出版社 : 小学館
街で占い師をしているノーラに転機がおとずれる。王宮お抱えの神術師の助手になれたのだ!しかし、“王宮お抱え”ともなれば、儲かるに違いないと喜ぶノーラに告げられた仕事はー初対面で、いきなり脱げと迫ってきた美貌の神術師・レノックスの雑用系で!?おまけに、その雑用が勝手に動き回る人形の世話?突然の非日常とセクハラに振り回されつつ、ノーラが知る新たな世界とは…!?トキメキのラブファンタジー。
誰からも恐れられる黒の魔術師・ユハ。その姿は大変恐ろしく、無数の蝙蝠と黴を飼い、それを食事としている…と、世で語られている。絶大な力を持つ魔術師は、国の宝。警護する騎士の存在が欠かせない。だが、その恐ろしさ故、3日と任期がもたないのだ。満を持して派遣された女騎士・ビビアナ。ビビアナには、その任が務まるのか…。
教皇が危篤状態に陥っている。そのニュースは全世界を駆け巡り、多数の信者がローマへ押し寄せていた。騒乱の中で暗殺のチャンスを伺う“ケモノガリ”赤神楼樹。標的は次期教皇最有力候補のヴァレリオ・ロベルティ、殺人クラブのメンバーである彼の息の根を止める!自称CIAのシャーリー、人間の脳を移植された生体兵器イヌガミを引き連れ、ローマのホテルに潜伏する赤神。だがクラブの調停者アストライアにより突然ホテルが爆破され、新たな殺人ゲームの開始が告げられる。聖都バチカンは完全に包囲されたー。
九文学園第二新聞部に所属する赤松勇樹は、入部早々に部長の二階堂彩香から、人生相談コーナーの担当を命じられる。生徒たちから寄せられた悩みに答えるのは、理系女子の遠藤梨乃、文系女子の九条ふみ、体育会系の鈴木いくみの三人。三者三様の意見はいつもまとまらずに、とりあえず実践してみることになるのだが…。友達、恋愛、勉強、性癖、将来のこと。あなたのありふれた悩みにバッチリお答え!超☆感性・人生相談開始!!「邪神大沼」シリーズで多くの読者を爆笑の渦に巻き込んだ驚異の新人!川岸殴魚の最新作。
競泳水着に身を包んだヒーローが密かに悪を倒す…そんな町に転校した神楽岡藻琴は、新しい高校で自分の殻を突き破ろうとしている。平凡な自分を変えようとしている。しかし、転校初日にいきなり度肝を抜かれてしまう。教室の中で競泳水着の女子が普通に授業を受けていたからだ。いったいなぜ、どうして、みんなスルー!?様々な疑問をはらんだまま、藻琴は、謎の巣窟かもしれない水泳部への入部を決意。希望に満ちたはずの女子校ライフに、悪党退治の項目が加わったりして!?百合風味な戦隊ストーリー開幕。
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”のお仕事。…閑職ですが。そんな絶賛衰退中の人類のすべての記録を目指した、ヒト・モニュメント計画の影響で通電することとなったクスノキの里では、“夏の電気まつり”が開催されることに。一方、妖精さんは里帰り。…!?妖精さんがいなくなる!?微妙なお別れののち、わたしたちは都市遺跡の調査に向かったのですが…。
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。里の娘さんがたからは、先生と呼ばれたりもしてます(恥ずい)。「妖精社」製の妙な品々が里に出回るのと前後して、走るチキンを目撃してしまったわたしは、祖父と助手さんとともに「妖精社」の工場視察に向かったのですが…。数か月でクスノキの里を、世界一の妖精人口過密地帯にしてしまったわたしの出張報告とともに、クニクニどうぞ。
『ルシードはアジェンセン大公の血を引いていない』その秘密を知ってなお、支持すると言ったはずのリドリスの裏切りに、意気消沈するルシード。一方ジルは、ジョングー=ガーグと共にテジムに捕らえられてしまっていた…。王座奪取へ邁進するルシードに贈られる、リドリスの、メリルローズの、…そしてジルの贈り物。全ての謎が明かされる中、ふたりの運命は!?王宮ロマン、グランド・フィナーレ。
超ド貧乏な新人女優ロッテシアにチャンス到来!大人気作家ノンノの舞台で役が付いたのだ。張り切るロッテは、役作りのため作品の舞台となる悪の伝説が残る地を訪れる。が、そこで吸血一族の青年サーディの生け贅となってしまい!?ところがサーディは血が超苦手なうえ、なぜか一緒に王都を目指すことに。無意識に甘い言葉をささやいてくるサーディに、ロッテの心は乱れて…。肉食系新人女優と天然系吸血鬼のラブロマン。
陽が落ちる前のひととき、紅茶でほっとひと息。森さんが最強の挑戦者だと言われても、いまいちピンとこない僕、四ノ宮京夜が過ごすのは、個性的な五人の彼女たちとの、ゆるふわな時間。部室にコタツ様登場で、会話が弾めば心もほっこり。「はぁー…。あたたかい…」ついったーなう、“キョロ子”なう、大晦日には巫女さんなう。ちょっぴりイメチェンしてみても、戻ってくるのはいつものGJ部。年越しと、卒業までのカウントダウンスタート?ショートストーリー36話収録。四コマ小説。
「ねえ、『ここが世界の果てなら』、って。そう考えたらいいと思う」。君の奇抜な提案に、俺はつい言葉に詰まる。「ねえ、そしたらその先は、誰もが初めて見る景色だから。誰も見たことないならさ、それは自分だけのものじゃない?」世界の果て、世界の終わりー果てと終わりの向こうには未知が広がるー君はそう言いたいのだろうか。主人公の少年・慎司。幼なじみの双子の姉妹、まひると真夜。それぞれに恋心を抱きながら育ち、三人が高校生となったある日、真夜は事故により記憶を失い、日常はゆるやかに崩壊をはじめる。
「私、どうしても夢を諦めるなんてできないのっ!」一流の商人になるため見合いを断り、世界へ飛び出したカヤ。なのに、見合い相手の幼なじみエリクが、婚約者として目の前に現れ!?鉄壁の外面で完璧な若手美術商のエリクは、昔からカヤにだけ何故か意地悪。今回も爽やかな笑顔でカヤの実力を試すような賭を提案してきて?賭の条件とはいえ、愛しげに触れてくるエリクにカヤは動揺を止められず!?トキメキのすれ違いラブコメディ。
薬師を目指すアルマは、明るくて村の人気者。本格的に勉強をすべく都会へ出たが、着いた早々事件に巻き込まれてしまう。そこでお手製の催涙爆弾でやっつけてしまったのは、なんと幼なじみのマティアス!?久しぶりに再会した彼は、昔の泣き虫少年ではなく素敵な青年医者となっていた!アルマはマティアスの薬師助手として働くことになるも、ある貴族をめぐる殺人事件に巻き込まれてしまい…!?恋と事件の匂いがぷんぷん、トキメキストーリー。
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の“調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが…。田中ロミオ、新境地に挑む作家デビュー作。
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。…なんですが。高い知能を持つ妖精さんのまわりは不思議なことだらけ。理解不能なおかしな道具を創って、わたしの身体を小さくしたり。現場復帰する、祖父の助手さんのお迎えに、何度も何度も行かせたり。…そんなこと、報告書には書けません!えっ?わたしが一因?ではないですよ!?お疲れの人類の脳に刺激と安らぎを…。
意欲は人一倍でも、一向に仕事のこない絵術師エステルに公爵家から初仕事の依頼が!これはチャンス!と張り切るエステルだったが、出迎えた美貌の公爵子息アレクといきなり険悪ムード。なぜって、エステルは美形が大嫌いで、アレクは絵術師嫌いだったから!なのに、初仕事成功の鍵は、アレクを好きになる事で!?とある秘密を抱えた公爵家で、偏見と誤解から始まった二人の恋の行方は?第5回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門奨励賞受賞作デビュー。
病気の母親を抱える杏麗は、その花を食べるとたちどころに病が治るという伝説の明蓮花を取りに竜成山へと旅に出る。しかし、そこで杏麗は、見てはならないものを見てしまい、人間界から天界へと連れ去られる。さらには天帝の息子と結婚し、子をなさなくてはならなくなったのだ。母の病気を治すどころか、まさか天界へと嫁ぐことになるとは…!?杏麗の操は守られるのか?大人気!葵木あんねが描く壮大な天界ファンタジー。
サアラは退屈だった。コルドン伯爵家へ嫁いで2か月、夫のジェイクに恋したサアラは、やや一方的な新婚生活を心から満喫していたー10日前までは。仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり…ついに領地を飛び出して!?一方、首切り魔の幽霊を捕縛しに来たジェイクは、傍にいないサアラが何故か気にかかり?「どうやら私はきみが好きらしい」暴走する花嫁と恋を自覚した夫の、予測不能な夫婦関係の行方は!?