2018年発売
「貴方こそ勇者様です!」王都から来た聖女はそう決めつけてくるし、聖剣を名乗る棒きれの声も聞こえてくる。けど僕は単なる村人で、僕のことを常に気遣ってくれるけど魔王より怖い幼馴染みのアリアと幸せになるのが人生の目標なのだ。それなのに聖女と聖剣は強引な手段で僕を勇者にしようとするし、神託を聞きつけた魔物まで村に押し寄せてきてー!?幼馴染みのために勇者になりたくない少年は幸せを掴めるのか!?希代のファンタジーラブコメ開幕!
冒険者のウィリアム達は、オーク退治のクエストを遂行中に出会ったエルフの娘に連れられ、彼女の集落へ赴く。しかしそこでオークによって重傷を負わされた彼女の母親から、仲間が敵地に取り残されていると告げられる。救出作戦に参加することになったウィリアム達。統率された百を超える軍勢を前に、彼の導き出した戦略はー!?そしてウィリアムとサツキたち女性陣の関係にも変化の兆しが見えて…!?Web発の大人気異世界冒険譚、緊迫の第2弾!
学期末テストが終わり、学園祭の準備に追われる千秋那智と片瀬司。そんな中、二人の前に卯月学園中等部に通う宇佐美奈津が現れ、那智くんを「お兄様」と呼んで懐いてしまう。さらに那智くんは彼女の強引さに負けて学園祭を一緒に見て回ることに。ヤキモチ焼きな司先輩は、宇佐美の強引なやり方に我慢できず、ついに那智くんと恋人関係であることを公言するのだが…。ヤキモチ焼きな司先輩と振り回される那智くんの大人気ラブコメ&スクールライフ、堂々完結。
冴えない営業マンの俺は外回り中に階段から転げ落ち、目覚めると昔ハマったRPGに登場する領主のドラ息子ボルマンになっていた!父の勧めで貴族の娘エステルと婚約を結ぶことになった俺。ゲームの世界も悪くないなと思ったのも束の間、この世界がシナリオと同じ運命を辿ると村は魔物に襲われ滅びてしまうことに気づく。十二歳に転生したおっさんが努力と友情と舌先三寸!?でロープレ世界を生き延びる、チート不足の崖っぷちゲーム世界冒険譚!
佐由梨たちの入部により、廃部の危機をなんとか回避することができて。マンガやアニメの話をしたり、ゲームで遊んだり、マンガを描いたりといった、『すみマン』の平和な毎日は続いていた。けれど、そんな僕たちの日々に変化が訪れる。文化祭が近づいたある日、幽霊部員状態だった、現団長である佐倉川真音先輩が、ふらりと姿を現したのだ。現役女子高生マンガ家でもある真音先輩の復帰で、僕たち『すみマン』の人間関係も少しずつ変わっていく。そして、僕は真音先輩から、アシスタントになることを持ちかけられる。しかしそれは、『すみマン』での部活動といずれかの選択を迫られるもので…?モブキャラな彼女と繰り広げる学園ラブコメ第二弾!
高校入学を機に、豪奢な屋敷・姫裏家にて住み込みのアルバイトを始めた僕。和服メイドのイグルミさんによると、屋敷には三姉妹のお嬢様たちがいるらしい。でも長女は不在で次女はなぜか行方不明、三女の姫裏ねむは天使のような見た目なのにわがまま放題。だがのちに、ねむが自分の部屋から出ることができない少女であると知る。その理由はー彼女の視界が、“血色”に染まっているから…?さらに、入学したばかりの学校で妙な噂を聞く。それは、ねむたち三姉妹が、親殺しをしたんじゃないかというもので…!?謎が謎を呼ぶ青春ミステリー、果たして本当の色はなにかー?第7回講談社ラノベチャレンジカップ“優秀賞”受賞作、堂々登場!
人間の生き残りとの死闘を乗り越えた、人造人間のリュトと考古学者のニナ、アイル。戦いの末に、世界中から地表を厚く覆っていたヘドロが取り払われ、発掘可能な領域が広がった。アカデミーからの依頼で、千年前に謎の勢力と交戦し姿を消した伝説の勇者・サイトバル将軍の足跡を追うことになった一行。新たな仲間、箱入りお嬢様のキトラを迎え、古戦場跡、谷間に隠れた“発掘村”、そして突き止めた将軍の墳墓へ。英雄か、反逆者か。調査が進む度に、歴史の彼方の将軍の姿が玉虫色に変わっていく。そして現代に蘇る千年の陰謀ー。愛する人と守るべき世界のために、再び救世主が土を掘る!さらなる大スケールで紡ぐ考古学ファンタジー第2弾!!
七年ぶりに再会した幼馴染み・真琴&忍と同棲を始めて約二ヵ月。いまのところふたりの性別はバレていないが、サポートのしすぎで俺はもうへとへとだ。これじゃ二学期を乗り切ることができない。せっかくの夏休みだし、帰省して身体を休めるとするか!そんな予定はいきなり崩壊した。真琴から夏祭りデートに誘われたのだ!俺とデートしたいって、急にどうしたんだよ?そして忍、お前は俺と一緒に海でナンパがしたいのか?いいぜ、そんなに夏を満喫したいなら、とことん付き合ってやるよ!だから存分に楽しんでくれーって、さすがにハメを外しすぎじゃねえか!?ポンコツなふたりの男装女子と送る、実はハーレムな学園ラブコメ第三弾!!
破滅したー破滅させた世界を復興させるため、『帝ノ鬼』の命令により電力施設の確保へと向かうグレン達は、吸血鬼と対峙する。圧倒的な力になすすべもないグレンだが、戦いのさなかに斉藤ー第二位始祖リーグ・スタフォードが現れる。「おまえはいったい、真昼になにをした」「だから、彼女が望むことをしたんです」スタフォードが語るその言葉は、グレンの、真昼の、そして人類の運命に関わる事でー!?翻弄されながらも、自らの意志で踏み出すグレン。“終わりのセラフ”の謎が徐々に明らかになる中、彼の下した決断とはー!大人気シリーズ最新刊!
鴉野伊吹は目つきが悪く、売られた喧嘩はすべて買う(そして勝つ)ことから、不良と恐れられていた。そんな伊吹は、ある徹夜ゲーセンの帰りに幼馴染の涼音の危機を救うことになるが、代わりに命を落としてしまう。正確には魂が抜けた状態であり、その魂に死神がこう告げた。「きみを助けたい、と心から思ってくれる人に見つけて貰ってね、三日以内に!」と。一匹狼の不良である自分を助ける者などいない、と自暴自棄になっていたとき、見知らぬ少女と目が合った。彼女は一体何者なのか、そして何故、伊吹が元に戻るための協力を拒むことをしなかったのか…。通りすがりの謎の少女・ユリと伊吹の不思議な共同生活で、二人の世界は大きく変わる。
エアスリル魔法学園では、クラスの昇降を決めるクラスマッチの開催時期が迫っていた。無属性魔法の不遇な状況を打開したいと思っているロジェにとって、アスラが入学し、クラスマッチに参加できるようになった今は千載一遇のチャンス。しかし、レオナルドの足取りを追うために解放軍の情報を探ることが優先だと、アスラはクラスマッチへの参加を渋っていた。結局ロジェやミレディらも協力してくれることになり、解放軍の情報を図書館でしらみ潰しに探していたアスラだったが、ある日偶然、ロジェが隠していたある事実を知ってしまいー。
テルミア王国が三都同盟の空中母艦「九頭蛇」を拿捕した事で、ラダル炭鉱を巡る戦争は再び膠着していた。つかの間の平穏を楽しむ文洋たちだったが、レオナは祖国に残してきた弟のルネをなんとか取り戻せないかと心を痛めていた。一方、ダークエルフたちと共に「九頭蛇」を同盟から奪取した文洋は、その功績から王女ラティーシャ直属の遊撃飛行隊を任されることとなる。そんな折、文洋の兄が所属する扶桑海軍は、テルミア海軍との共同作戦中に謎の飛行船に襲撃され、壊滅的な損害をこうむってしまう。帰還した乗組員が撮影した写真に写っていたのは、飛行戦艦と呼ぶべき鈍色の巨体。そして、砲弾を受け止め燐光を散らす、レオナのものと同じ魔法陣だったー。
結界の崩壊後、なかなかグエンナーシス領から戻ってこなかったカテリーナが王都に帰還し、リョウたちは再会を喜んだ。しかし、周囲には常に護衛がつきまとうようになり、どこか思いつめた様子のカテリーナ。グエンナーシス領には、先の災害の際に活躍し、英雄視されているアレクサンダーという男がいるのだという。アレクサンダーこそ、リョウが山賊時代に世話になっていた親分。魔法使い至上主義を嫌っていた親分が、この機会に国から離反しようとしているのではないかと推測し、リョウはカテリーナとグエンナーシス伯爵の動向を探るのだがー。
封印から解き放たれた黒雨の魔女を退けたフェリスは、みんなを守るために黒雨の魔女に立ち向かうことを決意した。アリシア、ジャネット、テテルと一緒に図書館で手がかりを調べていると、黒雨の魔女が持っていた魔導具が王都に封印されていることが判明し、調査に向かうことになる。広い道に華やかなお店、大道芸に露店のキャンディー…。賑やかな王都に大興奮のフェリスが夢中になって歩いていると、気がついたときにははぐれてしまっていた。一人でいるときに偉い人に失礼なことをしてしまわないように、フェリスが路地裏に隠れていると、見知らぬ少女に声をかけられるのだがー。
それは、現代から400年ほど前の話。人里離れた鬱蒼とした森の中に、魔術師と呼ばれる人たちが暮らしていた。彼らは信頼できる近くの村に魔術の恩恵を授け、その対価として作物などを貰い、助け合って生きていた。そこで暮らす魔術師の中に、アオイとイリアスという二人の魔女がいた。アオイは未来の天候を占い、イリアスは舞いで作物に祝福の魔法をかけることが仕事だ。二人は親友同士、森の中で穏やかに暮らしていたのだが、ある日、魔女狩りの手がすぐそこまで迫っているという話を聞きー。
リヒカル・ウルフスタンは焦っていた。ほとんどの時間を狼の姿で過ごしている彼は、人の姿を維持する魔法を研究しているのだが、狼の姿になると研究意欲が霧消してしまう。だから人型の時、リヒカルはいつもイライラカリカリしてしまうのだ。そんなある日、魔法は禁忌だという風潮の強い王都で、重度の魔法オタクっぷりがバレて王子に婚約破棄された公爵令嬢マリーが屋敷にやってきて…?
19世紀、英国。目利きの鑑定人を父に持つアデルは、ある目的のために舶来品専門のオークションハウス・アーヴィング商会に就職を希望する。が、オーナーのクレイグが出した条件は「僕と結婚すること」。舶来品の情報がほしいアデルと“女除け”がほしいクレイグの利害が一致し、偽装結婚をする二人。様々な舶来品がらみの事件を解決するうちに、アデルは、恩ある伯爵の死の真相に迫っていくが…。
エルフの村から戻ったユナはクリモニアでほっと一息。だけど、そんなユナのもとにサーニャさんから気になる連絡が。なんと王都にて、「クマの憩いのレストラン」という名前のお店が開店間近で、しかもお店の前には大きなクマの置物が飾ってあるという。「私、そんな店知らないんだけど」慌てて王都へと向かうユナ。そこにはやっぱりあの人の姿が…。そしてフィナ・シュリ・ノアと一緒に王都の学園の学園祭にお邪魔すれば、またまた思いがけない大活躍!?最恐(?)クマっ娘ユナの異世界活劇第11弾!!