制作・出演 : アイアン・メイデン
鋼鉄の処女鋼鉄の処女
古くはレッド・ツェッペリン、ディープ・パープルなどイギリスからは数多くのヘヴィ・メタ・グループが誕生してきた。しかし、ニュー・ウェイヴやパンクが全盛を誇っていた79年はヘヴィ・メタル・グループにとって、必ずしも良い時期とはいえなかった。そんな中でアイアン・メイデンはライヴ・ハウスでの演奏を重ねてゆき、ジワジワとファンを獲得していった。それはレコード会社の注目を集めることになり、各社争奪の結果、EMIと契約をかわした。80年、シングル「ランニング・フリー」、アルバム「鋼鉄の処女」で華々しくデビューを飾り、そのパワフルでダイナミックなサウンド、壮絶なヴォーカルで一躍ビッグ・グループにのし上がった。デビューから世界制覇までの長い道のりが窺える。