2024年1月24日発売
憧れの悪代官プレイ!? 善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。 彼の行方不明中に起こった領内の混乱も収束し、リアムは首都星での修行を再開していた。 そんな中、案内人は新たな策を巡らせておりーー 「忌々しいリアムーーお前の吐き気を催す感謝の気持ちとももうすぐお別れだ」 軍事国家「グドワール覇王国」が帝国へ宣戦布告! 今回は参戦しないはずのリアムも、何者かの思惑で前線近くの惑星に代官として派遣されることに。 行方不明事件の反省から、天城達に出撃を禁止されたリアムだけど……? 悪徳領主が目標だから「悪代官」にも憧れちゃう勘違い領地経営譚、第8幕!!
この「好き」は《偽物》--なんかじゃない。 これは、令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用で焦れったい等身大の恋物語。 拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。 孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。 その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。 その不思議な関係は、穏やかに続いていくーーはずだった。 「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。 《普通》ならここでキスをするのだと。 それができない恋は《偽物》だと。 それでもーー「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」 オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。
天使を護るは、最強の死神ーー 多くの図書館が存在し、知識の国と呼ばれるブリューゲル王国。 王都には、悪用すれば国が亡ぶと言われる呪いや能力を持つ、禁書だけを所蔵する禁忌図書館があった。 禁書の処遇を一任され全知の力を持つ最高司書官のクムラと、万物に死を与える力を持つ補佐官のヴィルが禁書を管理・封印し、守護にあたっていた。 いつもの様に図書館を管理する二人の前に、突如禁書の封印が解け、霧の巨人が出現。 再び封印するため、ヴィルは死神と呼ばれる力で、巨人へ立ち向かう!! 再封印を終えた矢先、死神の力が欲しいと敵対する帝国から勧誘を受けるヴィル。 断った報復にクムラへ危機が訪れるーー。怒(いか)るヴィルは真の力を解放させる!
高校生探偵として数々の難事件を解決してきた迷渕零人が殺人現場で出逢ったのは、ピンクの派手な衣装を身にまとった自称・魔法警察の美少女マリリンだった。乱入してきたマリリンは、あっさりと魔法で犯人を当ててしまう。その事件以降もマリリンは零人を「助手」と呼び事件現場に突然現れたり、家に侵入し勝手にご飯を作ったりとやりたい放題!魔法なんて非科学的なものを信じない零人は、マリリンと共に事件を解決する中で魔法のトリックを暴こうとするのだがー?自称・魔法警察の美少女×高校生探偵の凸凹コンビが華麗に(?)事件を解決するマジカル推理コメディ開幕!第10回オーバーラップ文庫大賞銀賞。
あんまり……ほかの娘(こ)のこと見ちゃ、やだよ? 「「私(アタシ)たちが、ずっと、ずーーーーーっと!養ってあげるからね!」」 大人気アイドルグループ『ディメンション・スターズ!』のメンバー、小鳥遊雪菜と月城アリサの2人から生涯養う宣言を受けた高校生の葛原和真。 これで将来安泰と胸をなでおろしたのも束の間、和真の目の前にある少女が現れる。 それはクラスメイトの夏純紫苑で、どうやら彼女も和真同様「働きたくない」を標榜しており……!? ある秘密を紫苑に握られてしまった和真は、しかたなく彼女の不労所得人生プランに協力することになるのだが……? 一途だけど愛が重い『幼馴染アイドル』との、貢がれ甘々のラブコメ第2幕!
レイジュ族の里で勇者殺しの咎を背負ったジルバギアスは魔王城へと帰還する。そんな彼を待ち受けていたのはー“氷獄男裸祭り”だった!?10年に1度開催されるという冬の奇祭に、魔王城の空気が熱を帯びる!さらには、人化の魔法を使ったレイラが身に着けられるドラゴンの鞍の魔法具製作をドワーフに依頼したところ、完成したのは露出の多い際どい服ーいや、もはや革紐で!?-つかの間の平穏は、雪解けとともに終わりを告げる。ジルバギアスの魔王子としての初陣は、デフテロス王国の王都・エヴァロティ攻略戦。守るべきものを蹂躙する戦いが始まろうとしていた。
たおやかなりし蠅王の剣セラス・アシュレイン。 その始まりの物語を、今ーー 「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、強敵を、そして級友をもその手にかけた三森灯河。 迫るヴィシスとの決戦を前にした彼に、セラスは静かに語り始める。 大幻術により外の世界から隔絶されたハイエルフの国「ハイリングス」。 その国での御伽噺のような幼少のみぎり。 大切な人のために禁忌を犯し、国を追われ、ネーア聖国へとたどりついた時の記憶。 そして王女カトレアのもと、聖騎士団長としてその剣を振るった日々の名残を……。 「どこまでも。いつまでもお供します。我が主」 これは、かつて空気モブだったE級勇者に寄り添う、ある姫騎士の追憶。
第三の迷宮皇ファレリアを救い出した“ぼっち”の高校生・遙。一件落着かと思いきや、その戦いの中で遙の身体は自己崩壊を起こし、今までの感覚では全く制御できない身体に変わっていた。さらには今まで身につけた全ての技術も崩れ去ってしまったようで!?教国を後にし、無事にオムイの街へと戻ってきた遙たち一行。遙は一度は壊れた新たな身体で戦うため、辺境の迷宮で修行をすることに…。周りの女子たちが心配する中、遙は再びチートに頼らず、チートを超えるため工夫を考え始める!最強ぼっちの異世界攻略譚、第13巻!!