作者 : 磯谷友紀
試行錯誤しながらも、無事にお茶事をやり遂げたいち日。一息つく中、体調不良から向かった病院で妊娠していると告げられる。喜びと不安とで戸惑ういち日だったが、家族が増える幸せを噛みしめていた。一方、臨月を迎える頌子のもとに毎日訪れるようになった栄。二人きりの時間を過ごすうち、栄と頌子、夫婦の距離もより近くなって…? 出会いと別れの春、それぞれが前を向き歩み始めるーー 愛情深まる第13巻!
明かされる、母と娘の物語 坂咲家は4きょうだい。そのうち上の三人はすべて東大に進学した「東大女子」。長女・世利子は、自分の人生を計画通りに進めたいとの思いから、精子バンクで子どもを授かる。ところが、その行動を決断する前に告白をしていた高校時代の教師・岸里から思いもよらぬ交際の申し込みをされる。揺れながらも、岸里とあらためて交際することを考え出した世利子。そんな時、マレーシアから急遽母が帰国。彼女の目的は終活で、遺産分与についての話し合いがしたいと突然きょうだいに切り出すが… 【編集担当からのおすすめ情報】 anan、UOMO、25ans yoi,telling, など、数々のメディアに取り上げられ話題沸騰中! 大注目作の第2巻です。
あなたが隣にいてくれるから 大丈夫ーーーー。 紆余曲折を経て、無事開店を迎えた桑乃木二号店。順調に客足は伸びるが、栄の部下が資金を持ち逃げしたうえ、狙ったように近所に有名店「吉雪」の支店が開店してしまう。 普段は飄々としている栄も動揺する中、周はある人物の暗躍に勘付く。 一方でいち日は、以前コンテストの繋がりで「吉雪」と競う選考会に挑戦することになるが、身体の変調を感じてーー? 吹き荒れる向かい風の中でも二人の絆を感じるーーー 激動の第12巻!
東大に行ったら、幸せになれるの…? 東大女子の3人の姉を持つ一理は、自身の東大合格発表の日、長女の世利子の異変に気が付いて!? エリート会社員の長女・ドラマプロデューサーの次女 現役大学生の三女・東大受験中の末っ子長男から成る4きょうだいの物語。 「ながたんと青と」の磯谷友紀、ゲッサン初連載! 【編集担当からのおすすめ情報】 努力した女性にしか見えない景色があります。 すべての頑張った/頑張っている女性に読んでいただきたい作品です。
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。 「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。 二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていくーー。 ー5巻のあらすじー 新しい家族・みちやを迎え、家族の絆が少しずつ深めていたいち日たち。 しかし帰省した周を追って大阪に出向いたいち日は、結婚前に周が言っていた「好きな人」が、周の兄・縁の妻、鈴音であることを知る。 大阪で父から「桑乃木」を立て直すための期限は一年だと釘を刺された周。お土産用のマドレーヌ販売など、経営再建に向けての努力を続けつつ、いち日へ向かいつつある自分の想いに気づく。 夫婦で酒を傾けたバレンタインの夜に、結婚して初めて、ついに一夜を共にした二人。 このまま夫婦の距離は縮まりそうに思えたが……。 さらに、駆け落ちで桑乃木を出ていったいち日の妹、ふた葉から便りが来て……! 物語が大きく動き出す第5巻!
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。 「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。 二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていくーー。 ー4巻のあらすじー 伯母が勝手に決めた養子縁組。突然連れてきた男の子・みちやをいち日と周は家族として受け入れる。 家族の絆が少しずつ深まる中、年の瀬になって周が突然、大阪の実家に呼び戻されてしまった。 「すぐ戻る」とは言っていたが、なかなか戻らない夫を迎えに、山口の家を訪ねたいち日。「桑乃木」を潰したくて仕方ない周の兄・縁に、酷いことを言われるが、そこで周が…! さらに、周のある「秘密」を知ってしまったいち日は…。 夫婦の距離がぐっと縮まる必見の第4巻!
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。 「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。 二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていくーー。 ー3巻のあらすじー 料理長・戸川が他の店に移るために辞めてしまい、料理人を失った桑乃木。周に促され、また、恩人であるホテルのシェフ・田嶋にも背中を押され、いち日は桑乃木の料理長になることを決心した。 しかし客足は遠のき、「新生・桑乃木」の滑り出しは順調とは程遠いものだった。 初仕事となる、常連の家での出張料理では、戸川の料理を期待していた客を満足させることができず、実力不足に落ち込むいち日。 そんな中で、いち日と周の二人が立てた、起死回生の計画とはーー?
外国人客をもてなすことを嫌がった料理長が突然辞めてしまい、すべての料理人を失った「桑乃木」。しかし40人を迎える宴席の日が迫る。新聞取材も入っていて、もう断れない。いち日一人で多くのお客さんを捌き切ることができるのか…。一方、周の実家は相変わらず桑乃木を乗っ取る気満々で、その機会を虎視眈々と狙っていて…。昭和26年、京都の老舗料亭を舞台に繰り広げられる、年の差夫婦の美味なる恋物語、待望の第2巻!