2006年7月28日発売
孤高のハードボイルド作家・大藪春彦の原作に基づく映画作品の数々をボックス化。一匹狼殺人者の完全犯罪を描く『野獣死すべし』を筆頭に、『拳銃よさらば』『野獣都市』『野獣死すべし 復讐のメカニック』の4作品を同梱する。
大藪春彦の処女小説を、当時26歳の仲代達矢主演で映画化した衝撃のハードボイルド。強靭な体と射撃術、冷徹無比な頭脳を持つ大学院生・伊達邦彦が完全犯罪の妄想を抱き、自分の夢のために次々と殺人を犯していく姿を描く。
弱冠28歳だった須川栄三監督が『野獣死すべし』に続き、大藪春彦の原作を映像化したガン・アクション。主人公は、心の支えであった兄を殺されてしまった若者・恭介。彼は遺品であるワルサーP38を片手に、復讐を始める。
戦争中に麻薬に手を染めて成功した企業家と、そんな彼に銃の腕を買われた大学生。父子にも似た絆で結ばれていく彼らが、企業暴力の渦巻く中で殺人を犯す。大藪春彦のハードボイルド小説を、黒沢年男、三國連太郎の共演により映画化。
大藪春彦の処女作を映画化した1959年版『野獣死すべし』の続編。鍛え上げられた肉体、天才的な頭脳と射撃の腕を持つ若者・伊達邦彦。12年前に父を死に追いやった男たちへ復讐を決意した彼が、冷酷な殺人を繰り広げていく。
「予科練」土浦少年航空隊の全貌に迫った戦争映画。3人の遺児を育てる村松はるは、家が予科練の倶楽部に指定され、少年兵たちを世話している。やがて体の弱い息子の克郎も飛行生に憧れるようになり、彼の鍛練が始まる。
円谷英二特技監督による零戦シーンが見逃せない、1940年代の戦争映画。雷撃の神様と呼ばれていた三上、村上、川上の3人は同期の桜で、同じ基地に待機することに。ようやく飛行機が補充され、ついに命がけの出撃を果たす。
数多くのミリオンセラーを生んだスーパースター“ピンクレディー”の初主演映画。製作、監督、脚本を担当する男たちが、ピンク・レディーを主演にしたそれぞれの映画の企画案を披露するという物語をオムニバス形式で描く。
2005年アカデミー賞で作品賞、脚本賞、編集賞の3部門受賞をした感涙のヒューマンドラマ! 『ミリオンダラー・ベイビー』の製作・脚本を担当したポール・ハギスの初監督作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、様々な人種や階層の人々の怒りや哀しみ、憎しみ、喜びなどを多彩な登場人物たちによって描く。