお好転しない状況にあった。退魔師サイドはそのパーツの護衛に、十二師天にも匹敵する実力を備えた晴久たち一向を派遣する。セックスアルカディア再建という目論見も明らかになったなか、サキュバスパーツ争奪戦は、もはや神族・魔族の問題にまで発展していた。いま日本が所有する最後のパーツを巡り、種族の壁を越えた争奪戦がはじまるー!
それぞれの結婚、それぞれの幸せ。 「牡丹と男爵の縁を結んでほしい」 ーー編集長の神代からの依頼をきっかけに、可能性を探しはじめた縁太郎。 しかし、牡丹にとって男爵は“ライバル”であり、どんなにいっても“お友達どまり”であると断言されてしまう。 うなだれ筆も進まない男爵に、編集部も焦りを募らせる。 アシスタント時代は仲がよかったというふたり。 デビュー後にすれちがってしまったことを知った縁太郎は、マンガを婚活に使うことを考えるが……? 熱き筆にのせて、かつての想いが鮮やかに蘇る! 大人気婚活ラブコメ、恋と青春の第5幕!
命懸けの猫ミッションをクリアせよ! 日本のひなびた地方都市の女子高校。 寒い国からやってきた小さな転校生アーニャことアンナ・グラツカヤには、誰も知らない二つの秘密があった。 一つは、ロシアの犯罪組織に属した殺人マシーンであったこと。 もう一つは、猫アレルギーの猫嫌いなのに、その猫をモフらなければ自分が死ぬ……という、他人から見れば謎だが本人だけは必死な使命を帯びていること。 猫好きの同級生・小花や謎多き年上の女・明良たちに囲まれた、平和で少し奇妙な毎日の中、ひたすら猫を追いかけるアーニャのインポッシブルなミッションは始まった! 猫が導く少女達の出会いと喧騒ーーコミカルでデンジャラスな新感覚ガールミーツガール開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 元人間兵器のロシア人美少女が猫に翻弄されていく日常ストーリー! 女の子同士のイチャあり、殺し屋同士のハードバトルあり、 そしてカップリング猫との泣ける話ありと、 盛りだくさんの内容をご堪能あれ♪
焼塩檸檬、まさかの略奪愛……!? 夏休み後半。 たまたま喫茶店でだべっていた俺と八奈見は、驚くべき光景を目にする。 焼塩と、その思い人である綾野が2人きりで会っていたのだ。 さらには、2人を尾行する綾野のカノジョーー“勝ちヒロイン”朝雲千早ともニアミスしてしまう。 「私は光希さんと焼塩さんの浮気を疑っています」 あれよあれよと巻きこまれた俺たちは、朝雲とともに真相を探ることに。 焼塩にかぎってそんなことはと思う。 でも、2人きりのときの、あの想いがにじんだ顔はーー。 はやくも人気沸騰の負け確ラブコメ、待望の第2弾!
その少女は「かみさま」のなりそこないーー 藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。 それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。 人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。 そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。 数奇な運命のもとに生まれーーそして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。 これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。
隠し切れないその気持ちーー好き。 「皐月くん、かっこいい……」そんな心の声が聞こえた。 美人だと学内で評判だが、いつも一人で無愛想な弥生ちゃん。本当なら接点もできないような彼女だが、サイコメトリー能力を持つ俺こと深瀬皐月は、ある日弥生ちゃんの心の声を聞いてしまった。 だがそれに戸惑う俺をよそに、弥生ちゃんはもっと大きな秘密を抱えていたのだ。 なんと弥生ちゃんは裏の世界で生きるエージェントーー。 秘密だらけの弥生ちゃんと、秘密を知ってしまった皐月くん。 近くて遠い二人の心は、サイコメトリーだけでは超えることのできない壁を超えて、寄り添うことができるのか!? 心の声が聞こえる皐月くんと、気持ちをひた隠しにする弥生ちゃんの両片想いラブコメ開幕!
「わたしは、ほくちゃんがいればいいんだよ…」相思相愛の幼なじみがいるのに、美人で変わり者の上級生、冴音子とつきあいはじめた高校生の北斗。小学生の頃に出会い、あたたかな時間を一緒に重ねてきた幼なじみの春は、北斗の実の妹だった。そのことを隠したまま、北斗は春を遠ざけようとする。小さな春、泣き虫の春、怖がりの春ー。世界で一番大切で守りたい女の子が血の繋がった妹だという現実に、苦しむ北斗。そんな北斗を一途に恋する春。二人が辿り着く結末とはー
「ずっと一緒にー隣にいてくれる?」「うん。永遠に」幼い頃に交わした約束。それ以来、わたしとつむぎは何をするにも二人一緒で、変わらない関係のはずだった。それなのにー。「私、恋がしたいんだ。しおりはそれを小説に書いて?」体が弱く入院中のつむぎが口にした『お願い』は、彼女と、わたしの昔馴染みの男の子との疑似恋愛を小説に書く、というものでー。一つの『お願い』から変わり始める、わたしたちの関係。恋と小説の中に、つむぎが求めるものとは?わたしと彼女、そして彼とで紡ぐ青春物語。
「税天使」ゼオスが絶体絶命のピンチ? 「我が配下となれば世界の半分をくれてやろう!」 「え、マジ?わかった!」 魔王♂と勇者♀が交渉成立!と思ったら、天から「贈与税がかかります」の声。 絶対なる税金徴収者である「税天使」が現れた!え、神様に税金とられるの!? “世界の半分”という莫大な資産にかかる超高額の贈与税に焦った勇者♀は税金逃れのために魔王♂と偽装結婚!そして、そんな二人を助ける『ゼイリシ』の少女も登場! みんなでいろいろ頑張って、超赤字経営のトンネルの先の光が見えてきた!と思いきや、なぜか、城の設備が次々と「テキタイテキバイシュウ」され始めた! そんなことをするやつは…え!!魔王たちに恨みを抱く、元魔族宰相のセンタラルバルド!? こんな時にはこわーい税天使ゼオスが味方になってくれる!ゼオス召喚!…ところがなぜか、ゼオスが現れない。ゼオスに一体何が起こった?? こうしている間にもどんどん「テキタイテキバイシュウ」は進んでいく…!「異世界初の異世界税制コメディ」、グイグイきてる第四弾!
イリナとレフ、ふたりの夢はついに月面へ! 月面着陸への共和国と連合王国による共同計画「サユース計画」が着々と進む。 最終ミッションへ向けて、共和国宇宙飛行士レフはイリナへの想いを告げることを決心、イリナとともに彼女の故郷の村へと赴く。 一方、連合王国のコンピュータ技術者バートとカイエは、共和国製宇宙船を連合王国製コンピュータで制御するという難題解決に成功。 そして「サユース計画」はついに最終ミッション=月着陸船搭載ロケットの打ち上げの日を迎えた。 レフと月着陸船に乗り込む連合王国パイロットのネイサン、バートの兄である連合王国宇宙飛行士・英雄アーロン、今も長い眠りの中にいる「東の妖術師」コローヴィン、共和国の老獪な最高指導者ゲルギエフ、「サユース計画」に「平和」の夢を見る若き連合王国女王サンダンシア、もう会えないイリナとレフの親友アーニャ、極東の島国「星町」に住む、星を愛する少女ミサ、そして、たくさんの「地球人」たち。皆の夢を乗せたロケットのエンジンに火が入る! 世界が東西に二分され、月を目指し争った時代。その光と陰、表と裏の歴史に、宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。 宙と青春のコスモノーツグラフィティ、「月着陸編・下」完成!
異界の麒麟児、混迷の時代に笑顔をお届け! 貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢ったのは、魔術を操る異世界の皇女サラだった。 なし崩し的にサラとの同居生活を始める惣助だが、サラはあっという間に現代日本に馴染んでいく。 一方、サラに続いて転移してきた女騎士リヴィアは、ホームレスに身をやつしながらも意外と楽しい日々を送る。 前向きにたくましく生きる二人の異世界人の姿は、惣助のほか、鬼畜弁護士、別れさせ工作員、宗教家といったこの地に生きる変わり者達にも影響を与えていきーー。 平坂読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、堂々登場!
わたしは完璧を目指したーー。 「ひさしぶりだな、バレト候補生」 「狼士会首領、ルーガルー……粛清するわ」 ついに砂塵兵器を稼働させたルーガルー。 その計画の完遂を防ぐため、シルヴィは決死の粛清戦に臨む。 かつて近接戦最強と謳われた強敵を前に、シルヴィの立てた戦略はーー 「さようなら、チューミー」 「あのとき、本当はなんて言うつもりだったの?」 ーー交錯する白と黒。2人の少女、1つの運命。 獣人麻薬を巡る至高の復讐劇は、思いも寄らぬ最終局面(クライマックス)へ。 「嘘をつくとき、そっと目を伏せる。あなたの仕草が、大好きだったの」 その日。渇いた夜空を割るような、最後の銃声が響いた。
死は別れではなく、新しい出発だった 死霊術ーーそれは死者を蘇らせ使役する魔導の秘奥。 それを繰る術師たちは国にあだなす存在を密かに粛清するという役割をもって、ヴェルサリウスという国家の陰なる基盤となった。 その術師の一人であるウィリアムは、相棒の”死骸”ライニーとともに龍を使役する盗賊の粛清を行うなか、国を、そして死霊術師たちそのものを揺るがす第二の革命の存在を知る。 革命派の襲撃によってライニーを失いかける絶望の底で、ウィリアムは彼女との再会を願った最初の夜の記憶を思い出していく。 これはたった一人の少女のために、死を否定した少年の物語。 第15回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作!