作者 : 山本おさむ
あなたの大切な人の老後は大丈夫ですか? 「あなたの大切な人の老後は大丈夫ですか?」現代日本において、介護や後見人の問題など、親の、また自身の老後の事を考えるのは必須の課題です。例えば成年後見人制度。国が作った制度が人と人を引き裂いていくこともあります。本作は高齢化社会に潜む闇に斬り込んだクライムサスペンスです。 交通事故で脳出血になり、失語症になった主人公れむの養父・耕三。 父親の財産を狙う姉たちは後見人である弁護士吉村と結託し、耕三をヴィラサントスという老人ホームに拉致します。その老人ホームがかなり悪辣な経営をしており…!? 実力派作家・山本おさむ氏がたくさんの取材を元に、 精緻に物語を紡ぎ上げました。 ぜひご一読ください。 【編集担当からのおすすめ情報】 綿密な取材に基づいた山本漫画を ぜひご堪能ください。
愛犬と老人深い絆を描く感動の終活譚 刈田有三81歳。かつかつの年金で生きている。心の支えは一緒に住む 愛犬のもも。刈田はももといられさえすれば幸せなのだ。ある日検診で 余命一年と宣告された刈田。里親を探し出すために必死で動き出す 刈田の行く手を待つ運命は…・? 読んだ人みなが心を震わせた老人と愛犬の深い絆を描く感動の終活譚です。 【編集担当からのおすすめ情報】 人間の切実な思いを描いたら屈指の作家・山本おさむ氏入稿の 愛犬物語です。
リベラリストを続けざまに失う米国の狂気。 赤狩りで標的にされたドルトン・トランボは権力の統制と 正面から戦い、新作『スパルタカス』はついに公開される。 新大統領のケネディはこの映画を絶賛し、作品は大ヒット。 そして、ケネディ家に反感を持った何者かがケネディを暗殺する。 盟友・エドワード・ルイスにこの事件に関する脚本を 頼まれたトランボは資料を精査し始め、アメリカの持つ 深い闇に気づくが…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 膨大な下調べと確かな構成力に裏打ちされた 山本おさむ氏の超エンタテインメントをお楽しみください。
アメリカの真実がわかる衝撃作。 ”赤狩り”でFBIキビーが目の敵にしたドルトン・トランボは権力の統制と 正面から戦い、新作『スパルタカス』はついに公開される。 新大統領のケネディはこの作品を絶賛し、作品は大ヒット。 ”赤狩り”を台無しにされたキビーは次の標的をケネディと決めて 厳しく盗聴するが…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 山本氏の徹底した資料調べと緻密な構成に裏打ちされた 極上のエンターテインメントをお楽しみください。
俺たちの映画の行方は何処へ!? 二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。 ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を 共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した 主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。 ハリウッド・テンの中心的存在ドルトン・トランボは他人の名前で 脚本を書き、『ローマの休日』、『黒い牡牛』を脱稿。アカデミー賞を 獲得。カーク・ダグラスは新作『スパルタカス』の脚本をトランボに依頼する。 FBI・Aキビーは右派のコラムニスト・ヘッダホッパーと組んで トランボをこの作品の脚本から降ろそうと画策するが、作品は無事公開になる。 新大統領のケネディーが作品を絶賛したことを機に、『スパルタカス』は 大ヒットする。赤狩りを台無しにされたキビーの怒りの矛先は…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 山本おさむ氏の緻密な作品作りをご堪能ください。 また巻末の山本氏による作者註を読むと作品に対する感動の深みが増します。
映画作りを愛する者たちの権力との闘い。 二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。 ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を 共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した 主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。 ハリウッド・テンの中心的存在ドルトン・トランボは他人の名前で 脚本を書き、『ローマの休日』、『黒い牡牛』を脱稿。アカデミー賞を 獲得。カーク・ダグラスは新作『スパルタカス』の脚本をトランボに依頼する。 FBI・Aキビーは右派のコラムニスト・ヘッダホッパーと組んで トランボをこの作品の脚本から降ろそうと画策するが… 【編集担当からのおすすめ情報】 山本おさむ氏の緻密なドラマ作りを多くの媒体が絶賛しています。 山本ワールドをぜひ単行本でまとめて堪能ください。
権力の圧力に対する映画人の様々な生き方 かつてハリウッドで、貧しき者に味方し、 戦争に反対するだけで売国奴の汚名を 着せられた時代があった。戦い続けた者もいた。屈した者もいた。 彼らの物語が今の、この日本で、 劇画として読まれる意味はあまりに大きい!(町山智浩) 非米活動委員会がハリウッド・テンの次に狙うのは、 映画界を代表する巨匠エリア・カザンだった。 国からも組織から裏切られたエリア・カザン。 苦悩の果てに密告を選んだカザン。 彼のもとに様々な抗議が寄せられるが…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 ドルトン・トランボのように自身を貫く人間だけでなく、 エリア・カザンのように仲間を裏切らざるをえなかった人間も きっちり描写するのが本作の凄味です。 山本氏の著者註におけるエリア・カザンの心理分析も 実証主義的で大変面白いので、ぜひご一読ください。
名匠・カザンは赤狩りの時代をどう生きる? かつてハリウッドで、貧しき者に味方し、 戦争に反対するだけで売国奴の汚名を 着せられた時代があった。戦い続けた者もいた。屈した者もいた。 彼らの物語が今の、この日本で、 劇画として読まれる意味はあまりに大きい!(町山智浩氏) 二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。 ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を 共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した 主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。 次に狙うのは映画界を代表する巨匠エリア・カザンだった。 国からも組織から裏切られたカザンが選ぶ道とは? 【編集担当からのおすすめ情報】 山本おさむ氏の精緻なドラマを 是非ご堪能ください。
言論弾圧に抵抗する映画人たち 二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。 ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を 共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した 主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。 次に狙うのは映画界を代表する巨匠エリア・カザンだった。 かつてハリウッドで、貧しき者に味方し、 戦争に反対するだけで売国奴の汚名を 着せられた時代があった。戦い続けた者もいた。屈した者もいた。 彼らの物語が今の、この日本で、 劇画として読まれる意味はあまりに大きい!(町山智浩氏) 【編集担当からのおすすめ情報】 『どんぐりの家』、『そばもん』など、山本おさむ氏の作品は傑作揃いですが、 この『赤狩り』はなかでも、屈指の作品であると思います。 是非、ご一読ください。
非情な権力の弾圧と闘った映画人の生き方。 第二次大戦後、東西冷戦の深刻化を背景に米国で吹き荒れた赤狩りの嵐。米国政府はハリウッドの著名な映画人たちを共産主義者であると告発していく。そのうち召喚や証言を拒否して議会侮辱罪で 有罪判決を受けた主要な10人をハリウッド・テンと呼ぶ。 彼らは権力の弾圧といかに格闘したのか!? 「芸術における不服従とは何だろう。あなたが不服従なら、片方にあなたを 服従させようとする者がいる。しかし、あなたが勝利したらどうなる?」 「あなたが服従させる側になり、相手は不服従を貫こうとする。」 「権力と反権力もそう。」「反権力が勝利すれば、両者の立場が 入れ替わるだけだ。」「実際に歴史はそのように動いてきた。」 (本巻に収録の『チャーリー』より)。本書で描かれている映画人たちが受けた弾圧の歴史は我々日本人にとっても知るべき問題である。是非、本書を手にとって弾圧する側とされる側について、考えてみてください。 【編集担当からのおすすめ情報】 膨大な下調べを基に著者である山本おさむ氏の卓越した構成力で表現された、 映画人たちの闘う姿を堪能ください。 巻末に収録された山本氏の制作秘話も必見です。
言論弾圧に抵抗する映画人たちの闘い。 第二次大戦後。ソ連とアメリカ、二大大国の冷戦が始まった。 ソ連の力に強い脅威を感じた米国右派の政治家は世論の 喚起を狙って、共産党員および共産党シンパと見られる人々を 厳しく排除した。この赤狩りは娯楽の王である映画界を厳しく 標的にした。非米活動委員会で証言を拒否した10人に議会侮辱罪の 審議が開始される。映画界から追放されたこの10人の中心的存在・ ドルトン・トランボ。彼は自分の名をふせ、友人の名で『ローマの休日』の 脚本を執筆。そして、ついに映画の製作が始動するが…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 山本おさむ氏の練り込まれた構成と研ぎ澄まされた漫画表現で描かれる 権力の弾圧と闘った映画人の生き方。 存分にご堪能ください。
表現の自由を侵す権力と闘う映画人たち 第二次大戦後。ソ連とアメリカ、二大大国の冷戦が始まった。 ソ連の力に強い脅威を感じた米国右派の政治家は世論の 喚起を狙って、共産党員および共産党シンパと見られる人々を 厳しく排除した。この赤狩りの陣頭指揮を取るFBI長官・エドガー・フーヴァーは、 当時の娯楽の王であった映画界にいるアカを葬り去ることを 宣言した。非米活動委員会(HUAC)による聴聞会が始まる。 ハリウッドの映画人たちはこの権力の弾圧といかに闘うのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 権力の弾圧の中で映画人たちはどのように闘い どのような作品を残したのか? 著者・山本おさむ氏が長年温めていた入魂の作品です。 ぜひお買い求めください。
読むと無性に手繰りたくなる蕎麦マンガ。 矢代稜は名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された男。 自由にそばを打ちたいと店を構えず、車にそば打ち道具を積み、 東へ西へ放浪の日々。本巻は即席そば業界を丁寧に取材。 安藤百福が発明した即席麺の発展をたどりつつ、食品の安全性を 考えた「カップそばってどうよ」ほか、世界的画家ミレーの代表作・ 「種まく人」の種は蕎麦の種であったかを検証する「種をまく人」ほか 10編を収録。読むと無性に腹が減る本格蕎麦漫画です。 【編集担当からのおすすめ情報】 カップそば編を製作する上では何社かを丁寧に取材しました。 「そばもん」がカップそばを取り上げる事で作品の奥行きが広がったと 思います。是非御一読を。