映画むすび | 制作・出演 : マキノ雅弘

村上元三原作の『次郎長三国志』からのエピソードを中村錦之助主演で映像化した、マキノ雅弘監督による娯楽映画。次郎長の命で金比羅の代参に出かけた森の石松が、道中知り合った夕顔という女に一生一度の恋をするのだが……。

中村錦之助が、名匠・マキノ雅弘とコンビを組んで大親分・清水次郎長役に初挑戦した娯楽時代劇。清水港の危機を知って立ち上がったやくざの長五郎。名を次郎長と改めて、東海道を股にかけた大立ち回りを披露する。

伊藤一が網走刑務所での体験をもとに執筆した小説を、高倉健主演で映画化したアクション・シリーズ。男気あふれる一匹狼的主人公が、怒りゆえに無謀とも言える殴り込みをかけるさまをクールに描き出す。

巨匠・マキノ雅弘監督が鶴田浩二を主演に迎えて撮り上げた“次郎長映画”の第1部。2年ぶりに清水に戻った次郎長。子分ができては、騒動に巻き込まれて、を繰り返しながら、なんとか一家を作り上げていく。

監督に巨匠・マキノ雅弘、主演に銀幕スター・鶴田浩二という黄金コンビによる股旅映画『次郎長三国志』のシリーズ第3作。看板を揚げた次郎長が親分衆の仲間入りを果たす。だが一家隆盛に水を差す輩が現れて……。

壇ノ浦の戦いに敗れた一族の中に、名絃・山彦と生死をともにしてきた少女・お品がいた。大老が山彦を奪い、一族3名を殺してしまう。若武者・小源太とお品は恋に落ち、互いの復讐に燃えるが……。剣と恋が渦巻く時代劇ロマン。

同名戯曲を黒澤明が脚色、マキノ雅弘が映像化した芸道ドラマ。大正時代、新国劇を創立した沢田正二郎は、殺陣師・段平にリアルな殺陣の創作を依頼する。無学の段平はリアリズム精神が理解できず、苦しむことに……。

大友柳太朗演じる明朗熱血の青年浪人が活躍する痛快娯楽時代劇。祈祷所建立を巡って、旗本があくどいことを企み、長屋の住民たちの生活が犠牲に。そこで寺子屋を開く浪人・剣持三四郎が立ち上がり……。