2013年3月19日発売
「オーダー!」信じない。死んでなどいない。まだ取り戻せるはずだ。枯渇しかけた力をひたすらに治癒符に込め、春虎は呪を注ぎ続ける。主をー大切な幼なじみを呼び戻すために。遂に夜光としての力を覚醒させた春虎。だがその代償は大きく、暴走する『鴉羽』から春虎を庇った夏目はその命を落とす。「泰山府君祭だ。泰山府君祭なら夏目を生き返らせられる…!」一方、千年にわたりこの国を統べてきた陰陽術、その真なる復権を掲げる双角会が姿を露わにしたことで、大友や木暮ら『十二神将』たちもまた、それぞれの信念のもと呪術界を巻き込んだ戦いへと身を投じていくー。
イロイロあったものの、詩羽による渾身のストーリープロットが無事に完成! いよいよキャラデザ……のはずなのだが、英梨々の様子がおかしくて!? 打ち明けられない想いを抱えたまま、コミケが始まる!!
愛憎入り交じる、生き残りを懸けた物語 「斗和くん、何読んでるの? 試験前なのに余裕だね」 人生最後の平穏の日。 人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、人間が捕食される側にまわった日の学園生活は、青葉萌由里のそんな言葉からはじまったーー。 放課後、萌由里とその親友である赤峰寧々音から同時に別々の場所へ呼び出しを受けた。それが自分への告白であると気付いた斗和は、返事をするために移動を始める。 そのときだ。ピィンと弦を弾くような耳鳴りが聞こえ、世界が一瞬、暗転したように感じた。自身がどこか、高い所へ上っていくような錯覚を覚える。夢から覚めるときの感覚に似ているような気がした。 それは単なる錯覚だったのかもしれない。耳鳴りが消え去った後も、教室や自分自身にもなんら変化はなかった。 いや、何かが違う。どこかおかしいと思った。漠然とした不安が渦巻いているような気がするーーそう、この予感は正しかったのだ。 第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞『キミとは致命的なズレがある』で異彩を放った赤月カケヤ、待望の新作! イラストを担当するのは、表情豊かなキャラクター描写が好評のしらび。
眼鏡との死闘! 最強の敵と、最大の修羅場 トゥアール奪還のため、ついに姿を現した闇の処刑人・ダークグラスパー! 強力な属性である眼鏡属性から作られた『グラスギア』を身にまとう少女の姿に、戸惑いを覚える総二。 「愛香はさておき、俺は人間の少女を相手に本気で戦えるのか?」。 総二の悩みをよそに、ダークグラスパーはアルティメギルの兵力を再編成し、ツインテイルズを倒すための作戦を着々と進行していく……。 そんななか、新たにツインテイルズの一員となった神堂慧理那は、ヒーローとしての活動で頭がいっぱいになるあまり、従来の生活サイクルが崩壊。それを見かねた学園理事長であり慧理那の母親である神堂慧夢は、18歳で結婚しなければならないという一族の掟にならい、娘の婿探しを開始。責任を感じてそれを阻止しようとする総二たちだが、思わぬ方向へ話が進み、愛香とトゥアールは焦り始める……。 登場人物みぃぃぃぃんな変態! 徐々に中毒読者を増やしている『俺、ツインテールになります。』シリーズ新作第三弾が登場! 火傷するほど熱い変態ヒーローたちの戦いをみんなで応援しよう!
いつもの放課後、いつもの部室…再び。1〜9巻では描かれなかった「GJ部」2年間の出来事が、ついに語られる?謎に包まれていた京夜の袋詰め入部エピソードから、目的地が不明だった1年目の夏合宿、春休みに待ち受ける卒業旅行まで!…って、あれ?卒業旅行には卒業生だけが行くんじゃないの!?ライトノベル史上初の四コマ小説が、初めてそのフォーマットを破ってちょっとだけ帰ってきました。いつもと少し違うスタイルで、いつも通りの「GJ部」届けます。ゼロから∞に続く「GJ部」の2年間に花マルを。
修学旅行。それは恋愛とトラウマの多発地帯 京都への修学旅行を前に、どこか浮き足立つクラスの雰囲気。 文化祭以来、教室内でさらに微妙な立ち位置になった八幡だったが、最初から地位なんてないようなもんだしな、と我関せず……。 ところが、奉仕部に持ちかけられた意外な人物からの「恋の相談」。そこにはまた別の人物の思惑も重なって……。 旅行は一気に波乱の予感。クラス内の人間関係、そして複雑な気持ちが渦巻き、答えを出せないまま八幡たちは京都へ。 まちがっている青春模様は、まちがっているラブコメ=恋愛模様を生み出すのか。 TVアニメ化を直前にさらに盛り上がりを見せるシリーズ第7弾。
クァント=タンからカイトたちが帰還してひと月がたち、新しい家族も増えた花梨家は賑やかな日々をすごしていた。そんなある日、第四王女シャーロッテがこちらの世界にやってくる。カイトが保護しているエリカを狙った陰謀が進行していると忠告しに来たのだというが、時すでに遅く、梨花とエリカは黒鎧の男が率いる機士の一団によりクァント=タンへと連れ去られる。二人を助けるべくカイトは再びクァント=タンへと降り立ち、フレイそしてシャーロッテとともに誘拐犯を追うのだが、そのとき予想外の異変が起きて…。
「-私が、欲しいのだろう?」竜の“花嫁”となった小国の姫、澄白とその夫である白竜のシュトラール。ゴルト族の竜、ザフィアの情報から古王国に赴いた澄白たちを待ち受けていたのは、始種の骨を略奪した黒竜、サルグ・アーセファだった!彼の真意が掴めないまま、澄白たちは古王国に滞在することになるが…。かつて竜に愛された人の王の国で、澄白はシュトラールへの想いと向き合うことになってー。人気作第四弾。
忌み神を宿す、冷酷で美しき銀狼王・フレドリクセンに、生贄の姫として嫁いだエレンシア。結婚式も終わり、幸せな新婚生活を満喫していた彼女の元に、死んだはずの兄王子から手紙が届く。それは「銀狼王に対抗するため、敵国・マイナシーがヘル神を降ろそうとしている」という告発だった。フレドリクセンとエレンシアは、マイナシーへ“新婚旅行”に行くことになり…?忌み神に蝕まれた王と生贄の姫の恋物語、大人気シリーズ第3弾。
エルフの末裔である伯爵令嬢のレナは、心を凍らせ、祖母や兄に言われるがまま、王子妃を目指していた。ところが、16歳になってから状況は一変。王子は別の女性と婚約し、家族は事故で行方不明になり、伯爵家は乗っ取られそうに!窮地に陥ったレナは、兄の親友だという青年宰相ヴィクトリアスに助けられたのだが…。一人では危険だと彼の屋敷に連れ去られ、結婚を迫られてしまって!?凍える少女の心を溶かす、ラブファンタジー。
「オーダー!」信じない。死んでなどいない。まだ取り戻せるはずだ。枯渇しかけた力をひたすらに治癒符に込め、春虎は呪を注ぎ続ける。主をー大切な幼なじみを呼び戻すために。遂に夜光としての力を覚醒させた春虎。だがその代償は大きく、暴走する『鴉羽』から春虎を庇った夏目はその命を落とす。「泰山府君祭だ。泰山府君祭なら夏目を生き返らせられる…!」一方、千年にわたりこの国を統べてきた陰陽術、その真なる復権を掲げる双角会が姿を露わにしたことで、大友や木暮ら『十二神将』たちもまた、それぞれの信念のもと呪術界を巻き込んだ戦いへと身を投じていくー。
ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ!美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、青春を謳歌しております!!未だ生徒会室に来ない美少女新役員二人の説得に奔走する我らが主人公、杉崎鍵を襲うかつてない危機。「ね、アンタ。明日、アタシとデートしなさいよ」「お父さんと一緒に、食事してほしいなぁって。カレシとして」自称、ハーレム王(笑)にシリーズ初のモテ期到来!?「愛する杉崎さんの顔がどうしても見たくなりまして」攻略不可能キャラかと思われた風見めいくまでも巻き込み、ついにハーレムルートへー。
「ねえ…。手をつながない?」いつも通り何の脈絡もなく、幼馴染みの天辻夜火が口にした。ツクミのいつも通りの平穏な放課後ー。幼馴染みのわがままを、面倒くさがりながらも断れないごく平凡な高校生・司馬尽海の平穏は、『月の卵』を手にしたときから一変する。『月の卵』を狙う「夜の種族」に襲われ逃亡する中で、ツクミは世界の真実を知ってしまう。太陽のない空。強大な魔力を統べる「月光原書」の存在。そしてヨカが抱える秘密ー。ツクミの世界が音を立てて崩れる中、ただひとつ彼に残されたのは、幼きあの夜、少女と交わした約束だけー。
レーベルを代表する豪華作家陣がファンタジア文庫25周年を祝して贈る、書き下ろしを中心とした文庫未収録の短編とイラストを集めた夢のアンソロジー文庫が登場!
ニキたち一行は、大陸の中心・国家集合地区に到着。なぜ霊樹師と対極に位置する“断ち切る者”のアークを自分に遣わせたのか。真意を問いただすニキに、特級霊樹師フルブリースは学院の霊樹の元ヘ導く門を開く言霊で答える。霊樹師と“断ち切る者”を繋ぐ答えは、世界最古にして最大の霊樹が握っていたー。同じ頃、学院では国家連合と対立する教会からの使者が、不穏な動きを見せていて…?対極に位置するふたりは、世界を再構築できるのか。霊樹を巡る大陸異世界ファンタジー。
天結宮に突如として出現した幽幻種の群れ。護士が、巫女が、千年獅が、そして皇姫自らが戦線に立つという総力戦のさなか、奇妙な情報が走るー巫女ユミィが“ふたり”いる!?戦場にありがちな、ただの情報の錯綜なのか、それとも…。真偽を確かめるべく、塔を駆け上がるシェルティス。だが、時を同じくして、浮遊大陸全土に“何か”が重くきしむ音が響き渡り、不気味な振動が塔をゆらす。塔の最上階、シェルティスの前に立つ異篇卿イグニドは驚くべき事実を告げる。「氷結鏡界を維持する鍵、今それは私の手の中にあります」あるべき世界を選択する、重層世界ファンタジー。
「ケーキが食べ放題だと…?そんな、夢のような場所があるのか…?喩えて言うなら、緋水が私に自ら首筋を曝け出し、血を吸ってくれと懇願するようなものではないか!!」尊大で無防備、そして意外と純情な記憶喪失の吸血鬼・ルシュラと、彼女の記憶を取り戻す手伝いをする少年・紅城緋水。警視庁『捜魔課』のエリート・狩夜えるるの捜査を手伝った緋水は、ひょんなことから幽霊の美少女に取り憑かれてしまう。“吸血鬼”に殺されて幽霊になったという少女のために、犯人を捜すことになったルシュラたちだったが…。夏の海に甦った怪物が、ルシュラたちに襲いかかる!-。
リセリア学園生徒会執行部の会長にして、偽典『ツァラトゥストラ』の保持者である天上寺紋芽に呼び出しを受けた直輝。執行部のメンバーとして迎えられることを期待していた直輝だったが、紋芽の目的は直輝が持つ“存在するはずのない八番目の偽典”を抹消することだった。そんな中、学園の中で爆破事件が発生する。幻霧の爆弾魔と呼ばれる犯人をつかまえることで、執行部入りを認めてもらう約束を取り付けた直輝だったが、パートナーの織絵は一切協力してはならないと言われてしまいー。少年の意志が時空を貫く、学園ビブリオファンタジー。