2018年発売
彼女はもうジャナ研に来ないかもしれない。 彼女はもう、ジャナ研に来ないかもしれないーー。新鋭が書く、爽やかで切ない日常系ミステリー第4弾。 写真部から、金賞を獲得した被写体の金魚が盗まれた。居合わせたジャナ研の面々は、真犯人を見つけようとする。(「金魚はどこだ?」) 介護施設で、とある老人の部屋が荒らされた。啓介は手がかりを探るうちに、あまりにも切ない真実にたどりつき……。事実の公表を巡って真冬と意見が分かれるが、互いにどうしても引けず、そのままぎくしゃくしてしまう。(「スウィート・マイ・ホーム」) 真冬がジャナ研の部室に姿を見せなくなってから1か月以上が経った。交通事故に遭ったユリもしばらく学校を休んでいる。そんなとき、啓介はA棟の空き教室で「女の幽霊を見た」と後輩から助けを求められる。 (「ジュリエットの亡霊」) 身のほどを気にして、傷つかない道を選ぶのは間違っているのか? 綺麗なだけではない真実を暴くのは、正しいことなのだろうか? 真冬の卒業を数か月後に控え、人間関係が大きく動く最新刊!
その新人、絶版回収レベルにつきーー。 ギギギ文庫編集部からお届けします。編集部一年目の川田桃香です。 このたび、私についに後輩ができました。名前は小山内桐葉さん。憎めない雰囲気の元気な娘さんです。 なのですが、 「一巻打ち切りどころか、絶版回収レベルの新入りね」 配属早々、編集長からは厳しい評価が! 編集部の皆さんからもほとんど同じ評価なので、私が甘いのかもしれませんが、何もそこまで言わなくても……。 とはいえ、私もうかうかしていられません。明日は我が身というやつです。 何せいまも目の前で、お怒りの方が……。 「あの誤字脱字野郎、ふざけやがって……。もし直接会ったら、小指をトルツメしてやろうかな」 小指をトルツメしてはいけません! そんなところで校正用語を使わないでください! ……校正者の山田さんはちょっぴり過激なお姉さんです。ただ、そのお怒りももっともなところがありーー。 ヤバい新人・小山内をはじめ、トルツメ校正者・山田さん、演技派な印刷所担当・三上さんなど、個性派メンバーが盛りだくさん! ますます賑やかな編集部るぽラノベ第3弾!
そんな僕をね……葉太郎はね…… 好きって……言ってくれたんだ 花房森の提案で、女子たちを巻きこんだあらたな料理対決が勃発! それは束の間の休息…… これから始まる厳しい戦いに向けて、それぞれが大切な仲間や家族と語らう貴重な時間となった。 楽しい時間が過ぎゆくなかで、改めて葉太郎は父親に問う。 どうしても戦わなければいけないのか? 僕【花房森】を止められるのは、葉太郎しかいない。 父親は優しい笑顔で応える。 そしてついに、「来世騎士団(ナイツ・オブ・ヘヴン)」がサン・ジェラール島に上陸! 戦いの火蓋が切って落とされた。 激戦の果て、運命に導かれた父親と息子は互いの槍をもって対峙する。 二人の槍が激突したその時ーー 「騎士」や「姫」の存在、「聖槍(ロンゴミアント)」に隠された秘密、全ての謎が明らかになる!! はたして葉太郎は、かけがえのない「家族」を守ることができるのか!? 仮面をつけた騎士【葉太郎】と孤独に暮らしていた姫【真緒】の出会いから始まった物語…… 「Lance N' Masques【ランス・アンド・マスクス】」 ついに終幕【グランド・フィナーレ】!! (c)2018 子安秀明/ポニーキャニオン
それは、北の果てより現れた。 日本が転移してくる遥か昔、ラヴァーナル帝国という 光翼人たちの国が世界を支配していた。 不遜にも神に弓を引いた彼らは、神から天罰の隕石を落とされそうになり、 滅亡から逃れるために未来へと転移する。 光翼人たちによる恐怖の支配から解放された人類は、 ひとときの平和を謳歌していた。 しかし、突如グラメウス大陸から『魔王』なる存在が、 魔物と魔獣の軍勢を引き連れて現れた。 人類は種族の垣根を超えて結束し応戦するも、 ついにエルフの聖地・ロデニウス大陸の神森まで後退を余儀なくされる。 人類が神にすがったとき、現れたのはーー (c)2018みのろう・高松良次/ポニーキャニオン
恒久的な平和を謳い、夜界との融和政策を始めたセルジュ。都市に人狼たちが招き入れられ、クーファとメリダは追われる立場となる。予言書に、セルジュの革命を止める者としてメリダの名が記されていたために……。
「お母さんは、とっても素敵なお店だと思うわ!」親子たちの悩みを解決する【お母さん屋】を開くことになった真々子たち。王子様と結婚したいという相談を受け、真人たちはお見合いパーティに参加することになり!?
ヒトが他種族の家畜や下僕として虐げられている世界。ヴァンパイアの奴隷として生きる少年・ジノには、ヒトの尊厳を取り戻すという夢があった。その大望はヴァンパイアの辺境姫ヘネシーと出会い、大きく動き始める。
おひとり様至上主義の俺、姫宮春一。悠々自適な青春を謳歌していたのに、学園のアイドル美咲華梨がプロデュースを提案してくる。……ボッチが寂しい? 冗談じゃねえ! 俺はお前の思い通りにはならねえぞ!!
祟宮澪によって、これまで積み上げてきたものはすべて壊された。士道は最悪の結末を回避するため、澪に対し最後の手段を選択する。デートして、デレさせること。それこそが世界を殺す少女を止める方法だと信じて。
俺の高校に入学して早々、持ち前のスペックで注目の的になった涼花。その状態で取材をするもんだから、新しい涼花の友人からあらぬ疑いをかけられて……!? 『隠れてイチャイチャ作戦』、ホントに上手くいくのか?
大陸の東にある《獣人領》で食料盗難事件が発生。さらにその場に《大罪紋》の残滓が残されていたことで、アクスたちはその調査を命じられる。一方、セイガも帝国の第二王子の護衛として獣人の国に向かっていて!?
交換条件でシスベルの護衛を引き受け皇庁入りすることになったイスカ。真意を知らないアリスリーゼは、寄り添う二人を目撃してしまい、大いに心を乱される。一方、王宮では女王ミラベアを狙った暗殺事件が起きーー
ヘリ運送業を営む少年・京塚結人は、偶然助けた少女・灰松五色に操作技術を見込まれ、航空養成機関“ACTS”への入学を果たすが、結人の圧倒的なスキルにACTSの美少女たちが次々に魅了されていき!?
白の女王が支配する第三領域を逃れ、第八領域に辿り着いた狂三たち。そこでは支配者側と叛逆軍による終わりなき戦いが繰り広げられていた。狂三と響は敵同士になってしまいーー水着と水鉄砲で勝負を決することに!?
夏休みを利用して旅行に行くことになった僕ら。旅行の間に真琴さんのお助けキャラとして、彼女の恋の手助けしなくちゃいけないんだけど……庄川さんと好乃さんが、僕とやたら二人きりになろうとするのは何故だろう?
白銀冬真は救世主である。 ーー今はありふれた専業主夫だが。 人類再生機構・凰花。 そこは胞子獣との戦いに敗北し、地下へと追われた人類に残された最後の生存圏であり、最下層の《学園都市》では人々の唯一の希望たる《魔法騎士》が育成されていた。 中でも特にエリートが集まる《第一魔法騎士学園》に冬真の娘・白銀雪奈は試験で史上最高のステータス値を記録し、最強のSランクとして入学する。 戦場を離れた後、静かに成長を見守ってきた愛娘の姿に涙する冬真だったが、ある日彼に極秘の指令が下る。 「娘とともに学園に通え。これは、特務指令だ」 世界最強の娘と、表向き一般人の父。 二人の尊い絆と、波乱の物語が始まる!
無事にカエデの父親探しを終え、島の整備を進めるカイたち。開拓村内ではエルフ三姉妹の三女・シエルも加わり、さらにゲームも遊べるようにーー主食の米や小豆も持ち込んで順調にレベルアップ! そして春を迎えた孤島に、神殿の船から捨てられたのは子供ではなく大人の元神官ローザ!? 務めを終えた彼女の後を継ぐ新人神官はルキアという女性らしく……そう、カイが探し求めていた妹だった。ルキアを助け出すためには、まず事情を知る特級審問官のビーエを見つける必要がある。生き別れた妹のためカイたちは神殿へと乗り込むことにーーどこでも生産&交易能力『てのひら開拓村』を駆使して異世界のんびり建国記、第4弾!
武装探偵、通称『武偵』。それは凶悪化する犯罪に対抗するため武装を許可された探偵の事である。その最高レベルのSランク武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。ネモとの無人島生活から帰還したキンジは、武偵庁と公安0課によって私立女子高への潜入捜査を命じられる。生徒に紛れて潜伏する『N』の幹部・ヒュドラを逮捕するためだ。クロメーテルへの変装を強制され、歩調の合わないバスカービルと共に、女子しかいない学校や寮で困難な日々を送るキンジ。さらに役員として入った生徒会で問題が起き……?
過去のトラウマで“先生”という人たちに不信感を持つ僕・彩木慎はある日の放課後、校内で一番人気の美人教師・藤城真香先生に呼び出された。「わたしはー君が好きです」…って、唐突に告白!?「君がわたしを好きと言うまで、どんな手を使っても迫り続けるわ」それからというもの、指導と称して放課後に呼び出され、なぜか一緒に大人な動画を観せられたり、過剰なスキンシップをされたり、デートに連れて行かれたりで、だんだん先生を意識するようになって…?でも、先生が教え子と結ばれるのはまずいよね?絶対に両想いになってはいけない(!?)二人の禁断ラブコメ、授業開始!
癖のある魔法使いリサが身内となり、賑やかさを増すバウマイスター伯爵家。 そんなすったもんだの日々を挟み、エルとハルカの結婚式がいよいよ明日へと迫っていた。 だが、和風な式場と和やかな雰囲気の中にあって、ただ一人殺気を帯びる者がいた。ハルカの兄、タケオミである。 限られた時間の中、彼は彼なりに思案を巡らせ、なんとか結婚を阻止できないかと足掻くのだが……。 一方、ヴェルは王都にある冒険者予備校の臨時講師を任されることとなった。 適任かどうかに疑問を持ちつつも、有能な生徒らと教え教われの関係を築き、その職務を全うしていく。 エルとタケオミ、ヴェルと教え子、悲しき男の生き様と次の世代の成長を描く第十四幕!