出版社 : 小学館
第一回小学館ライトノベル大賞・ルルル文庫部門佳作受賞。珠国の王女である蓮祥は父親の命令で、幡国の王の子と結婚することになったーーただし、相手は何故か王女で、蓮祥は王子として婿入りすることに!?
舞を踊る妓女だった愛鈴は新帝となった慧俊と結婚。甘く幸せな日々を送っていたある日、后の愛鈴が宮廷から消えて…!? 忍び寄る新たな陰謀に、慧俊が立ち上がる! 慧俊の側近・慈雲と愛鈴の親友・佳葉も大活躍!
「お前のドリルで天を突け!」-地下にある村・ジーハで、村を広げるための穴掘りをしていた少年シモンは、ある日、掘り進んだ先で偶然、不思議に光る小さなドリルを見つける。それがすべての始まりだった…。遥か未来、地上を追われた人類たち。そして、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。GAINAXが総力を結集して作り上げたまったく新しい合体ロボット神話『天元突破グレンラガン』が、脚本スタッフの手により小説化!TV未発表のオリジナルストーリーも収録!グレン団不撓不屈の鬼リーダー・カミナとシモンの度胸合体グレンラガン!そして男たちの涙の別れを描いた第1部堂々登場。
アミナはアル・カルアスの街に住む天涯孤独な少女。今日一日の食事にも困っていた彼女の運命を変えたのは、持ち主の願いを叶える魔神が宿った、魔法のランプだった!?ランプの力で裕福な暮らしを手に入れ、馬に詳しい少年・イドリスや料理人のバーラといった家族を得た彼女は、昔の自分のように困っている人を助けようとする。ところが、ランプの力を狙ってアミナを探す者もいてー。
「次の戦いで勝とうが負けようが、あなたは死ぬ。そうよね?」-この地球を15体の「敵」が襲う。迎え撃つのは全長500mの巨大ロボットー“人形”。そして、それを動かす代償は、ぼくらの命…。戦えば、死ぬ。地球の命運をかけた過酷な「ゲーム」に挑む、ぼくら15人。逃れられない残酷な「ルール」を前にして、彼らは、いったい何を思って戦い、何を願って死んでいくのか?“人形”の恐るべき力をめぐって動き出した国家軍部に翻弄される子どもたちは、ついに自らが戦う「敵」の正体を知る…!「月刊IKKI」連載作品「ぼくらの」アナザー地球編。
飼い犬がくわえてきた指輪をはめてしまったせいで、比奈はミニサイズの王子様と一緒に魔界に行くことに! 魔界でそれなりに楽しく過ごす二人だったが、大事件に巻き込まれ比奈が大ピンチに!王子様の正体は…!?
シルディーヌ神王国は、『神の国』と呼ばれ絶対の不可侵のもと繁栄を築いてきた。しかし、突然の隣国の侵略により一夜にして王位を奪われる…。戦禍を逃れた第一王位継承者のルティアナは、男装し国を奪回するための旅に出た。旅の途中、孤立無援となった彼女の危機を救ったのは、凄腕の傭兵で…!?そして、この出会いが彼女の運命を大きく変えていく!流浪の王女とBURAIな騎士たちが繰り広げる王道ファンタジーここに開幕。
はるか未来の学園型国家・ミルキ国では、毎日18時にたのしい音楽を流しています。この音楽を全身に浴びるとあらふしぎ、やる気のない少年少女たちも嬉々として仕事に打ちこんでしまうのですが、そんなすてきな強制装置の開発者・天才美少女博士コハクはヘンテコな発明品とセクハラの数々で、少年大統領ミルキ2世を悩ませる小悪魔だったのです…。2つの時間をめぐる全3章で現代の少年少女に贈る、すこしえっちで、すこしふしぎな物語。海野十三の傑作「十八時の音楽浴」「火葬国風景」を翻案した「跳訳」シリーズ第1弾。
半世紀前の世界的ウイルス汚染により、人類の99パーセントが死滅した2077年の日本。コロニーと化した調布新町を守る「特進種」のひとり、久坂ユーキは二子玉川の鉄橋の上で異能の少年と刃を交える。彼は不死身の力をもつ特進種だった。青年を配下としたユーキは、物資採集のキャラバンに同道する。一方、姫路コロニーより遠征してきた鳥辺野ミゲル率いる鳥辺野大隊は、澁澤美歌子の命により、ユーキを探していたー。荒廃した東京で、幻想と退廃の戦記が幕を開ける!犬村小六オリジナルデビュー作。
人気の封殺鬼シリーズが、イラストレーターを変更して装いも新たに復活! 舞台は昭和初期。妖しいまでに美しい、陰陽師の系譜を継ぐ「鬼使い」神島桐子の運命を描く新章開始。東京と京都の本家同士の対立いかに?
アジェンセンを統治したルシードは、幼なじみの美しい姫とご成婚!と思いきや、プリンセスはその姫そっくりのニセモノで!? ニセモノ王妃となったジルとルシード大公殿下の、恋と野望と笑いの王宮ロマンの始まり!
貧しい村から売られてきた愛鈴は帝のために舞う妓女見習い。月の輝く夜、親王殿下である慧俊に出会い互いに惹かれ合うが…!? 陰謀うずまく宮廷で、恋と友情と野心が交錯するドラマチック・ロマンファンタジー!
〓御霊剣(ふつのみたまのつるぎ)を手に入れることに成功したのも束の間、弓生と聖は天狗によって囚われてしまう。四天鬼を使って二人を救出しようと試みる成樹。だが天津甕星の出現は、刻々とせまっていた…。それぞれの決意を胸に、戦いの場に臨む『本家』の次期当主たち。星神を封じるべく、果たして二人の鬼たちは、神剣を鹿島へ運ぶことができるのか。そして、神と人間との壮絶な戦いの結末は…!?-十一年に及ぶロングシリーズ、ついに感動のフィナーレ。
「俺たちが出会ったのは、-あれは神だ」星神と反目する、柿色をまとう異形の存在。その正体は須佐之男命であった。天津甕星を封じるため、神剣を奪うべく『本家』はついに石上神宮への奇襲を決行する。だがそこには、高良の内通によって事態を知った中央の策略があった。神の剣をめぐって、石上の地で『本家』と中央の戦いの火蓋が切って落とされる。果たして、『本家』は神剣を手に入れることができるのか。そして、二人の鬼の運命は-。
「おまえは人を滅ぼしたいか。それとも生かしたいか」柿色の異形は弓生に問う。それは鬼として生き長らえてきた彼に、ある重大な選択をせまるものだった。自分が何を為すべきかを知るために、弓生は奈良の箸墓へと向かう。同じ頃、三吾は同盟の地である東北を訪れていた。天津甕星がなぜ悪神として天を追放されたのか、神話には語られぬ、その謎を解くために…。神との戦いにのぞむべく結束した『本家』の次期当主たちと二人の鬼。果たして、彼らに勝算はあるのか。
地上に破滅をもたらす凶星の正体は天津甕星-天津神でありながら、かつて天を追われた星神であった。神との戦いを目前にして『本家』に戻った二人の鬼たちだったが、弓生は依然として人間への不信を募らせる。一方で神島、御景、秋川の三つの家も互いの溝を深めたまま、人々の絆はもはや失われたかに見えたその時、死の床にあった神島家当主、隆仁の最後の命令が下った。二人の鬼と『本家』の行く末までも大きく揺るがすこととなる、その決断とは!?鬼つかいの死は果たして人々に何をもたらすのか-。
新宿の上空で太陽が消えはじめた…!凶星の禍が地に降る時、この街が死者の異界-黄泉と化す。災禍の中心にいるのはみずからの血で妖魔を呼び寄せる能力を持った少女、相原理緒。天狗の罠に陥り捕らえられた成樹は、事態を食い止めるべく彼女のもとに急ぐのだが-。時同じくして、それぞれの思惑を胸に新宿に集結した『本家』と中央の術者たち。成樹を追って異界に足を踏み入れた弓生と聖、三吾、佐穂子たちが知った、凶星の真の姿とは。
バハウの宮廷からジークとアルジェリックの救出に成功したフェランたち…。だがナーザルティア皇后とシェラダン皇子、エステニアの弟を助ける余裕はなかった。ラジャール騎士団領にとって、皇后と皇子は希望の星。ロスザーンらラジャールの騎士とエステニアはオーディーンに乗り込むも、シャリザーンの強大な魔力で…!そしてついに、故ディラグーン大帝の魂の“光”を担うフェランと“闇”の体現者シャリザーンが対峙する!!かつてディラグーンと愛し合った“翼人”の思惑は!?人間の中の光と闇を抉る英雄叙事詩、感動の最終巻。
「今日かぎり私は秋川とは関係ない。秋川を捨てるわ」『本家』の内部分裂の危機に、あくまで中立の立場を貫こうとする秋川家は、鬼の使役権をみずから放棄した。弓生と聖、二人の使役鬼の身にふりかかった危難を知って、佐穂子は秋川を出る決意をする。二人を救うべく、盟約の地である鬼無里に向かった佐穂子であったが…。同じ頃、鹿島での事件を知った成樹もまた、四天鬼を使って二人の行方を追っていた。だが鬼たちの居場所を探り当てることに成功したのも束の間、暴走した四天鬼のせいで事態は思いがけない方向に-。