2018年5月10日発売
“冥府”の脅威を退けたベアトリーチェ達を、更なる災厄が襲う。『朱』に蝕まれ暴走した“イベリコオーク”達が“ゲート”を通って地球へやってきてしまえば、もう惨劇は止められなくなる。朱の正体を解明するには、異世界グランズニールに伝わる、陸海空を一つずつ統べる支配者達が封印してきた、三種王家の秘宝が必要となるらしい。ツェリカが守護している『陸』と、『海』の秘宝は目処がたったが、残る『空』の秘宝を求め、天に輝く太陽で待つ“大天使”マリンカを目指す一行だがー。最強と称されたベアトリーチェとぶーぶー達が更なる最強の敵と試練に挑む!
二次元が好きと言いつつリアルに彼女がいたり、「○○は俺の嫁!」と言いながらシーズンごとに嫁が替わるような奴らとは違う。俺は…俺は本気で、二次元キャラ“胡桃すぴか”を愛してる。いつもどおり彼女への愛の儀式に神経を集中させていたある日、俺の前に彼女が現れた。彼女というのは、カノジョって意味じゃなく、“胡桃すぴか”だ!夢や妄想じゃない。モノホンだ。パンツに顔を押しつけることだってできる三次元だ。いや、たとえしたくても、恐ろしくて、そんなことできないが…。憧れの彼女を目の前にして、いったい俺はどうすりゃいいんだ!?
「あなたを愛するために、ここまで来たんだもの」黒い海を越え、呪われた島にやってきた美しい少女、シュガーリア。今は滅びた死霊術師の忘れ形見である彼女が出会ったのは、大罪人の男、ヨクサルだった。彼は無数の罪をその身に刻み、背負う悪魔は、『孤独を力にかえる』というー。「あんた、何様のつもりだ」「わたしはシュガーリア。この世界で最後の…死霊術師の孫娘よ」愛など知らない男と、愛しか知らない少女が出会った時、末路を迎えたはずの物語が動きはじめる。水銀糖の少女の、命をかけた最後の恋は、滅びの運命に抗うことが出来るのか。
謎多きデスゲーム「処刑タロット」に囚われたクラスメイト・伊刈梨々花を助け出し『塔』『悪魔』のゲームを制した鳴海たち。しかし、処刑タロットが生み出す莫大な利益と、その鍵を握る梨々花を狙って生徒会が動き出す!鳴海たちは、前回のゲーム敗北の責任を取らされ制裁を受ける山岸美玖を救うため、生徒会の用意したARバトルへの参加を決意するが…。仮想と現実が交錯する危険な“制裁バトル”。そこで鳴海たちを待ち受ける因縁の人物とは?さらに次なる処刑タロットの招待状も届きー!?試される極限状態での判断力!ノンストップゲーム小説、最新作!!
第六層攻略に挑むキリトとアスナに《扇動PK集団》の狡猾な罠が再び迫るーー! 《アインクラッド》第六層で、黒エルフの騎士・キズメルと久方ぶりの再会を果たしたキリトとアスナ。 彼女をパーティーに迎え、第三層から続く《秘鍵》回収クエストに挑む二人だが、その行く手には予測不能の展開が待ち受けていた。 AIを凌駕する感受性を備えたNPCたちの登場。《秘鍵》を狙うフォールン・エルフの暗躍。新たな展開を見せるクエスト《スタキオンの呪い》。そして《扇動PK集団》の魔手ーー。 キズメルたちNPCをも巻き込んだ、狡猾な罠を退けて、キリトとアスナは第六層を突破できるのか!?
これから破滅する人間を好きになってしまう特異体質な“死神”こと、日比野明日香に見初められてからひと月。死神のそばにいる者は漏れなく“破滅”を迎えるーはずが、雨ケ崎誠也は、死神の助言によって数々の災難を回避してきた。だが、仮初の平和を打ち破るように起きた演劇部の倉庫全焼事件。なぜか部員から恨みを買った雨ケ崎は、この事件の裏に潜む不穏な気配を感じとる。クラスメイトたちの秘密、死神の呪い、そして日比野を狙う邪悪な存在ー。「偽りの感情だとしても、アナタが好きなので。私が、破滅させない」遠ざけようとしても自分から離れない日比野と共に、破滅の渦へ巻きこまれていく。
名所も名産もなく、冒険者達がただ通り過ぎていくだけの「二番目の街」タフタ。役所に勤めるハルは、町の財政難に頭を抱えていた。そんなある日、異世界から来たというJK勇者のナツが役所に迷い込む。レベルは1。超ザコ。ナツの思いつきで、魔王を観光資源としてタフタへの誘致を提案すると、何故か採用。魔王城での命懸けの交渉に挑むハル達の前に現れた魔王は、ナツの友達、JKのフユだった!?JK魔王フユがいきなり遊びに来ちゃったり、魔王誘致や洞窟開放の反対派に対応したりと、勇者と魔王になったJK達と公務員ハルの町おこし!?ストーリー!
「面白いものが面白いものを呼ぶんだ。考え方一つで世界が変わる」同じクラスの八坂幸喜真は、その名の通り“好奇心”に足が生えたような男だ。謎の棒、植木鉢、そしてボレロ。アイツの行動はいつも何がなんだかサッパリ。でもそんな“八坂らしさ”が起こすある奇跡のことを、その時の僕らはまだ知らなかった。世界一の女装アイドル、赤いラインカーの美少女、そして時価八千万円の…タイヤ??足下を吹き抜ける“蛇の息”が僕と私のひみつをさらけ出した時、八坂と“あの子”の愛の物語が幕を開けるー。第24回電撃小説大賞“最終選考作”よりお届けする、怒涛の青春群像劇!!
『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社 刊)文庫部門 新作3位獲得の、いま一番切なく愛しい三角関係恋物語。 僕と「彼女たち」の不思議で歪な三角関係。その距離はどこまでも限りなく、ゼロに近づいていくーー。 人前で「偽りの自分」を演じてしまう僕。そんな僕が恋したのは、どんなときも自分を貫く物静かな転校生、水瀬秋玻だった。けれど、彼女の中にはもう一人ーー優しくてどこか抜けた少女、水瀬春珂がいた。 一人の中にいる二人……多重人格の「秋玻」と「春珂」。彼女たちの秘密を知るとき、僕らの関係は不思議にねじれてーーこれは僕と彼女と彼女が紡ぐ、三角関係恋物語。
二人の奇跡を歯牙にもかけず。戦争は続く。ただひたすらに。 ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。 しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。 共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。 そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。 シンとレーナ、二人の共闘を描く『Ep.4』登場! “地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”
かつて邪神を討ち倒した英雄、ギュネイは、敗戦国となった邪神王国・ランドールの荒廃ぶりを見かねて手助けをし、ついには城一つを奪還してしまった。そんな中、邪神降臨を目論んだ大司教の娘、ロゥラを旗頭とする一団が決起。かつてはギュネイも刃を交えた邪神王国四天王の生き残りを中心に、再び邪神を降臨せんとしているという。他方、ランドール再興の兆しを感じた周辺国からも大部隊が進軍してくる。邪神王国に迫るさらなる危難を前に、ギュネイの取る一手とは?というか、そもそも助太刀してていーのか!?英雄による邪神王国復興物語、第2弾!
「え!ナラクさま、勇者と付き合うことになったんですか!?」勇者の異世界転生を未然に防ぐ暗殺使命を受け、現代日本に乗り込んだ魔族のナラク。彼は計画をつつがなく履行するため、高校生・奈楽将吾として学園に潜伏する日々を送っていた。だが抹殺対象の勇者候補・乃愛に告白されてしまい事態は急変!クラスメイトや魔族の部下もいつの間にか勘違いの渦に巻き込まれ、恋愛五角関係へ発展する!任務達成の鍵を握るのは、恋愛経験ゼロのナラクが乃愛と親密な仲になり、「おっぱい」をさわれるかどうかで…って一体どういうこと!?勇者と魔族の異世界交流“勘違い系”ラブコメ、勃発!