2022年9月発売
地味顔の琳麗は化粧で化ける。そんな彼女は化粧品を愛し、愛が高じて自分で開発し、都の人気商品となっていた。けれど婚期を逃しそうな琳麗を心配した父親によって、後宮に入れられてしまう。一方、皇帝は我の強い妃たちが居座る金食い虫の後宮を解体したかった。寵愛を欲せず頭の回転の速い琳麗を皇帝は気に入り交換条件を出す。それは「他の妃を後宮から追い出したら、後宮から出してやろう」というもの。そのため琳麗は化粧で絶世の美女となり、後宮一番の悪女を演じることを決めたー痛快後宮恋愛ファンタジー!
女性最高峰の地位を有するも、王と夜伽を共にしない特殊な役職「職業王妃」に就任したマルティナ。クラウス王は女嫌いという噂なので、私は仕事を忠実にこなすのみ!…と思っていたけど、なぜか王様は私に対してぐいぐい距離を詰めてきてますよね?おまけに「君の笑顔がもっと見たいのだ」って、それは完全に職業王妃の職務外ですー!!
学園の入学式。本格的にゲーム本編が始まり、王子の婚約者という仮初の立場も終わると意気消沈する悪役令嬢ベルティーア。しかしディランは以前と変わらず頬のキスを迫るばかりか、周囲をけん制するかのように“所有の証”をつけてきてますます溺愛ぶりがエスカレート!!そんなベルの前についにヒロインが現れるもののーえ?まさか、前世の悪友!?
ラヴァール国で第二王子ヴィクターにこき使われるアリシアは、さらに兄であるヴィアンの弱点を探れと命を受ける。 兄弟仲を不審に思いつつもヴィアンの下にやってきたアリシアは、彼に異様に気に入られ「皇后にならないか」と誘われ!? 一方、デュークとジルは聖女リズだけが使えるという誘惑の魔法を解除すべく奔走。ついに聖女と直接対決の時が!
ひきこもり魔女のラスが偶然助けたのは誰もが憧れる王太子アレンだった!初対面からアレンはなぜかラスに対して好感度MAX!しかも王太子妃に迎えられる可能性が浮上して…もしかして伝説の“溺愛の呪い”にかかってませんか!?呪いを解くには彼の側から離れなきゃなのにー「君は俺の特別だから」完璧王子の溺愛包囲網から逃げられません!
夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂ってた。クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服姿に色めき立つクラスメイトを見やりながら、真昼が衆目に晒されることに割り切れない想いを抱える周。一方、真昼は真昼で、周囲と打ち解けて女子の目にも留まるようになった周の姿に、焦燥感をかき立てられつつあった…可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。
「俺の策はあらたな“猛将”を手に入れることだ」アルカナという「タロット」になぞらえた二二人の魔王と、召喚した英雄を従え覇を競い合う騒乱の世界、カルディアス。下剋上を果たすべく反乱を起こした“愚者の魔王”フールは、刺客である源義経を退けあらたな領土を得る。しかし、大きくなった愚者の国を統治するためには兵力が足りない。そこであらたな英雄として剣豪・上杉謙信を従えるため、フールたちは敵国、悪魔の国へと向かう。これは愚者と蔑まれる希代の天才魔王と、負け組英雄たちの異世界改革譚。
「皆さん、うちの可愛いゆーちゃんをよろしくお願いしますね」夏休み早々、神作家・上松勇太は人生の一大イベントを迎えていた。両親公認のお泊まり会である。「…ユータさんに、大人のキス…しちゃいました」「なに普通に抜け駆けしてるのよ!」こうしてアリッサの先制で始まった神作家を巡る戦いは、こうちゃんとみちるも交え、夏コミ、小旅行、プールにお祭りと激化していく。-ところが。ひとり出遅れたはずの由梨恵が、最後にとんでもない形で彼の心を掴んでしまい…!?『小説家になろう』発、“人気声優が最後に勝利する”ラブコメディ!!
「…博道くん。たすけて…」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも…俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、墜ちる。“不”純愛ラブコメ、最終章ー
夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂ってた。クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服姿に色めき立つクラスメイトを見やりながら、真昼が衆目に晒されることに割り切れない想いを抱える周。一方、真昼は真昼で、周囲と打ち解けて女子の目にも留まるようになった周の姿に、焦燥感をかきたてられつつあった…可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。
「秋人くんの答え、聞かせてほしい」裏アカをきっかけに誰にも言えない秘密の関係を築いた秋人と優。歪ながらも信頼を寄せてくる優に告白される秋人だったが、自分の気持ちに迷い、答えを出せずにいた。そんな中、週末秋人の家で期末テストの勉強をすることに。勉強会は午後からだが、ここで優から提案が。「おうちデート、しようよ」土曜日の午前。家族は出掛け、家は優と秋人の二人きりー。ゲームしたり、昼食を作ったり、まるで恋人のよう。でも、それ以上を望む優はさらに距離を詰めてきて!?表と裏。二つのカオを持つ彼女との秘密のラブコメディ、第2弾。
「自分より身長の低い男子は無理」低身長を理由に、好きだった女の子からフラれてしまった下野水希。すっかり自信を失い、性格もひねくれてしまった水希だが、そんな彼になぜかかまってくる女子がいた。高瀬菜央。誰にでも優しくて、クラスの人気者でーおまけに高身長。傍にいるだけで劣等感を感じる存在。でも、大人びてるくせにぬいぐるみに名前つけたり、距離感考えずにくっついてきたりと妙にあどけない。離れてほしいはずなのに。見上げる彼女の素顔はなんだかやけに近く感じて。正反対な二人が織りなす青春ラブコメディ。身長差20センチーだけど距離感0センチ。
帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。帝国は安定を取り戻しつつあり、西側からはカルドメリアが来訪するなど、ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じるーフラム人による独立国家。そして本人も望まぬ形で、その渦中へと巻込まれていくニニム。内憂外患、かつてない試練に直面するウェインにさらなる衝撃が。「-お兄様、今いいかしら?」思い詰めたフラーニャから発せられた一言が、ナトラを揺るがす。ニニムの苦悩、フラーニャの決意。疾風怒涛の第12弾!
転校まで三ヶ月とタイムリミットが迫ったある日、晃は葵たちと一足早い『卒業旅行』に行くことに。学園祭以来、葵への想いを『恋』だと自覚していた晃は旅行中に葵との仲を進展させようと期待する。山奥の温泉地で旅館に泊まり、温泉や雪まつり、クリスマスパーティーを楽しむいつものメンバー。だが、ふとした瞬間に情緒不安定な様子を見せる葵を見て、晃は一抹の不安を覚えずにはいられない。「思い出だけじゃ足りないの…」笑顔の裏で複雑な感情が渦巻く中、やがて訪れる別れを前に二人が出した答えとは?出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、想いが交わる第四弾!
“手を繋いで歩いていく。それだけで、胸がいっぱいになる。この『道』がどこまでも続けばいいのにー”。リュート&月愛のギャップカップルを中心とした“あるある青春群像劇”第5巻。今回は高校生活最大のお楽しみ、修学旅行のシーズンをお届けします!思い通りにならない人間関係、切ない思い。そしてたくさんの笑顔を通り過ぎながら、自分の歩む『道』を見つけ始める愛すべき「#キミゼロ」キャラたち。みんなちょっとずつ大人になっていくのです。もちろん、我らがリュートもー。“お父さん、お母さん。俺をこの世に産んでくれてありがとう。加島龍斗、十七歳。俺、大人になります”って、ええっ?どういうこと?
回復魔法が使えない薬師の少女・メディ。濡れ衣をかけられ治療院を追い出されてしまった彼女は、辺境の地で自分の薬屋を開くことに。けれど、やることは変わらない。みんなの病気の原因は見ればわかるし、後は患者一人一人の体質にあわせたポーションを作ればいいわけでーと、お薬を出しているうちに、あっという間に村の人気者となったメディ。やがて周囲には、様々な事情を抱えた仲間たちが集まってくる。更にその活躍は、メディが去ってから病気が治らなくなったと嘆く患者たちで溢れる、かつての職場まで轟いていき…!?中毒注意なお薬スローライフ系ファンタジー、ここに誕生!
『判決。呼称番号FF03-100、伊良子燐音を死刑とする』世界を滅ぼす災厄として、少女は“断頭台”へと移送されたーはずだった。奇跡か運命か、彼女を乗せた航空機は何者かに撃墜され、少年・太宰龍之介の眼前に“竜”が降り立った。「人類の危機を救うために、私とケッコンしてください」「!?」“竜”の少女・燐音の暴走を鎮め、人類滅亡を避く唯一の方法は、龍之介が彼女と“結合魂魄術式”を結び、愛しあうこと!?かくして、世界を救うためのふたりの同居生活が始まっー「もはやわれわれは番です。私のこと、好きにしていいんですよ」…このドラゴン娘、毎晩ふとんに入ってくるので困ります。
私はアルヴィンの妹であり、玉座を奪われた者。衝撃の事実を告げたエンデアは、憎悪に突き動かされるまま黒の妖精剣を解放する。自分からすべてを奪った王国をその手で滅ぼすため。それは伝説時代の“魔王の降臨”を意味するものであった。アルヴィンは国民の絶望を振り払うべく“魔王”との決戦を宣言する。取り戻したエンデアの記憶。王としての覚悟。様々な想いが彼女の胸中で交錯する中、シドはある決断を下す。「悪いな、アルヴィン…俺は、騎士の掟を…初めて破る」シドと“魔王”が激突する時、伝説に終止符が打たれる。新たなる王と古き騎士の物語、ここに決着ー!
『この度良縁に恵まれ、結婚することになりました』身に覚えのない自身の結婚の知らせを受け、不夜城本家に直談判へ向かったはずの瑠璃から届いた衝撃的な報告。「彩禍さんに一言もないなんてあり得ません」「そこですか」瑠璃の真意を確かめたい玖珂無色だが、不夜城家当主が学園長を務める“虚の方舟”は魔術師養成機関唯一の、男子禁制の女子校でー。特別講師の久遠崎彩禍として潜入することに!?「どうか俺と瑠璃を結婚させてください!」「わたしと瑠璃は相思相愛さ。そうだろう?」婚約を破棄させるため兄は妹に、魔女は騎士にプロポーズ!
アイドル級の美人幼馴染・日比谷沙由から恋人にして欲しいと迫られた。しかも手に握っていたのは昔彼女にあげた「なんでも言うコト聞く券」。どんなお願いも叶えると約束したけど、そもそも俺はお前のことが好きで…実は両想いだった俺たちは付き合うことに!そして恋人になったから発生するカップルイベントの数々。「はい、あーん」、「手、握ってくれないんですか?」彼女から券をチラつかされ…もといおねだりされたら行動で示す。相合い傘やショッピングデートをしたり、果てにはキス、それ以上だってー!?ヘタレ脱却のシチュエーションラブコメ!